自動売買は儲かるのか？｜自動売買で稼ぐためのたった1つの方法とは

FXや仮想通貨などでも自動売買がありますが、自動売買は本当に儲かるのでしょうか？

ほとんどの人が儲からないと考えていると思いますが、自動売買でも稼げる方法が実はあるんです。

実際に僕も自動売買を作っていましたので、その経験を元に書いていきます。

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自動売買とは

まずは自動売買がどういうものなのかを解説します。

自動売買はその名の通り、そのプログラムを設定さえすればあとは勝手に自動で注文を入れて、決済までしてくれるものです。

MT4（メタトレーダー4）では自動売買が通常のプログラムより簡単に作ることが出来て、プログラムの組み方の書籍も出ているので、それを参考にすればあとは根気があれば作ることが出来ます。

自動というのが全自動売買なのか、半自動売買なのかで多少変わってきますが、どちらの場合も自動売買です。

全自動売買は儲かるのか？

全自動売買はMT4に設定してあとは放置という感じですが、これは相当高い確率で儲かりません。

なぜかというと、相場には大きく分けてトレンド相場とレンジ相場があり、相場の動き方が全然違います。

またトレンド相場の中でもレンジ相場があったり、レンジ相場の中でもトレンド相場があるなど、実際にトレードをしている方はわかると思いますが、相場は簡単に認識できるものではありません。

唯一1年近く勝っている全自動売買のシステムがありましたが、取っているリスクに対して利益率もそこまで高くないので運用するのを止めました。

もし崩れたら大きな損失になる可能性があるからです。

どこかに儲かる全自動売買があるかもしれませんが、僕の意見としては全自動売買は儲からないと考えていいです。

半自動売買は儲かるのか？

半自動売買は裁量判断を加えて自動で売買をさせることです。

ちょっとわかりにくいと思いますが、自動売買を動かす相場環境は人が判断して、エントリーや決済は自動売買プログラムにやってもらうということです。

なので、そのプログラムがトレンド相場で勝ちやすいものであればその相場を選択して動かせば勝てる可能性が高いですし、レンジ相場で勝ちやすいものなら、レンジ相場で動かすというようにできます。

半自動売買であれば儲かります。

僕自身は現在自動売買は使っていませんが、これまでにお会いしたことのある自動売買を使ったトレーダーさんは、もれなくこの半自動売買をすることによって利益を上げていました。

エントリーや決済の判断から実行までプログラムがやってくれるので楽ですし、半自動売買はいいトレードスタイルですね。

自動売買のメリット

自動売買のメリットは自分の裁量判断の余地がないことです。

ためらうこともないので、条件が整ったらそれに忠実に実行してくれます。

人間がトレードをしたときには本当にこれ大丈夫かなぁ？などのためらいが出てくるので、素直にエントリーできなかったり、決済の時も利益が出てるから決済するなどのような感情的なトレードがないので、上手くいかなかった際の原因の追究も楽にできます。

また本当に通用しなくなったらそのルールを廃棄するという判断もしやすいので、裁量トレードのようにダラダラと問題を先延ばしにするということが起こりにくいとも言えます。

自動売買を反対する人も多いですが、メリットも十分にあります。

自動売買のデメリット

自動売買のデメリットは、上でも書きましたが全自動売買の場合は儲からないということですね。

絶対といえるほど突き詰めてはないですが、まず難しいのでお勧めできません。

またプログラムのことなので、上手く注文が通らないとか、プログラムを設定した後にMT4が落ちてしまって自動売買のルールによっては損切りできないまま必要以上の損失を抱えてしまうなどもあります。

儲かる相場状況で儲かるシステムを稼働しているはずなのに、サーバーが弱いなどで注文が通らない程度ならいいですが、システムトラブルで大損するというリスクが最も怖いので、これが大きなデメリットになります。

この点は注意しておかなければなりません。

AIが相場の世界を支配している時代

ゴールドマンサックスが2017年時点で600人いたトレーダーのほとんどをリストラして、2人のトレーダーを残し、あとはAIに売買させているというのがニュースになりました。

これは株式での話ですが、為替でもそういう傾向が進んでいてもおかしくありません。

そもそもAIとは人工知能ということですが自動売買より更に高度なプログラムで、相場を学習してより良い状況を判断して取引してくれる自動売買のことです。

これはかなり高度な技術が必要なので、自動売買ほど簡単に作れないですが、有効なシステムではあります。

大手金融会社がそういうものを取り入れるのも自然な話で、初期設備の費用は掛かりますが、人件費をカットしてその辺のトレーダーより稼いでくれるなら、トレーダーはほとんどいらないというのも頷けます。

今後もよりこの分野は発展していくでしょうし、更に会社員としてのトレーダーという職業はAIに乗っ取られていくのではないでしょうか。

まとめ

自動売買で勝つのは不可能ではないですが、全自動売買では個人レベルでは勝てません。

なので半自動売買を複数作成するか、作成してもらってそれを相場にあった状況で使い分けられるとベターです。

まあ、まずそうなるためにはチャート分析できないといけないですし、ある程度のトレード力がないとそもそも使いどころも見えてこないので、まずは自分自身の力でトレードをしてみることが大事です。

それから自動売買を取り入れるかを考えても遅くありません。

まずは自分自身の力でトレードをやって、試行錯誤しながらトレード力を鍛えていきましょう。

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