トレンドラインは基本的な分析ツールです。
使いこなせると、きっちり勝てるところは勝てるので、シンプルですがいいツールですね。
ですが、明確なトレンドラインを引くための判断材料がないまま感覚的に使っている方が多いという印象です。
トレンドラインを引くにもルール化しておくと勝ち方が見えてくるので、正しい引き方と使い方について解説していきます。
詳細記事の前に応援クリックお願いします!^^
↓↓↓
にほんブログ村
スポンサーリンク
目次
【動画】相場攻略!!トレンドラインの正しい引き方と使い方
【動画】【FX】トレンドラインブレイクでエントリーしてはいけない理由を解説
トレンドラインの引き方と使い方
なぜそのトレンドラインを引くのか
まずはトレンドラインを引く理由です。
引く理由が明確になく、なんとなくサポートされてるなぁ~という感じで引いている方もいるので、
最初にトレンドラインを引く理由を明確にしておきましょう。
トレンドラインを引く理由は基本2つあります。
①トレンドを見るための指標
②ブレイクしてトレードするときに使う指標
それぞれ解説します。
トレンドを見るための指標
例えばこちらの画像ですが、トレンドラインに沿って上昇しています。
なので、このトレンドラインを割ってくるとトレンドが変わるかもしれない・・・
画像の場合でしたらアップトレンドがダウントレンドに変わる可能性があると想定します。
要はトレンドがどこまで続きそうか、そしてトレンドの反転を見るためのツールとして使います。
ブレイクしてトレードをするときに使う指標
この使い方が一番多いと思います。
トレンドラインをブレイクすると、せき止めてた水が流れ出すような感じで相場が動きます。
ブレイクしてトレードをする際にはトレンドフォローとして使う必要があるので、
上のトレンドを見るための指標とは分けておきたいです。
どちらもブレイクしたらトレンドが出るんでしょ!
という考え方ですが、
トレンド反転の場合はトレンドラインを抜けても、すぐに動き出すかわかりませんし、
またトレンドが続いてしまうことも多々あります。
ですが、こちらの場合はトレンドフォローなので、
ブレイクすると基本すぐに相場が動き出します。
トレンドラインを使う際はこっちをメインに使っていきたいですね。
トレンドラインの正しい引き方
トレンドラインを使う意味を抑えたところで、
次はトレンドラインの正しい引き方です。
何となく感覚で引いている人も多いですが、
トレンドラインを引くときは3点目があることが重要です。
トレンドラインは高値2点、または安値2点取って引きますが、
その延長線上に3点目があるかどうかですね。
2点だけだと自分の都合のいいラインを引いている可能性があって、
それがちゃんと相場に機能しているかどうかはわかりません。
ですが、3点目というのは自分の都合で選べないポイントなので、
3点目があるとそのトレンドラインが相場に機能しているラインと判断できます。
必ず画像のようにトレンドラインの3点目が機能しているところでは、
正しくトレンドラインが引けているという判断をしましょう。
感覚的に引くトレンドラインがダメな理由
ある程度経験をこなしていくと、
「あ、これ2点しかないけどトレンドライン機能してそう・・・」
とかはあります。
ただ、3点目がないということはその相場で機能しているトレンドラインかどうかは明確に分かりません。
「感覚的にいけそう」
というのは、これまでの経験上で分かるもので、
それが正しいというのはトレード結果として安定していれば正しいと判断できます。
なので、結果が安定していなければ、
「3点目があるところでのみトレンドラインを引く」
と決めるべきですし、
結果を安定させるためにもトレンドラインの3点目があるところに絞るべきです。
トレンドラインの正しい使い方
上で結果という言葉を使いましたが、
トレンドラインをどう使ってトレードに活かすべきか?
を書いていきます。
トレンドラインブレイクの正しい使い方
トレンドラインブレイクでトレードをするのは一般的ですが、
これまでも書いてきた通り、
トレンドラインが機能しているところでトレードをするとまず決めます。
そのポイントはトレンドラインの3点目以上があることです。
そして、3点目以降の一番直近の重要な高値、または安値をブレイクしたらトレードをします。
よくあるやり方が、トレンドラインのラインをブレイクしたらトレードをするという人がいますが、
ラインブレイクではなく、
トレンドラインがサポレジとして機能している高値、または安値をブレイクしたらトレード
でなければ意味がありません。
何故かというと、トレンドラインに接している高値、または安値の外には
損切り注文や新規注文が集中しているからです。
損切りを置くときは高値または安値の外に置きますが、トレンドラインの外に置くわけではありません。
例を見てみましょう。
この画像のポイントではトレンドラインの4点目まで効いています。
この場合は一番直近でレジスタンスとして機能している高値を超えたらトレードをしますので、
4点目の高値を超えたらエントリーとなります。
そうすると、その後損切り注文と新規の注文を巻き込んで一気に相場が上昇しています。
いつもこんな奇麗に動くとは限りませんが、
トレンドラインが奇麗に効いている相場では、このようにトレードをすると、
実際の新規注文、損切り注文の資金を巻き込めるので大きく早く利益を出すことが出来ます。
高値安値ではなくトレンドラインブレイクではダメか?
上でも書きましたが、トレンドラインブレイクだとトレンドラインの引き方によって、
人によりズレが出ます。
2点だけで引くというのもそうですが、その人の感覚に頼るものだと、
そのトレンドラインの外に損切り注文があるかどうか分からないので、
しっかり相場が動いてくれません。
この画像がそういう例ですが、
トレンドラインを黄色丸のところで上に超えていますが、結局その後に下落しています。
高値安値ブレイクならこういうことにならない・・・
というわけではありませんが、こうなる可能性を圧倒的に減らせます。
なので、トレンドラインブレイクでトレードする際は主要な高値、または安値をブレイクする
というのを推奨します。
トレンドラインの角度は緩やかな方がいい
感覚的な部分がありますが、トレンドラインの角度は緩やかな方がいいです。
なぜ角度が緩やかな方がいいかというと、サポレジがあまりないので一気に相場が動いてくれやすいからです。
基本的にトレンドに沿っているということもあって、水平に近いほど損切りや新規注文が入ってきやすいので、
決壊したダムのようにブレイクすると一気に動いてくれやすいです。
反対に角度がキツイと、トレンドがそもそもトレンドラインを引いた方向に向いている可能性があって、
反転を捉えようとしている可能性があるため、ブレイクしても素直に動いてくれないことがよくあります。
画像のようなポイントがそうですね。
トレンドラインをブレイクしていますが、下落していません。
角度がキツイとこういうことが起こりやすいので注意です。
まとめ
トレンドラインの正しい引き方と使い方の解説でした。
ラインを使うにしてもそれを使う理由は何か?
そして使い方をルール化すること。
が重要です。
そうすることで、安定した結果が得られるので、
それによって結果が悪かったとしても改善の仕方が見つかります。
ルール化していないとトレンドラインの引き方が悪いのか、その他のものが悪いのかが絞れません。
なので根拠をもってトレンドラインを引くこと!
これがトレードで勝つためのトレンドラインの引き方と使い方です。
合わせて読んでおきたい記事
トレード手法の1つを公開
超初心者の僕がトレードで勝てるようになった経緯
コメントを残す