円高、円安という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ニュースなどでも為替レートを表示しながら円高や円安などということをよく言っていますが、どういうことが円高、円安なのか?また私生活にも影響があるのか?などについて触れていきます。
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目次
円高、円安とはどういうこと?
円高、円安という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
それぞれどういうことを指すのでしょうか?
円高とは
まず円高というのはその通り、円が高くなる、円が買われていることを言います。
外貨に対して円が買われているので、円の価値が高まっている状態が円高ということになります。
例えばUSD/JPY(ドル円)の場合、円高と聞くと1ドル=100円のものが1ドル=110円や120円になると思われる方もいらっしゃいますが、そうではなく1ドル=100円のものが1ドル=90円や80円になることを言います。
なぜかというと、1ドルを買うのに100円かかっていたのが90円や80円で買えるようになったということは以前より安く買えています。
安く買えるということはそれだけ持っている円通貨の価値が高まっているということになります。
そのため円高ということになります。
円安とは
逆に円安というのは外貨に対して円の価値が下がっている状態になります。
なので円高とは反対に1ドル=100円のものが1ドル=110円や120円になることを言い、同じように考えて1ドル買うのに100円で買えていたのが110円や120円出さないと買えないということになっています。
ということで手持ちの円通貨の価値が下がっているということになるわけです。
FXの相場で円高、円安などというと、例えばUSD/JPY(ドル円)だと円高の場合はUSD/JPYが下落する、円安だとUSD/JPYが上昇することになります。
円高になるとどうなるのか
上でもちょっと書きましたが、円高になると海外の今まで買えていた輸入品の値段がより安く手に入れることができるようになります。
ということは食料品やブランド品など多くの海外からの輸入で成り立っているものの仕入れも安くなるので消費者も安価で購入できます。
また海外旅行の費用も安くなるので、旅行会社や航空会社の利益にも繋がります。
このようにあらゆるところでモノの値段が下がり消費者に優しい世界になるので、円高には大きなメリットがあります。
円安になるとどうなるのか
円安になると輸入品の物価が上がる一方で、輸出による利益が上がります。
日本の上場企業の多くは輸入より輸出で成り立っているので、1ドル=100円のものが1ドル=120円などで売れるので利益が上がるということです。
また観光客が日本に来る際の費用が安く済むので観光客数が増えます。
そういうことで全般的に国内の利益にはなっていきますが、個人消費者としては物価が上がるので生活に影響が出るということになります。
外貨高、外貨安について
普段外貨で生きている日本人はほぼいないでしょうからFXに焦点を当てて書いていきます。
FXには、USD/JPYやEUR/USD、USD/CHFなど主に米ドルを軸として多くの通貨があります。
スラッシュ(/)を挟んで左側にある通貨が高くなっていると相場は上昇していることを指し、同じく左側にある通貨が安くなっていると相場は下落していることを言います。
また右側にある通貨が高くなっていると相場は下落していることを言い、右側にある通貨が安くなっていると相場は上昇していることを言っています。
なので、EUR/USDがドル高というと相場が下落していることになりますし、USD/CHFがドル高というと相場が上昇していることになります。
この辺は慣れるとすぐわかってきますが、最初はちょっと混乱するかもしれません。
余談ですが、私たちは日本人なので円をベースに考えがちですが、インターバンクには本来円はUSD/JPYしかなく、米ドルベースで成り立っています。
実はEUR/JPYやAUD/JPYのような通貨はなくEURを買うために一度USDを買ってからEURに変えるという流れで出来ています。
なので本来の相場の主役はUSD(米ドル)になるわけです。
米ドルをベースに相場を見ていくのは重要かもしれません。
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