トルコリラの急落からの反発でいったんリスク回避の円買い等の流れが落ち着いて、ドル買い、円売りの動きがみられます。
恐怖指数と言われるVIX指数は相場全体のリスクが高まると上昇しやすいですが、トルコリラの暴落場面でも落ち着いており、そこまで全世界的に波及する流れにはなっていないと見られます。
今後の政策次第でどうなるかわかりませんが、いったんのトレンドが終わり本来のトレンドに向かっての値動きが出だすかもしれません。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とドルトルコリラを見ていきます。
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目次
【FX】2018.8.15 ドル円、トルコリラ相場解説動画
- ドル円は方向を見極めたい。
- トルコリラ反転の可能性もある。
ドル円のチャート分析
週足チャートから
週足では、現状まだ上昇するのか下落するのかわかりません。
下落方向の流れが出るのかなと見ていましたが、もしかしたらトルコ情勢が落ち着いてドル買いが進む可能性もあるので、上昇方向も検討しておきたいと思います。
上昇すれば114円台中盤、下落すれば108円辺りまでの下落を想定しておきたいと見ています。
日足チャートでは現状下落の可能性
日足では、トレンドラインを下にブレイクしてから戻っているという状況です。
今の段階ではまだ下落の可能性と見ていてトレンドラインがレジスタンスとなって下がる可能性もあるので売り目線では見ています。
ただ戻り方も結構強いのでもしかしたら上昇の可能性もあるかもという状況です。
テクニカル的には112円前半の高値を越えるとトレンドが上昇に向く可能性が出てくるので、そこを越えたら売りはいったん消滅で、買い方向も検討したいと思います。
4時間足チャートでは売り待ち
4時間足では、日足で見ている通りテクニカル的には現状下落方向で見ています。
なので売り待ちということで、何かしら売れる状況が整ってきたら売りを検討したいと見ています。
他のクロス円が結構強く落ちて戻っているところなので、まだドル円の売は早いかもしれませんが、いいパターンが出れば検討はしたいと見ています。
ただ、ここは焦らず見ていきたいと思います。
ドルトルコリラのチャート分析
月足チャートでは下落の可能性も
月足では、これまでもずっと上昇を続けてきたこのチャートですが、今月の暴騰とMAとの乖離から見てもいったん反転があってもおかしくない状況です。
世間的にもニュースになっていますし、ツイッターを見ていても資金を飛ばしたという方を多く見かけるので、そろそろ反転あるかもしれないと数日前から見ています。
ただファンダメンタル的にはまだトルコリラの下落が続いてもおかしくないので、トルコ大統領の発言による政策金利の変更や、その他のファンダメンタルは相場の流れを変える可能性があるので注意しておきたいです。
日足チャートでも反転を検討
日足では、日足で見てもトルコリラの暴落が目に見えます。
月足と同じようにMAとの乖離も大きいので反転の可能性は考えておきたいです。
ただ反転しても大きく反転するかどうかはわからず、また落ち着いたらトルコの下落相場が始まる可能性もあるので、思い込みなどでトレードをしないよう気を付けておきたいです。
少なくとも資金を必要以上に飛ばさないよう損切りは設定しておきたいですね。
4時間足チャートでもレンジや戻り待ち
4時間足では、この辺りでレンジが出来るのを待ちたいと見ています。
個人的にはレンジがトレードしやすいのでそうなってくれたらという想定ではありますが、レンジが出来て下にブレイクしたら下落相場になる可能性があります。
ただ上昇の力が強いので、もう一度高値を目指す可能性は十分考えられます。
ちょっと高値を越えてから反転下落という可能性もあるので、それも想定しておきたいです。
とにかく売れる形になれば売りを検討していきたいですね。
そうならなければ待つしかありません。
今日の心しておきたいこと
トルコリラで資金を飛ばしたというのをよく見かけますが、トレードではなくても投資もそうですが想定外のリスクはつきものです。
絶対にこの範疇で収まるというのは基本ないので、レバレッジをかけて損切り設定せずにポジションを持つ、資金が無くなったら追加投入して凌ぐ
などのやり方はご法度です。
例え今回資金を飛ばさずに復活できたとしても、いつか必ず資金を飛ばします。
そうなると退場するしかなく、投資が出来なくなるので資金管理がトレード技術より大事というのはそういうことですね。
こういうのは必ずまたやってきます。
なので、借金背負ってなければ良かったと思い、次どうすればいいか考えて取り組みましょう。
ほとんどの勝っている人はこういう負け方を経験していますから。
まとめ
ドル円は基本下落の可能性だが、どちらも考えておきたい。
- 戻っているがトレンドラインがレジスタンスになって108円台まで下落の可能性、112円台前半の高値を越えれば上昇の可能性。
ドルトルコリラはいったん下落の可能性。
- かなりの勢いでトレンドが続いたのでいったん反転する可能性は検討しておきたい。
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