AIがトレーダーを狩りつくす日?

ささっちこと笹田です。

まずは1点ご報告を。

緊急事態宣言が解除されてから「鉄壁FX」がすごい勢いで売れているようで・・・・

まさかまさかの3万部突破です!

ありがとうございます!

正確には31,000部との事で、これは「FX」というジャンルではかなりのヒットに入るようでして、出版社の方もそれはそれは驚いておられます。笑

恐らくですが・・・

FXって派手な部分ばかりにスポットが当てられてきた傾向にあるので、鉄壁FXのような「堅いトレード」に着目した本が無かった事が理由なのかな~と思ったりしてます。

何にせよ、ついこの間まではまさか僕が「3万部の著者」になるだなんて1ミリも思っていなかったので、素直にビックリしている次第です。

著書に限らずTwitterのフォロワーは3万人を超え、YouTubeのチャンネル登録者数も4万人を超え、何だかおかしな事態になってきています。^^;

Twitter

YouTube

それに加えて・・・

実はあの「投資の祭典」からお声掛け頂きまして、登壇することが決定しています。

こちらはまた時期を見て報告しますが、それ以外にも大手さん数社からオファーを頂いてまして、何かしらの動きが出てきそうな雰囲気。

これも全て皆さんのおかげです。

本当にありがとうございます。m(_ _)m

恩返しがてら「新たなトレードルール」を模索しているところですが、せっかくなので「攻めた運用前提」で考えています。

まぁ元ネタはヒロさんのルールなので僕のオリジナルとかでは全然無いのですが、そこはまぁ「協業」って事にしてください。笑

一通りの過去検証も終えて、今月から「テスト運用」を開始してます。実践検証ですね。

資金は100万円だけの小資金ですが、テスト運用はデモよりも「小資金でもリアル派」なので、これで検証していければと思います。^^

一応いまのところはこんな感じ。

はい。攻め攻めですね~。笑

だけど小資金を大きく増やそうと思ったなら、ぶっちゃけ攻めるしか方法はないと思うので、久しぶりに初心に返って攻めてみてる状況。

案外楽しんでます。笑

どこかでルールの公開もしようかと考えてるのと、今後もちょいちょい進捗報告なんかもしていく予定です。

あたたかく見守ってください。
そして飛ばしたら笑ってやってください。笑

あ、そうそう。
それで本題なんですが・・・

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目次

AIがトレーダーを狩りつくす日は来るのか?

これは度々議論にあがる話題ですし、実際すでにAIの導入が始まってるという話も耳にします。

なんとなーくではありますが、微妙に値動きが今までと違うような気がしないでもない・・・

これがAIによる影響なのかどうかはハッキリしませんが、今後AIが増えていく事はほぼ間違いないと思います。

そんな背景を踏まえて、個人トレーダーはAIに勝てない!みたいな議論を度々耳にします。

その点について僕は賛成でも反対でもなく、基本的には「そんなもん分からん!」ってスタンスなのですが、最近どうにもこうにも「AI絶対信者」みたいな人が多くてですね・・・

少しだけこの話題に触れてみようかなと。

AIとは何なのか?

まず、AI信者の方が大きな勘違いをされている点として「AI=人間を超える知能」という解釈をしている点が挙げられます。

勘違いと言うか何と言うか、今のAIってそういう次元以前の状態だと言う点を、まずは理解しておくべきかな~と。

現状、AIと言うのは大きく2つに二分されるのですが、1つはビッグデータを使った処理を行うもので、もう1つはディープラーニングを使ったものになります。

ビッグデータを簡単に言うならAmazonのレコメンド機能。

「この商品を買った人はこんな商品も購入しています」ってやつですね。

あれです。
あれがAIです。
それも世界トップレベルの。

要は膨大なデータを分析してカテゴライズして最適化する処理を高速で行う事ですね。

はい。
「思考」とかしないです。

次にディープラーニングですが、これは繰り返し学習させて記憶させるもので、パターン認識などもこれに分類されます。

こちらの代表例が「将棋マシーン」とかですね。

このディープラーニングですが、確か(うろ覚えです)「消去法」にて学習するものだったと記憶してまして、要は「人差し指を1本立てた状態を”1”」という認識をさせる為に行う事は、手を広げて「これは1”ではない”」とし、次に四本指で「これも1”ではない”」として、三本も二本も「これらも1”ではない”」というのを何回も何十回も何百回も何千回も繰り返して「どれが1か?」を認識できるようにする。

みたいな話だったと記憶してます。

つまり・・・途方もない学習期間が必要で、こういった学習の効率は圧倒的に人間の脳の方が今はまだまだ優秀な状態にあります。

AIには曖昧なことはわからないんです

更にファジー論理と言われる「あいまいな部分」がコンピューターはメチャクチャ苦手領域です。

言ってしまえば「はい、いいえ」「0か1」なのがコンピューターで、人間は「あいまいな認識」を持っている上にそれを共有できる生き物です。

例えば、トレードで言うならば「100円”くらい”で買う」という一言で、多くの人が「何となく認識を共有できる」のが人間です。

ですが具体的な話として「100円”くらい”」という「くらい」は、いくらを指すのでしょうか?

100.01?
100.02?
100.03?
100.50とか??
もしかすると101.00も入る??

