2018.10.23｜ドル円・カナダ円｜中国株の影響大！米中貿易問題が再燃すると大きなリスク回避の可能性も

東京市場で中国株が下落したことで、日本株、米国株も売られ、リスク回避の円買いとなりました。

やはり中国株の影響は大きく、そちらが堅調な動きが出ないと崩れてくる可能性もあります。

また米中貿易問題も解決したわけではありませんので、今後何かをきっかけに問題が再燃すると大きくリスク回避の動きが出てくる可能性はあります。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とカナダ円を見ていきます。

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【FX】2018.10.22　ドル円、カナダ円相場解説動画

ドル円のチャート分析

週足チャートから

週足では、トレンドラインを上に超えているためアップトレンドを基本として見ています。

114円台中盤の高値がレジスタンスになっているので、これを超えれば118円台もあり得るかなという相場ですが、
ファンダメンタル的な要因により、下落相場になる可能性もあり得ます。

まだどちらに動き出すかわからないので、現状は様子見。

トレンドが出来てきた方向に向かってトレードをするという構えだけしておきたいです。

日足チャートではサポート維持できるか

日足では、111円台後半のサポートが現状重要ポイントです。

ここを下に抜けると大きな下落相場になる可能性があります。

維持できればアップトレンドとも見ていけるので、
下方向の重要ポイントとして111円台後半のサポートを見ておきたいです。

4時間足チャートではウェッジ形成から下落の可能性

4時間足では、ウェッジパターンが出来ている可能性があります。

ウェッジは反転と継続と両方ありますが、この状態は継続の方ですね。

下落してからウェッジになっているので、下落の可能性がある状況と見れます。

ただ下に抜けなければ上昇維持となるので、下に抜けたら売りを考えていきたいです。

抜けてすぐだとストップ幅が大きいので、抜けてから戻ってきてくれたら売りを考えたいと見ています。

下落すると111円台後半を狙ってくる可能性があるので、そこまでは売り検討で、
更に下に伸びるようだと108円台があるかもしれないので、注意して見ておきたいです。

カナダ円のチャート分析

週足チャートから

週足では、ヘッドアンドショルダーを作っています。

トレンドラインを引いていますが、これを下に抜けた状態になると大きな下落相場になる可能性があるので、
抜けずに維持できるか、抜けてしまうかを見ておきたいです。

ドル円等のクロス円がリスク回避で買われだすと大きく下がるかもしれませんので、
ファンダメンタルもチェックしておきたいですね。

もし下落したら77円辺りを目指すかもしれません。

日足チャートでも黄色線辺りでサポートされるか

日足では、過去高値が黄色線辺りにありそれがサポートとなっています。

ここを抜けてしまうと下落の可能性がかなり高くなると見ており、
維持できるか見ておきたいです。

すんなり抜けてはいけないかもしれませんので、抜けてすぐの売りは注意が必要と考えています。

なので、
抜けてから戻るようなら売り検討
抜けたのに、強く上がるようなら買い検討

で見ていきたいです。

4時間足チャートでは下落の可能性

4時間足では、こちらもヘッドアンドショルダーを作っています。

これを下に抜ければ下落の可能性もあるので注意しておきたいです。

大きな下落になる可能性もあるので、ドル円と連動してくるでしょうから、合わせて見ていきたいです。

ヘッドアンドショルダーを下に抜けずにパターンが否定されたら上昇するので、
その場合は買い検討でいきたいと思います。

今日の心しておきたいこと

トレードで自信を作るためには成功体験が必要です。

狙った通りに相場が動いたという経験が連続すると自信になっていきます。

この自信がないとトレードで勝つのは難しいので、
目先の利益より、どうやって自信を作るかというアプローチが大事です。

なので、ルールを破るトレードは自信にならないですし、
どんなに相場が動いていきそうでも条件満たしていなければ見送るべきです。

まずはルール通りにやること。

それで上手く勝てるようになったら自由度を上げてもいいです。

最初に自由度を上げると勝つときは勝ちますが、負けるときにしっかり負けるので、
いつまで経っても自信ができません。

自信を作るためのトレードをしましょう。

まとめ

ドル円はウェッジ形成から下落の可能性も。111円台後半が維持できるか注目。

カナダ円は売り目線、下に抜ければ77円台の可能性も。