FX会社はノミ行為を行っているのか?

「ノミ行為」という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、ノミ行為とは何なのか?

それがどのように僕たち個人トレーダーに影響があるのか?

などについて解説していきます。

詳細記事の前に応援クリックお願いします!^^
 ↓↓↓
にほんブログ村 為替ブログへにほんブログ村

スポンサーリンク

目次

ノミ行為とは

ノミ行為とは何か?


ノミ行為とは何か?
について書いていきますと、

日本国内のFX業者の多くはノミ行為を行っていて、それで利益を上げていると言われていますが、
資金を運用するために僕たちはFX業者に口座開設をして資金を入れます。

それで売買をするわけですが、
その売買注文は通常FX業者から銀行などを通じてインターバンクと呼ばれる市場で取引がなされます。

そのインターバンク市場で相対取引と言われますが、買う人がいて売る人がいてその注文をマッチングさせて売買が成り立っています。

通常はそのような流れで注文が成り立つんですが、
ノミ行為というのはそれをしていないことを言います。

ノミというのは「注文を呑む」ということなんですが、
例えば僕が買い注文をFX業者に発注しますが、それをインターバンクに通さないんですね。

つまり、僕個人の注文はFX業者では受けていますが、インターバンクには通ってないので架空の注文という感じになります。

そのため、僕の注文が利益になればその利益分をFX業者が吐き出し、
僕の注文が損失になればその損失分がFX業者の利益になってしまうということです。

注文をインターバンクに通さずに呑みこんでしまうということで「ノミ行為」と言われる所以ですね。

ノミ行為が行われていた現実

僕がFX会社にいたときにもこれと似たようなことは行われていました。

ちょっと普通とは変わっていましたが、
2006年当時、ドル円が115円台とかの時です。

所属していたFX会社の社長はとにかく上がると言っていて、
「最後の円高」
という本が出ていたんですが、それを社員はもちろん、
お客さんにも勧めてください!

と言っていたほどの円安信者でした。

その時はスプレッドも大きくて、ポンド円は10pipsを超えていたような気がします。
ドル円3pips、ユーロ円8pipsとかだった記憶があります。

その中でもトレーダーはいて、下がっているときは素直に売りでエントリーをしているんですが、
「売るなんて馬鹿のやることだ」

みたいに言っていました。

その結末は以下の通りです。

超初心者の僕がトレードで勝てるようになるまでの道のり|④FX会社の倒産

2018年10月17日

ちょっと話はそれましたが、
そういう感じだったので当時はFX会社が信託保全することが義務化されておらず、
分別管理といって、顧客の資金を分けて保管するという規則はありましたが、

FX会社の内部の人が分けて保管していただけで、社長は自由に取り出せたので、
顧客の資金でドル円を買うなどしていました。

正常に注文を通すとなると、所属していたFX会社から引受先にも資金を入れないといけなかったはずなので、
結果としてノミ行為をやっていたのは間違いないと思われます。

なぜノミ行為を行うのか?


これは明快で、顧客の大半がトレードで負けるからです。

上でも書きましたが、
注文を呑むということは、

・顧客が利益を出せばそれがFX会社の損失になる
・顧客が損失を出せばそれがFX会社の利益になる

ということです。

世間では9割以上のトレーダーが負けている

と言われますが、
実際そういう実感はFX会社にいた時にもありましたし、単年だと5割くらいの人が勝っているというデータもありますが、
それが2年、3年となってくると結局負けるトレーダーの割合が増えてくるので、
ノミ行為をした方が儲かるのが現実ということですね。

特に日本国内のFX会社はノミ行為をしているというのはよく言われます。

ノミ行為は悪いことか?

ノミ行為が悪いイメージで伝わっていると思いますが、
実際にそれは悪いことなんでしょうか?

メリットとデメリットを書いていきます。

ノミ行為をする業者を利用するメリット

ノミ行為を行っている業者はスプレッドの操作が出来ます。

インターバンク直結だとインターバンクでスプレッドが開けば、それと同じ割合でスプレッドが開きますが、
ノミ行為を行っている業者は特別なニュース時以外はほぼスプレッドが安定しています。

なので特に逆指値で注文するときは、本来高値を超えたら買いで設定していたのに、一瞬のスプレッドの開きで注文が入って、
結果としてトレードルールを破ったような形でエントリーされる、
ということが少ないですね。

ノミ行為をする業者を利用するデメリット

基本的に不利な注文を入れるときにスリップします。

例えば買いでポジションを持っていて、指値で決済するとき、
その場合は奇麗に指値で注文が通ります。

しかし、逆指値で決済をするとき、入れていたレートより不利なところで成立する場合が多いです。

指値が有利な方にずれるとFX業者の利益が減りますが、逆指値は不利な方にずれるのはFX業者の利益になるので、
そういう風になっているということです。

まとめ


ノミ行為の何もかもが悪いとは言えませんが、
それらのメリットやデメリットを踏まえて自分のトレードに合うのはどっちかを考えて取り組むのがいいですね。

基本的にスキャルピングでなければ、そこまで大きな影響はありません。

あと短期間で爆益になった時にはFX会社の損失になるため口座凍結されますので、そちらも注意ですね。

合わせて読んでおきたい記事

トレード手法の1つを公開

本当に勝てる!FXトレードの鉄板パターンは何?|鉄板パターンの1つを紹介します

2018年11月17日

超初心者の僕がトレードで勝てるようになった経緯

超初心者の僕がトレードで勝てるようになるまでの道のり|①FXトレードとの出会い

2018年10月2日

最後に、この記事が有益だと感じたら、
ブログランキングにご協力頂けると嬉しいです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村





LINE@で限定動画を配信中!

トレード大学のLINE@にご登録頂けたら、サイトやYoutubeの更新通知が受け取れます♪

さらに!

今だけLINE@登録者全員に限定動画をプレゼントしています。

「初心者や中級者が必ず失敗する その事例と改善方法とは?」

投資を始めた初心者の方、少し利益を出しはじめた中級者の方が、必ずと言っていいほど失敗してしまうポイントがあります。「投資は稼げない」「投資は危険」といっている人の、多くが陥る落とし穴とは?

その改善方法もお伝えしています。

LINE@に登録するだけで、PCからでもスマホからでもご覧いただけます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です