CCIはオシレーター系のテクニカル指標のことで、コモディティ・チャネル・インデックス(Commodity Channel Index)の略称です。
元々は商品相場のサイクルを見るために作られた指標で、それがあるものとして相場の買われすぎ、売られすぎを見るものになります。
以下CCIについて詳しく解説していきます。
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目次
CCIって何?
CCIの使い方
CCIはオシレーター指標で、買われすぎ、売られすぎを見るものです。
相場にはサイクルがあり、サイクル理論というもので相場の転換点を解読していくように、一定の周期があると言われています。
完全に一定のサイクルがあるわけではありませんが、トレンドが出ている時ほど奇麗に上下しながら相場が動くサイクルを見ることが出来ます。
このようなサイクルを前提に、価格の買われすぎ、売られすぎを判断していきます。
基本的なルールとしては+100以上から、100以下になるときにダウントレンドの始まりで、その反対に―100以下から、-100以上になるときにアップトレンドの始まりと捉えられます。
それを元に売買ルールを作ると、
・買いの場合、+100にCCIが到達したら買いサイン、その後+100を割り込んだら決済
・売りの場合、-100を割り込んだら売りサイン、その後―100まで戻したら決済
というものになります。
例えば以下の感じで、左の赤線のところで+100を上回っているので、そこでエントリーとなります。
その後の決済は、右側の赤線で+100を割り込んでいるので決済となります。
CCIのパラメータ設定
CCIのパラーメータは1つだけで期間設定のみになります。
一般的には14がよく使われます。
順張りと逆張り
上の売買ルールでは順張りでのルールを提示しました。
再度おさらいしますと、
・買いの場合、+100にCCIが到達したら買いサイン、その後+100を割り込んだら決済
・売りの場合、-100を割り込んだら売りサイン、その後―100まで戻したら決済
となります。
これが順張りルールですね。
では逆張りルールの方を紹介します。
一般的にはこちらのルールの方がすぐに思いつくと思われますが、
・買いの場合、-100を下に割り込んでから、-100を上抜けたら買いサイン
・売りの場合、+100を上に越えてから、+100を下に抜けたら売りサイン
となります。
赤丸が売りのサインで、黄色丸が買いのサインとなります。
+100、-100を割ってからになるので、その次のローソク足になる丸で囲った始値からエントリーとなります。
CCIで勝つための相場の選び方
CCIはこれまで書いたようにオシレーター系の指標になります。
なので、トレンドに逆らうと連敗や大きな負けに繋がりやすくなります。
そのため使い方としてはトレンドフォローで使うのがいいですが、上で書いた順張りとしての使い方ではなく、大きな流れをチャート分析してトレンドを判断し、そっち側に向かって逆張りの使い方でトレードをする方法です。
上のチャート図でいくと、
アップトレンドの相場と判断出来たら押し目で買う
ということです。
オシレーター系指標の基本的な使い方ですが、やはりこれが一番王道かなと思います。
こちらのチャート図だとダウントレンドの相場になりますが、こういう時はCCIが+100を上に越えてから+100を下に割り込むときに売るという流れです。
戻り売りでトレードをするという形です。
このような感じでCCIを使ってトレードをされてみてください。
MT4のチャートにCCIを設定しよう
MT4のチャート上にCCIを表示させるには以下画像の流れで設定してください。
「挿入」⇒「インディケータ」⇒「オシレーター」⇒「CCI」
この流れでCCIを左クリックすると設定できます。
特にパラメータを変える必要はないと思いますが、変えたい方は「パラーメーターの入力」タブで設定後、最後に「OK」をクリックするとチャート上に表示されます。
このようにCCIをチャート上に表示することが出来ます。
まとめ
オシレーター系指標はやはりトレンド判断をして、そのトレンドの方向に対して押し目や戻りを拾っていくというのが一番勝ちやすいです。
CCIでシンプルにトレードをすることもできますが、それで勝てるかどうかは別の話で、相場においてトレンドの力は絶大なのでその流れに沿うことを優先して、補足的にCCIを使うのが王道ですね。
CCIで楽にトレードは出来ますが、みんなが出来るやり方に優位性はないので、結局それでは負けてしまうということです。
相場を選んでからトレードをすることを忘れないよう、精度を上げるために補助的にCCIを使うようにしましょう。
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