世界経済にとって今週は今年最も重要な週になるのかもしれません。
明日火曜日、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がシンガポールで史上初の米朝首脳会談を開く。
水曜日、米連邦準備制度理事会(FRB)は今年2回目の利上げに動く見通し。
木曜日、欧州中央銀行(ECB)は債券購入プログラムの終了に近づいている。木曜日の政策委員会会合でその時期と方法に関する正式な協議が初めて行われる見通し。
金曜日、日本銀行は金融政策決定会合で現状維持を決める公算が大きい。ただ日銀は引き続き大量の日本国債を買い入れているが、買い入れ継続が促される見通し。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とビットコインを見ていきます。
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目次
2018.6.11 相場解説動画
- ドル円は上昇継続の可能性、110円前半の高値を越えれば上昇
- ユーロ円は128円台割り込まなければ上昇の可能性継続
ドル円のチャート分析
まずはドル円、週初めなので週足チャートから見ていきます。
トレンドラインに変わらず頭を抑えられているので基本的に下落相場ではありますが、個人的には上昇の可能性を見ています。
トレンドラインを明らかに上に越えてくれば上昇と見て買いでトレードもしやすくなりますが、越えてきてからではいいトレードポイントを作ってこないかもしれませんので今の段階からいいポイントがあれば買いを考えていきたいと見ています。
日足で動きを確認
次に日足チャートです。
日足チャートでは方向感を探る動きとなっています。
下落方向の可能性もある動きをしていましたが、サポートポイントと見ていた109円あたりで支えられて上昇しました。
ここを下回ってくると107円辺りまでの下落の可能性も検討していましたが、下落の流れを上に越えて勢いよく上昇してきました。
現在のところ110円辺りまで上がっていてこのまま上がるのではないかとも思うような強い動きをしています。
もちろんそのまま上がる可能性もありますが、基本的にすんなり上がれずにレンジを作ったりもう一度下落方向に押してくる可能性を見ていますので、じっくり検討したいという目線で見ています。
そのまま越えたらそれはそれで越えたあとの買いのタイミングを待ちたいと思います。
引き続き4時間足が重要ポイント
次に4時間足チャートです。
4時間足では上下の高値安値に合わせて横線を書きましたが、その間での値動きを想定しています。
動画の中でも触れましたが、更に時間足を落としての1時間足で見ると特にですが上昇方向にボラティリティが高い状態になっています。
大体ボラティリティが高くなると相当相場が強ければそのまま行ってしまうこともありますが、抜けていくことは少なくレンジに入るか直近であればひとまず高値付近で止められて一旦は下落になりやすい状況と見ています。
こういう強い動きをしてくると買いたくなるのが大体の心理ですが、ここで買うとレンジ高値で掴まされて下落して損切りするというような動きになりやすいので目先は様子見したいです。
仮にこのまま上昇して越えてきても、レンジを越えたと見せかけて下がってくる動きをすることもよくあるので、すぐは買わずにレンジになるなどパターンを待ってから買いを考えましょう。
現状は上昇が優勢と見ており、ひとまずは110円前半の高値を越えてくるのかどうかを見ておきたいです。
ビットコインのチャート分析
まずはビットコインの週足チャートです。
週足チャートでは黄色の20SMAがサポレジとして効いていて、これを上に越えてくると強めの上昇相場になっていく可能性が出てきます。
上昇となれば直近は120万円あたりがレジスタンスになるのではと見ていますが、更には220万円あたりの最高値を目指してくる可能性も考えています。
逆に青いラインがサポートになっているので、これを下回ってくると25万円、30万円あたりまでの下落の可能性が浮上してくるので注意したいです。
下に抜けたから割安という感じで買うのは怖いところです。
日足のサポートが重要
次に日足チャートです。
週足でも引いていた青横線ですが、今その辺まで下がってきています。
まだもう少し下落する可能性もありますが、今のあたりで基本的にはサポートされるのではと見ていて、サポートされれば再度日足レンジ上限へと上がっていく可能性も出てきます。
もしサポートされなければ強く下落してしまうかもしれませんので、そうなれば週足でも書いたとおり25万円や30万円が見えてきてしまいます。
そうなるとアルトコインも含めて全体的に強めの下落相場に入ってしまうので、なかなか浮上してくるのが厳しいかもしれません。
希望としては60万円台で持ちこたえてくれたらというところですが、それは相場次第なので下に抜けたら抜けたで空売りで付いていきたいと考えています。
現状ではこの日足サポートで持ちこたえられるかどうか見ておきたいです。
4時間足では買いの形待ち
4時間足チャートです。
レンジをブレイクして強く下落している相場です。
強く下落していますが、この下落がそのまま続くかというとそういうわけではなく基本的にはボラティリティが高い状態なので強いサポートに当たれば支えられて上がる可能性が出てきます。
強いサポートといえばやはり日足レベルのサポートがあり、過去レンジが継続している重要サポート付近になりますのでこのまま下落で見るよりは買いの方向で待ちたいと思います。
もちろん下落する可能性もあるのですぐに買いはできないですが、サポートされて買いの形が出ればトレードを検討していきたいです。
あとはダウの切り替わりも待ちたいですね。
ダウの切り替わりがないまま買っても下げられるかもしれませんので、トレンドがアップトレンドと確認できてから買いを検討していきたいです。
今日の心しておきたいこと
トレードは稼ごうとすればするほど無駄なトレードが増えます。
無駄なトレードと気づくのは大体あとで気づくものでその最中には気づきづらいですが、なぜ気づきづらいかというと稼げるイメージしか持たないからです。
このトレードをしたら損切りされるかもしれないとか、仮にデモトレでもいいと思いますが客観的な状況で見たときに無駄かどうかよくわかります。
稼ごうとしなければ利益を出しやすいポイントが見え、稼ごうと思えば無駄なトレードポイントが利益を出せるポイントに見えてしまうので、いかに稼ごうとしないか。
これが1つの秘訣です。
まとめ
ドル円はレンジの様相となっていますが、上昇してからのレンジと見ていて基本買いで考えておきたいと見ています。
- 109円あたりで支えられたまま110円前半を越えていけるかどうか
ビットコインは下落相場の可能性とも見れるほど強い下落になっていますが、日足サポート付近にあるので売りよりは今の段階では基本買い待ち
- 4時間足でのダウの切り替わり待ち
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