FXのトレードスタイルには主に4つあります。
スキャルピングトレード、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードと呼ばれるものです。
この4つの大きな違いは「時間」にあります。
それぞれの違いについて見ていきましょう。
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目次
4つトレードスタイルについて
4つのトレードスタイルは時間の使い方、使われ方が大きく異なります。
短時間で小さくコツコツ取っていくものや、長時間かけて大きな値幅を取りにいくものがあります。
それぞれがどのようなスタイルなのか解説していきます。
スキャルピングトレードとは
スキャルピングというトレードスタイルがありますが、スキャルピングは「皮を剥ぐ」という意味があります。
その言葉の意味通りに、皮のように薄いところを剥いで利益にしていくというようなトレードで、数pipsや大きくて10pips程度を取りにいくスタイルになります。
そのためエントリーから決済までの時間も短くて、早ければ数秒、長くて数十分というようなものになります。
トレードをする時間足も1分足や5分足などを使うため、かなりの短期決戦になります。
負けているトレーダーほどスキャルピングのような超短期売買にチャレンジして、トレード回数を増やせば利益も比例的に増えていくというイメージから取り組む人が多いですが、大体の場合失敗します。
スキャルピングの場合は、数pipsを取りにいくやり方なので、スプレッドがかなり影響します。
また負けたら取り返そうという心理が働きやすいので、そのメンタルを切り替えられないままトレードに取り組んでしまいやすいため、初心者には一番おすすめできないやり方です。
デイトレードとは
デイトレードとは、その日のうちにエントリーから決済まで完結するトレードスタイルのことです。
大体15分足でエントリーをするようなものがデイトレードになりやすいです。
スキャルピングに比べるとまだゆったりしていますが、初心者にはデイトレードでもちょっと厳しいです。
その日のうちにトレードが何度か成立するスタイルというのは、スキャルピングでも書きましたがメンタルがとても重要になります。
連敗が続くと取り返そうとしてルールを順守できないトレードがいくつか出てきたりもするので、そこで負けると更に大きくメンタルが崩れます。
そうなると資金を失うトレードを連発する状態になります。
短期トレードはメンタル面からくるリスクが高いので、最初のうちはもっとゆったりしたところから始めるといいでしょう。
そして技術面とメンタル面が上達してきたら身に付けておきたいスタイルではあります。
スイングトレードとは
スイングトレードとは、数日間から数週間にわたってポジションを持ち続けるスタイルになります。
初心者に一番取り組んでほしいスタイルはこのスタイルで、プロトレーダーでもスイングトレードでしっかり利益を上げている方もかなり多いです。
トレードチャンスはそんなに多くないですが、難易度で言えばこのスタイルが一番簡単なので、まずはこれから始めてみるのがお勧めです。
トレードをする時間足としては1時間足くらいになります。
スキャルピングやデイトレードに比べても、米雇用統計や各国政策金利などの超重要指標は影響を受けますが、それ以外の指標発表の影響はそこまで大きく受けないので、テクニカル分析に沿ってのトレードが実行しやすいです。
ポジショントレードとは
ポジショントレードとは、数週間から数か月にわたるような長期トレードのスタイルになります。
このスタイルになるとそんなに相場をチェックしなくてもいいので楽といえば楽ですが、ファンダメンタルの影響も大きく受けます。
ファンダメンタルの影響が大きくなるということは、情報を先に仕入れられる機関投資家が有利ですし、そのファンダメンタルの重要度やどれくらいの期間それが機能しそうなどの判断が難しいので、個人投資家にとっては利益を出すという目的から考えると、スキャルピングの次に難しいと考えています。
個人投資家にとっては客観的にチャートを判断できるテクニカル分析が一番有効だと考えていて、デイトレードかスイングトレードが僕としては推奨です。
またトレードチャンスもかなり少ないので、ほとんどの方が取り組めないスタイルだと思います。
勝つためのトレードの取り組み方
推奨するトレードスタイル
まずはスイングトレードで少しゆったりといくべきです。
トレードチャンスは多くないですが、その分精査できますし、ダマシも小さい時間足のトレードに比べて少なくトレードが出来ます。
そこでしっかり形が出来てからデイトレードに向かうのが良いです。
特にサラリーマンなど、チャートを見る時間が限られている方はスイングトレードを推奨します。
よく見れる時間で短期的に売買ということでスキャルピングを考える人が多いですが、相当な技術がいるのでそれこそ張り付いて見れる専業トレーダーで、その中でも技術の高い人でない限りはお勧めできません。
スイングトレードは常に見なくてもトレードできる形を決めておいて、それが出来ればトレードをすればいいのでサラリーマンがなるべく簡単にトレードで勝つのに実現しやすいスタイルになります。
頻繁に見れてトレードチャンスが多くても、勝てないとトレードをするほど資金が減るので、スイングトレードがやはり入り口としていいです。
勝っているトレーダーの考え方
これはトレードに限ったことではなく商売でも他のことでもそうですが、自分が勝てるところで勝負をするから勝てます。
自分が勝つかどうかわからないところで勝負をしてもそれはギャンブルにしかならないので、今回勝てても次勝てるかどうかわかりません。
そしてそれを繰り返すといずれ負けます。
金持ちが金持ちたる所以は、「強みのあるところでのみ勝負をする」ということです。
なので、スキャルピングなど難しいことを取り組んでも長期的に勝算がなければやる意味がありません。
検証して、デモトレなどで1か月実践すれば答えが見えてくると思います。
納得いかない方は納得いくまで取り組んでみていいですが、必ずそれによって出た結果を客観的に受け止めるようにしてください。
まとめ
トレードには負の連鎖があり、メンタルが崩壊してルールを守れなくなる状態というのが一番まずく、負けるとそれを取り返そうとしてルールを守らないトレードを連発し、資金を無くしていきます。
大体の人がそういうのを経験していくので、それ自体が悪いとは思いませんが、繰り返してしまうのは非常にまずい状態です。
そうならないための一つとして、勝てるトレードの入り口としてスイングトレードを推奨しています。
メンタルを引っ張られることもデイトレードなどに比べて少なく、落ち着いて見れるのでまずはここで勝負するのが一般的には良いです。
そこで腕を磨いてからデイトレードです。
スキャルピングはまたトレードの種別が違うので、ある程度確立させてから取り組む方がいいでしょう。
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