2018.8.10｜ドル円・ユーロドル相場解説

日米新貿易協議（FFR）やトルコリラの急落などの懸念材料をきっかけしてクロス円の円買いが起こり、ドル高も進んでいます。

特に気になっているのは心理的なサポートとして機能していたユーロドルの1.15を下に割ってきたことで、大幅な下落が始まる可能性もあります。

またトルコリラの下落も進んでいて、対円では史上最安値17円をつけています。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とユーロドルを見ていきます。

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【FX】2018.8.10　ドル円、ユーロドル相場解説動画

ドル円のチャート分析

週足チャートから

週足ではレンジ継続中の相場となっています。

現在111円付近で推移していますが、上は112円がレジスタンス、下は110円中盤から後半あたりがサポートになっていてどちらか抜けてくるとトレンドが出てくるのではないかと見ています。

ファンダメンタル的にも動きづらい状況が続いているので、この上下のサポレジを抜けるような動きはまだないかもしれません。

抜けてきたら上は114円台中盤、下は108円辺りがターゲットになると見ています。

日足チャートではトレンドラインがサポート

日足では、トレンドラインがサポートになって下落を止めています。

ライン自体は下に抜けていますが、主要な安値を抜けていないのでまだレンジが続く可能性があります。

現状では上昇する可能性もあるので、112円台前半の高値を越えれば買いも考えていきたいです。

今の段階ではトレンドラインに貼りついているのでどちらかと言えば下落方向を検討して見ています。

4時間足チャートでは下に抜けたらレンジ待ち

4時間足では、チャネルに沿って下落しています。

前回安値付近まで落ちているので上に越えてもあまり強い上昇はないのではと見ています。

基本日足でのレンジが続くイメージで、レンジが続けば下落方向にいつか放たれるのではと想定していますので、そこではエントリーを考えたいと思います。

レンジがそれなりに続いたらレンジブレイクでエントリーでもいいですが、もしこのまま下に抜けるようなら抜けてからレンジを待ってエントリーするか、戻りを待ってエントリーがいいかと思います。

下に抜けたら108円台を目標に検討しています。

ユーロドルのチャート分析

週足チャートでは下落の可能性

週足では、これまでサポートとして強く機能していた1.15のラインを下に割ってきました。

これによって買い手が売り手に回りだすので、大きな下落の可能性が出てきます。

次の下落目標としては1.11台を見ています。

このまま上昇に向かったりせず、下落が続くようなら1.11台までは下がるのではと思われます。

日足チャートでは戻り待ち

日足では、現在下に抜けている相場ですが、このまま下がっていってしまうようであれば手が出せません。

なので戻りを待ってエントリーをしたいと見ていますので、上昇があってから下げる流れが出来たら売り検討していきたいと思います。

もし強く上昇して1.15辺りがレジスタンスにならずにあっさり上に越えていくようであれば今回の下落がダマシになって上がっていく可能性が出てくるので、それは注意しておきたいです。

そうなるとドル安の流れが一気にできていく可能性があるので、それはそれでユーロドルは買い検討で見ていきたいです。

ここはポジションを持っていたら執着せずに反対の動きが出たらあっさり損切りしていきたいです。

4時間足チャートでは形を待ちたい

4時間足では、日足で書いたように戻りが出来てきたら下落の形が出たらパターンを待って仕掛けていきたいです。

それが出来るとストップ小さいエントリーが出来るし、ここからの下落幅も大きく見込めるのでチャンスになるのではと見ています。

ドル円が下げないので、ユーロ円が下がればユーロドルが下落していく可能性がありますので、ドル円、ユーロ円も合わせてチェックしていきたいです。

基本売り待ちですが、強い上昇には気を付けておきたいです。

今日の心しておきたいこと

自分のトレードにどれだけ真剣に考えているかが分かれ目です。

真剣に考えていたら足りないところというのが見えてくるので、それを補っていけばいいとなります。

よくあるのが、これはどうしたらいいですか？というような質問の仕方が多いですが、こういう質問の仕方は成長しません。

なぜなら自分で考えてない場合が多いからですね。

自分で考えてないということは人に与えられた回答の純度が低くなってしまいます。

要は自分事ではないということですね。

それでは何度回答を得ても行動に移らないし、応用が利かないので成長できません。

まとめ

ドル円はレンジ継続の可能性。

ユーロドルは大幅下落の可能性。