チャート分析の観点から個人的には下落すると見ているビットコイン相場。
そのビットコイン相場が価格を上げるために必要なこととは何か?
それについての米アナリストの見解を参考に考察してみました。
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目次
ビットコインが価格を上げるために必要なこと
ビットコイン上昇のためには
ビットコインのチャートを見てみよう
これまでの値動きについて
ビットコイン相場の価格の動きは2017年12月17日を最高値として現在はそこから大きく下落しています。
円ベースにして最高値約220万円をつけたところから2018年7月12日時点では70万円という価格を付けています。
これまでの相場の動きを振り返ると、何年もかけて上昇してくる中で、その上昇途中の押し目は週足20SMAがきれいにサポートしてきましたが、220万円からの下落はその20SMAを大きく下回る状況となりました。
特に2017年の上昇はすさまじく、年後半の調整が20SMAまで戻ることがなかったので天井が近いかもしれないとも見ていて、当初個人的な想定では100万円から120万円が天井になると見ていましたが、そこよりだいぶ強く上がりました。
それだけの強い相場になると反動もすさまじいので、今回のような下落も自然なものとチャート分析の観点からは捉えています。
下落した後はレンジに入っている状況で今のところはどちらに向かうかわからない状況です。
今後の値動き想定は?
現在のレンジが2018年2月から始まっていますので、ほぼ半年に及ぶレンジを形成しています。
長期間のレンジということは長期足のトレンドに対してのレンジとなり、自然と週足以上のトレンドを見る流れになります。
レンジの特性として前回のトレンドを引き継ぎやすいという傾向があり、そうなると今回のレンジは下落方向にブレイクする可能性が高いと見ています。
下落方向にブレイクした場合の想定値としては30万円辺りを見ており、50万円や5000ドルが心理的サポートとしてよく言われていますが、これだけレンジで力をためて放出されたらあまり意味のない数値になるかもしれません。
エリオット波動という観点から見ても下落方向への流れが出やすい相場ではないかと見ています。
まだレンジをどちらに放出してくるかわからない状況で、
レジスタンスは現在の想定では85万円辺り
サポートは60万円台が強い
と見ていますので、このどちらかを抜けてくるとトレンドが出てくるかもしれません。
ビットコイン弱気派の米アナリストの見解
弱気派が強気派になるためには
米アナリストのトッド・コルビン氏は弱気派が強気派になるためには明確さが必要であると、7月10日のCNBCのインタビューで言いました。
その明確さとは取引所のセキュリティ、規制、ビットコインの投資方法の3つの面で確認される必要があるということですが、最近動画でも上げましたが韓国取引所のコインレール、ビッサムのハッキング被害から投資家が暗号通貨に投資することへの不安さを取り除く必要があるということを述べました。
【韓国取引所でまたハッキングの被害!!被害を最小限に抑えるためには?】
規制についても不透明な部分が多いとみていて、アメリカ政府がビットコインが何なのか定義することができておらず、有価証券ではないため米国証券取引委員会(SEC)の管轄ではないといっていますが、何に当たるものなのかの定義づけが出来ないと投資家が安心して資金を投入することが出来ないということです。
さらにトッド・コルビン氏はビットコインへの投資方法が増える必要性を主張しており、ビットコインETFのような商品には高い需要があるとしていて、そのような流れが出来れば「長期的に高い価格を維持できるようになる」と話しています。
個人的な見解として
相場のボラティリティが高いときほどエリオット波動などの理論はよくあてはまるので、個人的には30万円辺りまでの下落の可能性は維持して見ています。
ただ重要ポイントとしては上が85万円辺りがレジスタンス、下は60万円台がサポートと見ているので、上の85万円辺りを突破できると上昇の流れは出来ていく可能性はあります。
そうなることを期待したいですが、そのためにはビットコインへの資金流入は必須です。
資金流入となると投機的な資金というのは過去の株やFXへの投資割合から見ても結構流れてきた感じがあり、投資としての資金流入が必須になります。
であればビットコインETFが出来ると機関投資家や個人投資家の資金も流入しやすくなると考えられます。
ビットコインETFへの壁としてビットコインのボラティリティが高いことが挙げられていますが、先にビットコインETFが出来て機関投資家等の資金が入ってこないと価格の安定は難しいと思いますから、卵が先か鶏が先かという話にもなりますが、個人的には先にビットコインETFをした方が価格は安定して資金の流入も早く進むのではないかと考えています。
そうなればビットコインの価格上昇も実現しやすいのではないかと想定されます。
まとめ
ビットコインETFはアメリカ政府がどのようにビットコインを扱うかというところが注目点です。
その認識が固まれば進むスピードも一気に上がっていくのではないかと思われます。
ビットコインETFに絡むものとして以下のようなニュースがありました。
前向きにとらえていいのかはわかりませんが、ビットコインETFの要望はあると思いますので、そうなる日も遠くはないと考えています。
仮にいったん相場が下がってしまってもビットコインETFによってまた価格が最高値を目指す日も来るかもしれません。
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