チャートパターンとはローソク足の並びからなるフォーメンションのことで、こういう形になったらこうなる傾向が高いというのを示すものです。
昔からあるパターンですが現在も通用しますし、実際のトレードにももちろん活かすことが出来るので覚えておいて損はありません。
勝っているトレーダーはほぼ間違いなくチャートパターンを知っているので、まだ知らないという方や知っていても有効な使い方が分からない方は必見です。
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目次
チャートパターンとは
チャートパターンは大きく分けて2種類
チャートパターンには大きく分けて2種類あります。
トレンド反転のパターンとトレンド継続のパターンがあり、その名の通り反転パターンが出たらトレンドが反転する可能性があり、継続パターンが出たらトレンドが継続する可能性があります。
あくまで重要なのはチャート分析で、土台としてチャート分析があってそこに沿うチャートパターンが出たら威力を発揮すると思っていただいたらいいです。
反転のチャートパターン
まずは反転のチャートパターンを列挙していきます。
ヘッドアンドショルダーは人の体のように見えることから、頭と肩ということでヘッドアンドショルダーという名前がついています。
信頼性の高い反転パターンの1つで、ボラティリティの高い相場で特に威力を発揮しやすいです。
トレンドが続いていくときは高値安値を切り上げますが、ほぼ同じ位置にダブルトップなら高値、ダブルボトムなら安値を付けてネックラインを抜けていくということはダウ理論上でも反転のサインとなります。
高値安値切り上げ、切り下げが起こらずにほぼ同じ位置で止められてレンジが形成され、そのレンジを今までの流れとは反対側に抜けていくことでトリプルトップ、トリプルボトムの完成となります。
トリプルということから3つの天井、3つの底が基本パターンです。
ウェッジリバーサルも信頼性の高い反転パターンの1つです。
ウェッジコンティニューションと間違われがちですが、反転時のウェッジは上昇相場から更に緩やかに上昇しながら先細っていく状態、下落相場から更に緩やかに下落しながら先細っていく状態がウェッジリバーサルになります。
継続のチャートパターン
次にトレンドが継続する場合の継続のチャートパターンを列挙します。
基本的なトレンド継続のパターンで、レンジは前回のトレンドを引き継ぎやすく、上昇してからレンジに入れば上昇する、下落してからレンジに入れば下落する、というパターンをレクタングルといいます。
フラッグパターン
フラッグは直訳すると「旗」となりますが、レンジが旗の部分でレンジに入る前のトレンドがポールの部分として見られます。
レクタングルに傾きが入ったものになりますが、上昇相場からのレンジは右肩下がり、下落相場からのレンジは右肩上がりが条件になります。
ペナントは細長い三角形のことで、レンジの形状がそのようになっているものをペナントといいます。
よく見かけるチャートパターンの1つです。
ペナントもそうですが、総称して三角持ち合いと呼ばれるパターンになります。
アセンディングトライアングルは上昇して高値を何度か叩きながら安値が切りあがり、最後には上にブレイクしていく三角持ち合いのパターン。
ディセンディングトライアングルは下落して安値を何度か叩きながら高値が切り下げてきて、最後には下にブレイクしていく三角持ち合いのパターンです。
ウェッジコンティニューションは上昇相場から下落方向に向かう先細りのレンジ、下落相場から上昇方向に向かう先細りのレンジのパターンのことを言います。
チャートパターンの重要なポイント
チャートパターンは上手く使えばかなり勝ちやすい形状なので覚えておきたいですが、重要なのはチャート分析がまず大事ということです。
チャートパターンが出たらいつでもその通りにトレードすれば勝てるかというと、決してそうではありません。
チャートパターンもローソク足で形成される動きの一部なので、その前にトレンドやサポレジで相場の状況を判断してまだトレンドが続きそうなのか、それとも反転しそうなのかを確認する必要があります。
反転しそうな相場環境の時にトレンド継続のパターンでトレードをしてもトレンドが伸びずにすぐ反転してしまうことがあります。
