2018.6.4|ドル円・ユーロドル相場解説

先週6月1日金曜日の米雇用統計の良好な結果を受けて、6月の利上げ観測が確実視されていることと、12日の米朝首脳会談の開催決定を機にリスク選好のドル買い円売りが進んでいます。

またオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)取引に基づき推測される6月12、13日のFOMCでの利上げ予想確率は4日時点で93%に達したこと、米長期金利は4日の時間外取引で2.92%まで上昇したこともドル買い、円売りを生んでいる要因と考えられます。

これで6月の利上げはほぼ決定的となっていますが、それ以降の利上げが1回か2回かがドル高が進むかどうかの焦点となるのではないでしょうか。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とユーロドルを見ていきます。

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目次

2018.6.4 相場解説動画

ドル円のチャート分析

週初めなのでまずはドル円の週足チャートから見ていきます。

上のチャート画像のように2015年5月末の高値から引けるトレンドラインがレジスタンスとして使われています。

これを上に越えてくるとかなり強く上昇が続くのではないかという相場ですが、越えられずに今のところ動いているため、基本的にはダウントレンド、またはレンジと見れる相場です。

このまま下落が続くと1ドル=100円というのも見えてくるかもしれませんが、米長期金利が約3%と高い水準ですので、米ドルが買われて上がる可能性も考えておきたいです。

もう少し細かく日足の分析

次に日足チャートです。

日足で見ているポイントはこのまま上昇していくのか、それとも下落へと向かうのかです。

上昇していく場合は図のように一旦高値圏でレンジを形成してから上昇というのがわかりやすいですが、強ければそのまますんなり上昇するかもしれません。

下落に向かうようであればフィボナッチリトレースメントを引いていますが、61.8%辺りを目安に下落するかもしれないということで、ダウ理論で高値安値切り下げが起きればそのまま下もあるかもしれません。

直近108円辺りで一旦安値を付けていますが、ここからの上昇が強いので今のところ上昇の可能性が高いのかもしれないと見ています。
上昇した場合は週足トレンドラインが目途になってきやすいと思いますから、その辺りを目指しての買いも検討しておきたいと見ています。

直近の重要ポイントは4時間足

最後に4時間足チャートです。

4時間足では上下の赤枠の辺りがそれぞれ、

  1. 上がレジスタンス
  2. 下がサポート

として機能しやすいところと見ています。

このどちらかをしっかり抜けてくるとそちら側にトレンドが発生しやすいと見ており、特に上昇方向に関しては週足トレンドラインを目指す可能性もあるので値幅が大きく狙えるかもしれません。
下落方向は日足で見ていたフィボナッチリトレースメントの61.8、107円前半がターゲットと見ているので、その辺りまで狙っていきたいと見ています。

ユーロドルのチャート分析

まずはユーロドルの週足チャートです。

ユーロドルは黄色で引いた水平線がかなり効いているように見えます。

過去高値安値がある辺りで、サポートゾーンの幅は広いですが大体今の辺りは一旦サポートとして効いてきてもおかしくないところと見ています。

短期間でかなりの値幅の下落が続いていたのでそろそろ反転上昇もあるかもしれません。

下ひげの長いローソク足が出ているのも気になるところです。

日足では反転が見えるか?

次に日足チャートです。

日足では緑色のMAがレジスタンスになっているのが気になるところです。
このMAを上に越えてくるとレジスタンスを越えて上昇が始まっていく可能性があります。

週足でも書きましたが、これまでかなり強く下落があった相場で、過去高値安値がある辺りで止まっているので反転上昇の可能性が出ていると見ています。

となると、より小さいレジスタンスを越えればアップトレンドが始まる可能性があるので、一旦上昇して止められている今の辺りは見ておきたいポイントです。

想定としては図のように緑MAに抑えられるけれど、下落することなくレンジを形成して、そのレンジを上に越えれば上昇が始まる可能性も考えておきたいです。

4時間足のレンジを突破できるか?

そして4時間足です。

4時間足では赤枠で囲ったレンジを見ています。
日足でも想定図として書いたレンジを拡大したのが今の4時間足の赤枠辺りです。

この辺りでレンジを形成して上に越えてくれば上昇が始まる可能性があります。
これまで短期間で強く大きく下落した分、上昇すると一気に上がる可能性もあります。

4時間足のレンジブレイクしてから更に戻りを待って小さい時間足でエントリー
というストップ小さいトレードも検討したいですが、そのまま上昇されるとエントリーするところがないので、一旦はレンジブレイクでの買いもアリかなと思います。

どうしてもストップ幅が大きくなるのでポジション量は小さくなりますが、今後の上昇でも追加エントリーできる可能性もあるので、そこで狙っていきたいですね。

損切りは黄色枠辺りが無難なポイントになります。

今日の心しておきたいこと

トレードはシンプルに考えていきたいです。

想定をしていてもそうなるとは限りません。トレードで勝つことが目的なのでわからないところでは手を出さない。

わかりやすいところで勝負をする。

これが鉄則です。

わかりやすいところを待つとチャンスは減りますが、トレードしたら確実に資金が増えるというものではないので、チャンスまで待つのが一番です。

無理せず自分のトレードポイントを待ちましょう。

まとめ

ドル円は週足でレンジ、または下落ですが上昇の目もあるので買いのトレードも検討しておきたいところです。その場合は日足以下の動きが重要なのでしっかり監視しておいて狙うような動きが出るかどうかをチェックしておきたいです。

日足の想定図のように直近高値圏でレンジを作れば買いで考えられますが、レンジを作らずにすぐに落とされると下落の可能性も出てきます。

これは4時間足でも同様に見ておきたいです。そして重要ポイントは4時間足で確認しておきたいですね。

重要ポイントは4時間足で確認

  1. 上昇した場合の目途は112円辺り
  2. 下落した場合の目途は107円前半

ユーロドルは週足サポートに当たっていて反転上昇の可能性があるところに来ています。

ですので時間足を落として買いのパターンを待ちたいところです。

日足ではMAがレジスタンスになって頭を抑えられていますが、これを越えると上昇があるかもしれません。4時間足でもここは確認しておきたいですが、上昇となれば強めの動きが見えてくるかもしれないので見逃さないようチェックしておきたいです。

重要ポイント
  1. 上昇の目途は1.19前半

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