そう。あいまいなんです。

この曖昧さを理解する事がコンピューターはメチャクチャ苦手なわけですね。

そしてこの「あいまいさ」は人間社会のいたるところに存在します。

今日の天気は?→くもり時々晴れで気温は少し暖かいくらい
今の仕事好き?→うーん。結構気に入ってるよ
あの映画面白かった?→そこそこ良かったんじゃないかな

本当にあいまいな事だらけ。

もっと言うなら、例えば「リンゴ」って果物ありますよね?
そのリンゴって、重さも形も色も味も何もかもが「全く一緒ではない」わけです。

曖昧なんですよ。
リンゴって表現で統一して皆が共通認識のようにイメージしているその「リンゴ」ってものが。

スケッチブックにリンゴの絵を書いてあなたに見せて「これは何?」と聞いたら、大半の人は「リンゴ」と答えると思いますが、コンピューターに同じ質問をすると「スケッチブック」と回答されます。

そこで「これ”も”リンゴなんだよ」とディープラーニングで何千何万回と繰り返し学習させてやっと覚えさせたとします。

なので今度はスケッチブックにミカンの絵を書いて「これは何?」と聞いたら、また「スケッチブック」と答えちゃう。リンゴじゃないもんね。

これが今のAIのレベルなんです。

ただし、この反復学習の速度はパソコン本体の性能が上がれば速度アップしていくので、いずれとてつもない速度で学習できるようにはなるでしょう。

しかし、それはどこまで言っても「記憶」という学習がベースであり、そこに「思考」というものは存在しません。

あくまで記憶というデータベースから「パターン認識」しているに過ぎないのです。

そこから先については専門家の間でも意見が割れているので僕ごときは何とも言えませんが、少なくとも「いま分かっていること」というのはこの程度なんですね。

つまり、人間のように意思を持って判断して決断するなんてのは夢のまた夢の状況ですから、AIトレードなんてせいぜいビッグデータ解析くらいなのが実情です。

更に言うなら、仮にAIトレードが一般化したとすると、そのAIが分析しているデータと言うのは、また別のAIがトレードした結果のデータなわけです。

場合によっては同じAIがトレードしたデータも入りますよね。

意味分かりますか?

いくらベスト解をAIに見つけさせたところで、多くの他のAIも同じくベスト解を探しにいくので「全AIが全く同じ動き」を行うか、データそのものに価値がなくなるかのどちらかです。

つまりは「意味をなさない」という結論になります。

まとめ

そんなAIトレードに人間であるトレーダーが「狩りつくされる」なんて事はなかなか想像できません。

AI同士で潰し合う方がよっぽど想像できる未来です。

結局はAI同士で潰し合いをしている結果、そのAIさえも「裁定取引」に組み込まれていくというのが現実的な話なのかな~っと。

そうなると「狩られる」のではなく「相場が変わった」というだけの話で、こんなのは過去に何度も相場は変わってきてますから「結局いつものこと」という範疇でしかないんじゃないかな~っと。

そんな事を思ってしまう次第です。

あれこれと「それっぽいこと」を並べてしまいましたが、結局僕は「分からん!笑」というスタンスの人間です。

別に否定したい訳じゃないです。

ただ、トレーダーなんてAIが一般化されたら食っていけねーよ!という論調には「それもそれで違うのでは?」と言いたいだけです。

専門家でもない人が「未来を決めつける」のはどうかと思うので、そういう決めつけをせずに、FXや相場、トレードってものに向き合ってほしいな~と思っています。

これが言いたくて長々と記事を書いてきましたが、結論「未来は誰にも分からない」って事です。笑

そして歴史上、特定の何かが「永久に覇権を握ることはない」という事実もあるので、よく分からないAIという存在にびくびくして、いま目の前に落ちている「勝てるチャンス」を逃す理由にはならないんじゃないかな~と。

そう思っている次第です。

そんなわけで今日はこれで以上です。

また記事も更新していきますね。^^

最後に、この記事が有益だと感じたら、
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2 件のコメント

  • こんにちわ。過去検証や環境認識で彷徨っておりましたが、笹田様のスナイプトレードに全てがある事を昨夜、知りました。これから、検証を積んで、身につけたいと考え、準備です。 エクセルのトレード記録は、資金管理に基づいて、固定%のため、ロットコントロールとなり、この計算ソフトも素晴らしいと重宝しております。ありがとうございます。 笹田様の受験の時期から、FXトレーダーに至るお話は、非常に面白い、小説のようで、一気に読んでしまいました。 今後は、AIですか。最近は量子コンピュータが市販されている時代であり、特に経路問題が得意だとか。従来は0、1でしたが、今や、0〜1の時代です。これが相場に投入されるとどういう影響があるのか、素人の私にはわかりません。笹田様が最近相場が少し変質しているとお感じなのは、量子コンピュータのせいかも知れません。量子コンピュータだけになったら、余剰な資金がなくなり、金融市場として成り立たなくなるようにも思えます。 長くなりました。すみません。 これからも宜しくお願いします。

  • エアイの話は何となく

    夏得です。でも将来展望にはどんなAIが出現するかわかりません?そのときはすでに時代も変わっ手いることでしよう、先ののとは四季に回していまを頑張りたいです。

  • 安藤健志 へ返信する コメントをキャンセル

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