なので、相場の下地がそのチャートパターンが活きる状況なのかどうか。
トレンド継続しそうな状況なら、トレンド継続のチャートパターンが出たらトレードをする、トレンドが反転しそうな状況ならトレンド反転のチャートパターンが出たらトレードをするという感じでチャートパターンを使うと威力を発揮します。
これが大事なポイントになるのでチャートパターンだけ見てトレードをせずに必ず相場の下地が大事ということを抑えておきましょう。
チャートパターンを使った勝てるトレードの流れ
チャートパターンを使う前にチャート分析をしますが、チャート分析はトレンドとサポレジの判断になります。
トレンドとサポレジの判断方法は以下です。
このそれぞれの考察を元にチャートパターンでのトレードを考えていきます。
トレンド反転の場合
トレンド反転の場合は、サポレジを見てトレンドが反転しそうな状況を見つけます。
それからチャートパターンが出たらトレードをしていきます。
こちらのチャートでは日足では下落している相場です。
日足では下落していますが、週足では過去黄色丸の安値があるところに来ていて現在の赤丸辺りで止められるかもしれません。
止められて反転のチャートパターンが出たらトレード開始です。
下落が止まった後に青色丸で囲ったダブルボトムのチャートパターンが出来ました。
基本ルールとしてはネックラインを越えたところからエントリーです。
その後相場は上昇方向に伸びていきました。
このような流れでトレードが出来ます。
決済は教科書通りにエントリーレートから損切りレートまでの値幅と同じ幅でもいいと思いますし、それ以上伸ばしてもいいと思います。
それぞれのトレードルールに当てはめて決済も検討してみてください。
トレンド継続の場合
トレンド継続の場合は、反転する可能性のサポレジがないことと、
トレンドが続きやすい状況であることを見て、そこで継続のチャートパターンが出たらトレードをしていきます。
水色丸のところでフラッグというチャートパターンが出ています。
そのチャートパターンより前のトレンドは上昇してからフラッグに入っているので、上昇方向でトレードを検討します。
その後にフラッグを上にブレイクしたところでエントリーをしていきます。
その後見事にトレンドも伸びています。
もしフラッグ後にもトレンド継続のチャートパターンが出てトレンドが伸びると判断できれば追加エントリーも可能になります。
決済はこちらもエントリーレートから損切りレートまでの幅と同じだけを決済幅にするか、トレーリングストップを利用するなどして利を伸ばすのもいいかもしれません。
このように相場を見てチャートパターンでトレードをしていきます。
チャートパターンを使った鉄板トレードパターンはこちら
【FX】チャートパターンでここでのエントリーは絶対に避けたい
チャートパターンでのトレードでもこれまでに書いた通りに、トレンドやサポレジに沿ってトレードをしないとあまり機能しません。
つまり、トレンドが継続している状況で反転のパターンが出てもあまり利益にはなりづらいということですね。
ですので、大事になってくるのは環境認識。
相場がトレンド継続の状況ならトレンド継続のチャートパターン、トレンド反転の状況ならトレンド反転のチャートパターンが出ると、強烈に機能してくるのでその時にトレードを検討していきたいですね。
優先順位としては、
1、環境認識
2、エントリーパターン(チャートパターンなど)
というので今後のトレードも検討されてみてください。
まとめ
チャートパターンは勝率が高く、チャートの状況次第では利益率も高いトレードになることがあります。
チャート分析に対してのチャートパターンの使いどころを間違えなければ勝率100%はないですが、トータルで負けることはないですので、過去検証して実際に勝てるものなのか確認しておきましょう。
ルールがない初心者がトレードを取り組む第一歩としてはお勧めです。
相場全体に対してのチャートパターンの大きさなどちょっと感覚的な部分もありますので、過去検証とデモトレで経験をこなして自分の勝ち方を確立していきましょう。
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