2018.7.12|ドル円・ポンド円、ビットコイン・リップル相場解説

米労働省が11日に発表した6月の生産者物価指数(PPI)は、前年同月比3.4%上昇と2011年11月以来最大の伸び率となり、食品とエネルギーを除くコアPPIは2.8%上昇し、ともに市場予想を上回りました。

米金融当局による利上げが進むとの見方から、きょうのドル円は一時1ドル=112円38銭と1月10日以来、半年ぶりの水準までドル高・円安が進行しました。

対中へのトランプ大統領の2000億ドルの関税措置も市場にとっては想定内のようです。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とリップルを見ていきます。

ポンド円とビットコインについては動画をご覧ください。

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目次

【FX】2018.7.12 ドル円、ポンド円相場解説動画

【暗号通貨】2018.7.12 ビットコイン、リップル相場解説動画

ドル円のチャート分析

週足チャートから

週足では、トレンドラインを上にブレイクして上昇の流れになっている可能性があります。

週足で割と長期間のレジスタンスラインを越えている可能性があり、そうであれば溜まってきた力も強いのでそれなりの上昇が期待されます。

目先の目途と見ているのは114円台を見ていて、そこでいったんレジスタンスとなって下落となれば押し目買いのポイントになるのではないかと見ています。

全体的に円安の流れが出ている可能性があるので、円売りはそれなりに進行していくかもしれません。

買い場を探していきたいです。

日足ではレンジブレイクしている

日足では、111円中盤のレジスタンスとなっていたところを上に越えて現在は112円台に乗せてきています。

ここまでの上昇となればアップトレンド継続していく可能性は高いのではと想定され、まだ上昇が続くのではないかと見ています。

上でも書いた通りですが目先の上昇は114円台を見ていて、そこまでくればいったん戻される可能性があります。

下落となれば最大111円台まで下げてくる可能性を見ていて、もしそこまで戻ってくればいい買い場になるのではないかと見ています。

その後の上昇幅としては118円台を見ているので、値幅としてはかなりメリットのある相場がやってくるかもしれません。

4時間足では調整待ち

4時間足では、勢いよく上昇している最中です。

このまま強ければドル円の場合は114円台まで上がる可能性もありますが、いったん戻りを待ちたい上がり方をしています。

上昇の勢いがかなり強いので、普通であれば戻る場面です。

もし戻ってくれたらいい買い場となるでしょうから、何かパターンが出れば買いたいところですが大体の人が買い場と認識している相場だといい買い場は訪れないので、そうなったら見送るしかないかなと思います。

大きく下がってくる可能性もあるので、少しだけ放り込んでおく程度の買いならいいと思います。

リップルのチャート分析

週足ではサポートに支えられている状態

週足では、過去高値安値があるあたりでサポートされていて、ここを維持できればまだ上昇の可能性はあるというところです。

逆にこの辺りを下回ってくると次に上昇相場になるのにかなり時間がかかるかもしれません。

個人的にはこの0.4ドル台はかなり重要なポイントと見ています。

またビットコインとも連動してくるので、ビットコインが下げてくるようであればリップルの下げも想定しておかなければいけません。

日足ではトレンドラインに抑えられての下落相場

日足では、トレンドラインが奇麗に効いていて、これを上に越えてくれば上昇の可能性はありますが、越えてこれずにこのまま頭を抑えられる状況だと下落相場に突入するかもしれません。

下に抜けるとなると0.2ドル辺りまで下落があるかもしれませんので、更に半額程度の値段まで落ちるかもしれません。

個人的にはビットコインも下落となると60万円台から30万円台までの下げを想定していますので、こちらも半額程度の下げになるのではと見ています。

トレンドラインを越えてこられるか、それとも越えられずに下に抜けてしまうか見ておきたいと思います。

4時間足で白線を越えられるか

4時間足では、白線を引いたネックラインを上に抜けていけるかどうかをポイントとして見ています。

ここを越えられるとダウ理論でダウントレンドがいったん終わるので、0.4ドルのサポートを維持してレンジに回帰ということになります。

レンジが維持できればまだ上昇する可能性もあるので、そのためのポイントとして白線の高値を見ています。

相関性の高いビットコインも少し微妙なところで、このまま下げるのか、それとも上がっていけるのかを見てからトレードを検討していきたいところです。

今日の心しておきたいこと

相場は野球のように、ど真ん中のストライクボールと、わかりづらいストライクボールや、わかりづらいボール球、どう見てもボール球が飛んできます。

感情的になっているとどんなのが来ても振ってしまいますが、冷静であれば自分の打ちやすいところをしっかり待ってバットを振ることが出来ます。

相場の厄介なところがほとんどがボール球であることで、野球のようにストライクを取りに来る必要がありません。

3アウトもないですが、あるとすれば資金を飛ばすことなので、そうならなければずっと打席に立っていられます。

途中で自由に休憩もできます。(笑)

どれだけ自分にとってわかりやすいところでスイングできるかが野球で勝つ秘訣なので、冷静さを保てる状況を作って待つことしかありません。

待つも相場といいますが、そもそも相場は待つものです。

まとめ

ドル円は大きくは上昇の可能性。

重要ポイント
  1. レジスタンスを越えてきた可能性があり、114円台まで上がる可能性を目先は見たい。

リップルはレンジを維持できるかどうか。

重要ポイント
  1. 0.4ドルを割ると0.2ドルが見えてきますが、0.4ドル後半を越えてくれば上昇の可能性もまだ残る。

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