2018.8.16｜ドル円・ユーロ円・ビットコイン・リップル相場解説

新興国の貿易関連のリスクをきっかけにドル売り、円買いの動きが出た後、アメリカと中国が8月末に貿易交渉するとの報道があり、少し上昇しました。

まだ現段階でドル円は、はっきりとした方向感がなく、トルコ含めての新興国市場への貿易関連摩擦が米中貿易交渉によって解消されるのかが期待されます。

まだレンジが続く可能性があるので、いったんは巻き返しの動きが出るかもしれません。

それでは本日の相場解説です。
本日はユーロ円とリップルを見ていきます。
※ドル円とビットコインは動画をご参考にしてください。

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【FX】2018.8.16　ドル円、ユーロ円相場解説動画

【暗号通貨】2018.8.16　ビットコイン、リップル相場解説動画

ユーロ円のチャート分析

週足チャートから

週足では、前回安値付近で下落が止まっています。

急落もしているのでいったんこの辺りでは下落が止まって戻してから下落が再度始まるのか、レンジになるか、上昇の可能性もないとは言えません。

もう一段下げれば120円辺りが目標になるかもしれません。

基本的には売り目線ですが、時間足を落としてパターンを待ちたいと思います。

4時間足では下げ止まりからの反発の可能性

4時間足では、安値に対して再度安値更新をしましたが、ヒゲしか抜けておらず戻っています。

こういうパターンが出ていてサポートもあると上昇方向に戻ることが多いので、基本的に短期買い目線で見ています。

今のところはまだちょっと戻ったくらいで底値圏でレンジを作っていると見れる状況なので、再度下を目指す可能性もないとは言えません。

ただ状況的に安値更新してもそんなに落ちていくのはないと見ていて、やはり上昇への戻りを検討しておきたいところです。

なので買い待ちで見たい相場です。

1時間足では買いのパターン待ち

1時間足では、週足ではサポート確認、4時間足では反転の形状確認が出来ているので1時間足で買える形がでればトレードをしていきたいところです。

今のところ特にパターンは出ていないので様子見ですが、画像で書いたようなレンジを形成すればそのレンジブレイクで買いエントリーを検討したいと思います。

短期と言ってもそれなりの上昇は期待できるのではと想定していて、最低127円中盤から後半を見ているので狙っていきたいと思います。

リップルのチャート分析

週足チャートでは下落の可能性

週足では0.4ドル辺りのサポートを下に抜けているので基本下落の流れで見ています。

相関性の高いビットコインがまだ下に抜けていないので、この辺でウロウロする可能性もありますが、ビットコインが下落側に抜けてくるとリップルもさらに下落があるかもしれません。

当初0.2ドルをターゲットと見ていましたが、まだ落ちるかもしれません。

日足では戻り待ち

日足では、サポートを下に抜けて陰線が続いている状態です。

いったんこの辺から戻る可能性を考えていて、戻ってくればサポートになっているところが今度はレジスタンスになって下落していく可能性を考えています。

イメージとしては画像で書いた通りの感じです。

このような感じになって下落に転じれば売りのエントリータイミングを図っていきたいところです。

4時間足チャートでは短期買いの可能性

4時間足では、日足でサポレジ辺りまでいったん戻る可能性を考えているので、いい形状が出れば買いを考えられたらと見ています。

今の段階でもしかしたら逆ヘッドアンドショルダーを形成してくるかもと見ていて、それが完成したら短期で買いでエントリーをしていきたいと思います。

直近ではこれが形状できるのが近そうですが、逆張り的なトレードになるので、いい形が出来なければ見送りでも構いません。

基本は大きな時間足に沿っての売りを見ておきたいと思います。

今日の心しておきたいこと

トレーダーは未来を見ようとする必要はなくて、今までの傾向から次にどうなりそうか？と予測してトレードをします。

未来が見えるならもちろんいいですが、不可能なので勝っているトレーダーはこれまでの傾向と現状の状態から予測するという流れです。

例えばチャートパターンが出たらこうなる可能性が高い、などの可能性の高いポイントに絞ってトレードをするので勝てます。

よくわからないところでトレードをするのは難しいので基本見送りますが、そういうところでトレードをすると勝てないのでいかに自分の勝てるところに絞るか、が誰しもが勝てる一番の要素です。

まとめ

ユーロ円は短期上昇の可能性。

リップルも短期上昇の可能性。