トレードをするときにどの方向へトレードをしたらいいのか迷う方も多いと思います。
日足ではアップトレンドなのに、4時間足ではレンジ、1時間足ではダウントレンドなどのように、
それぞれの時間足で全然違う方向に向いていることがあります。
そんな時にマルチタイムフレーム分析の考え方が有効です。
ここではその考え方や見方について触れていきます。
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目次
勝率・利益率を高めるマルチタイムフレーム分析のコツ
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マルチタイムフレーム分析について
マルチタイムフレーム分析とは何か?
トレードをする時にそれぞれ異なった時間足のトレンドが発生していて、
どうトレードをしたらいいのか??
初心者から脱したくらいの時に悩む方が多いです。
それを総合的に判断してどっちに向かってトレードをしていくのか、
どこでエントリーをしていくのかを探るのがマルチタイムフレーム分析です。
トレードでは必須の分析方法で、
勝っている裁量トレーダーの99%はこれを行っていると考えていいです。
マルチタイムフレーム分析のポイントとしては、長期、中期、短期の時間足があって、
長期の時間足に中期と短期が向いたらトレードをするというものです。
ざっくり書くと、
長期の時間足で大きなトレンドを判断して、中期が長期と同じ方向を向き、その後に短期も同じ方向に向いてルールが整ったらトレードをします。
長期と中期で方向を決定させて、短期で最終的なエントリー判断を下すという流れです。
何のためにマルチタイムフレーム分析を使うのか?
トレンドの方向が間違っていなければ長期足でトレードまでやってしまっていいのではないか?
という疑問もあります。
当然ですが、中期、短期を含めなければ迷うことなく、わかりやすくトレードをすることもできます。
ではなぜマルチタイムフレーム分析を行うのかですが、
損小利大のトレードを行うため、また状況次第で勝率も高めるためです。
長期足でトレードをするとわかりやすいというメリットはありますが、
デメリットとしてどうしてもストップ幅が大きくなります。
時間足が大きい分、エントリー条件が整う段階になるとそれなりに相場が動いているので、
重要な高値安値にストップを置こうとするとかなりのストップ幅になることがほとんどです。
そこでポジションを多く持つと損切りされた場合の損失額も大きくなるので、
あまりポジション量を持てません。
もっと小さい時間足でトレードが出来たら損小利大のトレードが出来るのに・・・
というところから生まれたのがマルチタイムフレーム分析です。
大きな流れに沿って小さい時間足の損切り幅でトレードが出来るので、
損小利大のトレードになりやすいということです。
またトレンドの初動を掴むことが出来るので、
大きい時間足で条件が整ってエントリーするより有利な位置でトレードが出来るため、
損失になりづらいという利点もあります。
以上のような理由からマルチタイムフレーム分析はぜひ利用したい分析手法です。
マルチタイムフレーム分析の時間足の使い方
トレードのスタイルにはスイングトレード、デイトレード、スキャルピングなどがあります。
それぞれ使う時間足が違ってきますが、
スイングトレード・・・月足、日足、4時間足
デイトレード・・・日足、1時間足、15分足
スキャルピング・・・30分足、5分足、1分足
という感じではないかと思います。
大体なので人によってこれも異なってきますし、
それぞれ3つの時間足を挙げていますが例えばスイングトレードであると週足も見ると思います。
僕はデイトレードがメインになりますが、月足、週足も確認します。
基本は上記で書いた辺りの時間足をベースにしますが、
その周辺の時間足も確認してより正しく方向性を見れるように確認しています。
マルチタイムフレーム分析を使ったトレードの流れ
チャート分析からトレードまでの手順
チャート分析をする流れとしてはまず長期足を見て、長期足のトレンドに従ってトレードを考えます。
トレンドはダウ理論をベースにここでは書いていきます。
※ダウ理論についてはこちらをご参考にしてください。
1、まずは長期足のトレンド確認
上記は日足チャートです。
例えば画像のようにダウ理論でアップトレンドが確認できれば基本的に買いでトレードを考えていきます。
次に中期足が同じ方向に向くのを待ちます。
2、中期足が長期足と同じ方向に向くのを待つ
こちらは1時間足のチャートで、日足の一番右側のチャートを表示したものです。
