米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済の持続的な成長を維持するための利上げの正当性をあらためて主張しました。
そうした利上げは米金融当局内部からも広く支持されているようです。
それを受けて更なる追加利上げがあるのかどうか。
追加利上げとなればドル買いが加速すると想定できます。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とポンド円を見ていきます。
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目次
2018.6.21 相場解説動画
- ドル円は上昇傾向。112円台にしっかり乗せてくるか、下落して109円台を割るかが分かれ目。
- ポンド円は148円前半を境目に上なら上昇相場、下なら下落相場と見れます。
ドル円のチャート分析
日足チャートから
日足チャートでは現在のところも上昇の可能性で見ています。
ただ週足レジスタンスを越えていければ上昇ですが、そこでの売り圧力があってなかなか上がっていけないというところと、ほかのドルストレートもまだドル高になるのかどうかの節目に来ている通貨もあるので、抜ければ一気にドル高が進みだすかもしれません。
現状ではその売り買いがぶつかってレンジになる想定で見ていて、そのレンジを上に越えていくところで買えたらという目線で見ています。
ただ109円辺りが節目と見ていて、そこを下回ってしまったら上昇相場になるのが難しいかもしれません。
4時間足では上昇継続か
次に4時間足チャートです。
4時間足チャートでは、高値安値切り上げの動きとなっているので現状上昇継続の可能性で見ています。
動画でも言いましたが、昨日の時点では安値切り下げの可能性を見ていて、そこから垂れ下がるような動きになれば109円辺りまで下落となるかと見ていましたが、下がったところから上昇してきて再度高値に迫る動きとなっているので、上昇継続で見ています。
ただ上昇継続といっても大きなレジスタンスがあるので、そこを越える展開はまだ難しいと見ています。
ですので、短期的な買いが出来ればという目線で見ています。
1時間足では下落調整の終わりを待つ
1時間足チャートです。
1時間足チャートでは、直近の急上昇が気になるところで前の高値辺りがレジスタンスとなって下落がいったん入ってくるかもしれません。
ただその下落が上昇継続の許容範囲の下落で、図のように途中でサポートされて上昇していくようなら買いで考えていけるのかなと見ています。
図では前の高値で止められる形を作っていますが、できれば前の高値も越えてくるとよりアップトレンド継続の図が見えてくるので、高値越えからの下落調整となればベターです。
そうなれば買い継続で見ていきたいと思います。
上昇時のターゲットとしては111円中盤を目標として見ています。
ポンド円のチャート分析
週足チャートから
週足チャートで重要なのはトレンドラインです。
トレンドラインがサポートになっていましたが、これを抜けて基本下落継続の状況となっています。
ただこのまま下がっていくのかどうかは今のところ分からず、ボリンジャーバンドの-2シグマに対して上から垂直に当たっているので、いったん戻る形かレンジを作るのではないかと想定しています。
なので今後下がるにしても一度上昇はあるのではないかと見ています。
下落となれば138円辺りを想定しています。
日足でどちらを維持するか
次に日足チャートです。
日足チャートでは、トレンドラインがレジスタンスとなっていてこれを上に越えてこれない展開になっています。
上に越えれば上昇相場の可能性が出てきますが、現状はそこよりも下にあるので下落継続となるかもしれません。
今のところ売り側で見ていきたい相場ですが、急落しているのでこのまま素直に下落継続はなかなか難しい状況です。
なのでいったん戻りを待つか、レンジが出来るのを待ってからトレードを検討したいというところで目先は様子見になるかもしれません。
ひとまず日足で意識しておきたいのは、148円前半よりも上にあるのか、下にあるのか。
下にある現状は基本的にダウントレンドで見ておきたいと思います。
4時間足以下で戻りの可能性
次に4時間足チャートです。
4時間足では148円前半から146円前半辺りで作っていたレンジを下に抜けた状態です。
抜けたときは一気に下がりましたが、大きな時間足が下落継続の状況が整っておらずうだうだとレンジを作っているような相場です。
個人的にはいったん戻りが入ってくる可能性を考えていて、黄色線を引いた辺りまで戻ればまたトレードしやすい状況になるのかなと想定しています。
ただそのまま上がっていくかもしれませんので、その時の動きで判断していきたいと思います。
動画でも言いましたが、短期足で買いの形が出来れば買い検討もしておきたいと思います。
今日の心しておきたいこと
ルールを全うするために必要なのは欲張らないことです。
リアルな資金の動きが関わってくるとどうしても意味のないところでも利益確定したくなりますし、逆に意味のあるべきところで決済がしづらくなったりします。
エントリーもそうですが、素直に相場を判断することが大切なんですが、それが出来ない状況になってしまうので、欲張らないこと。
または資金を入れすぎない、リスクをとりすぎないこと。
資金をあまり入れず、リスクもあまりとらなければ俯瞰的に相場を見やすいので、ルールを全うしやすくなります。
トレードが感覚的だと間違いが修正が出来ないので、ルールを全うできる状況を作りましょう。
資金を増やすのはそのあとです。
まとめ
ドル円は現状上昇継続の可能性と見ています。
- 111円中盤を越えて112円台に乗せてこれるか。
ポンド円は148円前半より下の現状では下落相場が基本。
- 148円前半の高値を上回ってきたら上昇の可能性、それより下なら下落の可能性。
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