上達する人には何かしら共通点があるのではないか?
そういうところからの題材になります。
それが分かれば、多くの人が上達するレベルが上がることになるので、トレードでも早く結果が出やすくなり、面白いのではと思います。
ここではそのステップについて記載していきます。
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目次
トレードの上達が早くなる方法
上達にはセンスが必要?
上達の早い人はセンスがあると良く思われがちです。
トレードに限らず、スポーツや仕事でもそういうところは当てはまるかなと思います。
よくあったりするのが、
その競技をやり始めて1年目くらいなのに、全国大会に出場する人
その仕事をこれまでやったことがないのに、いきなり結果を出す人
例えば上記のような例があるのではと思います。
確かにこういう人たちはセンスがいいと言えなくもないですが、
センスで片づけてはいけない、実はそれだけではない部分があるということです。
確かにセンスがあると上達が早いのはそうですが、
そのセンスの部分で上達に必要なものを自然と取り入れているということなんですね。
・これまで何かで結果を出してきた人
・自分に自信がある人
こういう人たちが上達が早いと感じることがありますが、
そういうところに何か共通するものがあるかもしれません。
そこについて掘っていきたいと思います。
上達が早い人のステップ
上達が早い人には、そうなるためのステップがあるということですが、
そのステップとは、
1、記憶を定着させる
2、記憶を再現する
3、スキーマ形成
この3つのステップがあります。
それぞれ詳細を触れていきます。
記憶を定着させる
まず上達が早い人は、良いパターンや行動を真似する能力が高いと言えますが、
そのためには記憶を定着させる必要があります。
覚えないと出来ないことから始まるので、
まずは記憶することが必要になるということです。
この記憶するということについて、人間は不得意な生き物です。
特に何の関連性のないものを覚えることは苦手で、
友達の携帯番号を聞いても、聞いて割とすぐ覚えられないということありませんか?
人間が記憶しやすいものとして、
・イメージが鮮明なもの
・感情が揺さぶられたもの
・繰り返し覚えたもの
この3つがあります。
携帯番号自体には、イメージが鮮明でもなければ感情を揺さぶられるわけでもないので、
パッと覚えることが出来ません。
そのため、繰り返し復習して覚えていくしかないということですね。
トレードにおいてはそれが過去検証に当たるということです。
繰り返し同じパターンを検証することで、そのパターンが自分の中に入り込んでくるという感じですね。
記憶を再現する
上記の記憶を定着させることによって、再現することが可能になってきます。
ただ簡単に再現と言っても、
イメージと実際の動きには違いが生じます。
スポーツなんかは分かりやすと思いますが、
ストライクに飛んできたボールをしっかり振ってバットに当てる
という動きをする場合に、
イメージだとバットに当てられるけど、実際には当たらないということもあり得ます。
なので、ここでも数を繰り返してイメージに近づけることが大事ですね。
無駄なスイングがないほどそうなる時間が早くなるので、記憶の定着がやはり大事になってきます。
トレードにおいては、デモトレードや少額リアルトレードがこれに当たるかなと思います。
スキーマ形成
スキーマは心理用語で枠組みという意味になります。
トレードルールもこのスキーマの一部になりますが、スキーマはもっと広義のもので、
トレードに入る前のルーティンなどもこの中に当てはまります。
これは僕が卓球が好きなので卓球の話でいくと、
わざわざボールが飛んでくる方向を確認してから動いていると遅くなります。
なので、自分の打ったコースやボールの回転、相手の打ち方や癖などから飛んでくる方向を予測するようになるんですが、
それもスキーマですね。
ボールを打つ動作がルールだとしたら、そこに至るまでの動作とボールを打つのがスキーマで、
これが固まってくると、
反射的に反応することが出来ます。
ここまでくるとあまり考えるということが無くなるので、
作業的に対応するようになっていきます。
ここまでやり込むことが大事ですね。
トレードを作業的にしていく
以上の流れが上達のステップですが、
トレードに置き換えると、
1、同じルールで過去検証をする
2、デモトレ、少額リアルでトライする
3、枠組みが出来て考えずとも対応できるようになる
こういう流れで上達していきます。
なので、目指すべきは作業的にトレードが出来るようになること。
考えずに、反射的にトレードが出来るレベルになっていくと上級者と言えるのではないでしょうか。
そのためには一番最初の記憶を定着させることがとても重要になるので、
ここは手を抜かずに頑張るべきですね。
まとめ
上達するにはまず記憶の定着が大事で、そこで何度も反復して覚えることがポイントになります。
これが出来てないと再現した時にいろんな形が出てくるので、不安定だということですね。
安定していると同じ形になるので、そうなるまで刷り込んでいくことを忘れないでやりましょう。
この上達のステップは何事にも当てはまるので、ぜひ参考にされてください。
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