真ん中あたりの画像の最安値からダウ理論で高値安値の切り上げが確認できるので、
長期足と同じ方向に向いていると判断できます。
最後に短期足でエントリー条件を満たせばトレード開始となります。
3、短期足でエントリー条件を待つ
15分足チャートです。
シンプルに
・高値を越えればエントリーというルール
であるとすると、
右側の高値を起点に黄色い横線を引いていますが、これを越えたところでエントリーとなります。
または真ん中あたりの高値を越えてからでも構いません。
そうすると、例えば日足でエントリーした場合だと、
以下画像のように水色丸の高値を越えたところでエントリーして赤矢印の安値が損切りポイントとなり、
損切りまでの幅が約200pipsにもなります。
それでもトレンドに乗っていれば利益にはなりますが、短期足の15分足でエントリーすると以下のようになります。
同じく水色丸の高値越えでエントリーして赤矢印の安値で損切りとすると、
損切りまでの幅は約20pipsと日足でエントリーした場合の10分の1で済みます。
真ん中の高値を越えたところでエントリーしたとしても約40pipsなので5分の1です。
それだけポジション量を多く持てますし、損切り幅も小さくなることから、
損小利大で大きな利益を狙うことが出来ます。
そのため多少勝率が下がってもマルチタイムフレーム分析を使って、
小さい時間足でエントリーするのはかなり有効と言えます。
デメリットも考えておこう
これまで主にメリットを書いてきましたが、必ずどんなやり方をするにしてもデメリットがあります。
マルチタイムフレーム分析にもデメリットがあるのでそれを理解しておきましょう。
どんなデメリットがあるのか
マルチタイムフレーム分析のデメリットzとは重要ポイントが分かりづらくなることです。
上で長期、中期で方向を定めて短期でエントリーをする
というように書きましたが、実際にやってみると短期足の流れが変わったからといって、
奇麗に長期、中期の流れに沿えるかどうかはわかりません。
これがマルチタイムフレーム分析の悩ましいところで、極端な例を書くと、
月足の流れに沿って1分足で底を捉えられたら、ものすごく小さな損失幅で巨大な利幅を狙えますが、
これがどれだけ難しいことかはわかると思います。
地図でいうと、「日本の3番地」というような目的地を教えられても途中が抜けすぎてて全然わかりません。
そのためにもう少し間の時間足でマルチタイムフレーム分析をするのですが、
それでもポイントがずれるとやはり負けやすいので勝率が下がります。
損切りを設定しておけばひとまずひどいことにはならないですが、
勝とうと思うなら長期、中期のトレンドが出来るだけわかりやすく、
短期でわかりやすい形が出ているところでエントリーすることがコツです。
トレンドが微妙な相場でトレードをしてしまうとトレード回数が増えて、
比例して負ける回数も増えるので慎重にトレードをするようにしましょう。
まとめ
マルチタイムフレーム分析をうまく使えると損小利大のいいトレードが出来るというのが分かるかと思います。
ただデメリットもあるということを念頭に置いてどうすれば自分に合ったトレードが出来るのかを探してみてください。
一番重要なのは使いこなせるようになるまで継続することです。
トレードで勝てないのは普通のことです。
自転車にいきなり乗れないのも普通なように、何度も練習してバランス感覚を養うことで乗れるようになってきます。
マルチタイムフレーム分析も同じように、時間足を切り替えた時のバランス感覚が大切です。
出来るようになるまで時間がかかっても、それだけの大きなメリットがあるものなので、
使えるようになるまで諦めずにチャレンジしましょう。
成功体験を得られたらそれを繰り返していくだけです。
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おはようございます
今日もよろしくお願いします損小利大のトレードをしようと思うなら
マルチタイムフレーム分析は必須です大きい時間足のトレンドに沿って
小さい時間足でエントリー
ってことですからね優位性のあるトレードをしたいという方は
ぜひ見てみてくださいhttps://t.co/GgfM94MGJh— ささだ@トレードに愛を捧げて14年 (@tradeacademia) 2019年7月3日
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繰り返し何度か読むことにしました。なかなか理解出ませんが努力してみます。