懸案の米中貿易問題を巡っては、11日にトランプ政権が2000億ドル相当の新たな対中関税リストを公表したのに対し、中国が報復を示唆しました。
ただ、今のところ対立がさらにエスカレートする事態にはなっておらず、世界的に株価も上昇し、為替も好調な動きとなってリスクオンの状態になっています。
米国のファンダメンタルズも良好なため、まだドル買い・円売りの流れは続くかもしれません。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とユーロドルを見ていきます。
詳細記事の前に応援クリックお願いします!^^
↓↓↓
にほんブログ村
スポンサーリンク
目次
【FX】2018.7.13 ドル円、ユーロドル相場解説動画
- ドル円114円台まで上昇の可能性。
- ユーロドルは1.15まで下落の可能性。
ドル円のチャート分析
週足チャートから
週足では、トレンドラインがずっと伸びてきてレジスタンスとなっていた相場ですが、上に越えてきました。
このまま上昇相場はしばらく続く可能性があり、目先の目標としては114円台をターゲットとして見ています。
そこで一度レジスタンスとして機能し、頭を抑えられる可能性がありますが下がればチャンスとなっていい買い場を作ってくる可能性があります。
更に上昇方向へ伸びていった場合は118円が次のターゲットと見ており、値幅も大きく狙える相場になると見ていますのでいいポイントがあれば狙っていきたいです。
日足チャートではレンジブレイクし、上昇が確定か
日足では、111円中盤の高値を越えてアップトレンドが確定してきた可能性があります。
下落相場になるのであれば高値を越えても早々に下がってきますが、現状ではそうなっていないので上昇が続いていくかもしれません。
上昇継続となればまず114円台がターゲットと見ていますから買いで入っていきたいところです。
ただ今はかなり強く伸びたところで、まだこのまま上昇するかもしれませんが、今トレードをしてもストップ幅が大きいのであまりメリットはないかと見ています。
いったん戻りを作ったところで狙いたいので、それを待ちたいですね。
4時間足では戻りを待ちたい状況
4時間足では、かなり強く上昇が確認できる状況です。
勢いよく上がっているのでいったん戻りを待ちたい状況で、一度陰線を作りましたがそのあとすぐ上がっていてあまり下げてきていません。
こういう過熱した状態でトレードをするとすぐに反落する可能性があるので、今のところは待ちです。
本日金曜日というのもあるので、今日のところは様子を見て戻ってきたところでトレードを狙っていきたいです。
現状は待ちで、もし他のクロス円で狙えそうなのがあればトレードしていってもいいと思います。
ユーロドルのチャート分析
週足ではサポートより上なので買い目線
週足では、1.15台が強いサポートとなっていて過去何度も高値安値を作っているところです。
ここより上にある限りはアップトレンドと見れるゾーンではありますが、今の段階で買えるようなチャンスは見受けられません。
相関から見ても、円安の時はドル高トレンドが出ることがほとんどで、ドル円が上に越えるタイミングではユーロドルも1.15を下に抜ける可能性を考えていましたが、特に抜けることなくレンジ形成中という状況です。
そのことから考えると、ドル円の上昇はまだ素直に上がることはないかもしれず、今後114円台が壁になると想定していますが、そこを越えてくるタイミングでユーロドルも強くドル高が進むかもしれません。
日足ではレンジ形成中
日足では、レンジを形成していてこのレンジをどちらに抜けるかでトレンドが強く出る可能性があります。
現状では上でも書いた通り、相関からすると下落の可能性を考えています。
まだ1.15のサポートまで距離があり、そこまで到達するといったん下落は止まる可能性があります。
その後はまた短期的に上昇方向に向かう可能性があり、しばらくその中での動きになってくるかもしれません。
イメージとしては今のあたりでちょっとレンジを作ると短期売りをしやすいですが、このまま落ちたら1.15でのサポートはかなり強いと考えられます。
そこからは短期買いも考えられますし、そうなるとそのタイミングではドル円の反落もあるのではと想定されます。
4時間足ではダウントレンド
4時間足では、現在下落中の相場となっています。
トレンドラインを下に抜けて目先の天井圏となっていたところから、もう一段落ちたところでの現在のレンジが天井圏のレンジと重なっているので、基本ダウントレンドが続きやすい状況と見ています。
このまま下がるようであれば、やはり1.15辺りが目標と見れますので、売れるポイントがあれば売っていきたい相場です。
今の形状では狙えるところがないので、時間足を落としてパターンが出ればというので見ていきたいです。
今日の心しておきたいこと
どんなに相場が動いていても、基本的にパターンが何も出ていなければ様子見です。
かなり勝てるようになったトレーダーが雰囲気的なものでトレードをするのはいいと思いますが、まだルールがしっかりしてないうちから雰囲気でトレードをして勝ってしまうと癖になります。
ルールがないうちに雰囲気で勝てる側に抜けていけるのは本当に才能がないと難しいので、それをやって勝ってしまうと次もいけるのではないかとなって変なところでトレードをしてしまいます。
その癖を無くすのはなかなか時間がかかるし難しいので、今特にルールがなく勝てるようになっていない方はパターンがなければ遠慮なく見送りましょう。
相場はこれから先もずっと続くので、チャンスはいくらでもあります。
まとめ
ドル円は引き続き114円台まで上昇の可能性。
- レジスタンスを越えてきた可能性があり、114円台まで上がる可能性を目先は見たい。
ユーロドルは1.15辺りまで下落の可能性。
- ドル円が上昇するとドル高でユーロドルは下落になることが多い、目先は1.15辺りまでの下落の可能性。
コメントを残す