米国株高が進んでいる背景として北米自由貿易協定交渉で米国とカナダの合意への期待があり、米ドル買いも進行しています。
ただし、株高が進行するとポートフォリオのリバランスのために月末に決済が入りやすく、米ドル売りが発生する可能性があります。
米中貿易戦争の課題も解決していない中ではっきりとした動きは出づらい状況が続くかもしれません。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とオージー円を見ていきます。
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目次
【FX】2018.8.29 ドル円、オージー円相場解説動画
- ドル円はレンジの可能性。
- オージー円は下落継続の可能性。
ドル円のチャート分析
週足チャートから
週足では、変わらずレンジが続いている状況です。
いったんトレンドラインを上に越えてきた可能性があると見ていましたが、その後すぐに押し戻されました。
下落方向の可能性も検討していましたが、MAにサポートされてすぐ戻ってくるなどの動きで方向感のない感じになっています。
上昇した場合は114円台中盤、下落した場合は108円辺りが目標と見ており、個人的には上昇の感触を見ていますが、動き方によってまたそれも変わってくるので、状況見て判断していきたいです。
日足チャートではレンジの可能性
日足では、上下白線の間でレンジになるのではと想定しています。
この幅で収まるのかもわかりませんが、基本はレンジとして見ていてあまりはっきりした動きが出ないのではないかと見ています。
今のところ積極的にトレードするつもりはありませんが、今がレンジの上限である動きをしてきたら売りも検討したいと思います。
4時間足チャートでは下落あるか
4時間足では、レンジ上限でダブルボトムを作っている可能性を見ていましたが、結局は上に越えることなくレンジとなっています。
レンジ形成から上昇の可能性もありますが、下に抜けてくるのが基本の動きになるのではと見ており、今のところ短期下落方向で見ています。
ただ売るにしてもあまりはっきりした動きが出そうにないので、基本は様子見で他の通貨ペアを見ていく流れがいいかもしれません。
オージー円のチャート分析
週足チャートでは下落の可能性
週足では、レンジが連なっていて、基本的には下落していきやすい状況と見ています。
詳しくはトレンドの判断方法|みんな知らないトレンド判断のポイントをご参考にしてください。
どこまで下がるかはわかりませんが、ダウントレンドと考えていい相場と見ておりますので時間足を落としてタイミングを見て売りを考えていきたい相場です。
日足チャートでは戻り売りの可能性
日足では、前のレンジの真ん中まではいかないですが安値があるあたりに戻っていて、そこから陰線が出来ています。
週足でMAもあるところまで戻っているので、レジスタンスとしては強いところにある可能性があります。
ですので、売られるならこの辺りからではと見ており、個人的には少し売りを入れていますが、まだはっきりとトレンドラインをブレイクしたわけではないので、もっと下落がはっきりしてから追加売りも検討していきたいです。
ちょっと気になるのはドル円が方向感がなく、ほかのクロス円が円安に動いている通貨もあるので、あまり下げない可能性も考えておきたいです。
4時間足チャートでは売りタイミングを計りたい
4時間足では、トレンドラインより上にまだ相場はあります。
これを抜けてくればというところですが、トレンドラインが奇麗に効いてくるかはわかりません。
ひとまずは1つの判断材料として見ており、トレンドラインを抜けてくれば売り検討していきたいと見ています。
抜けてからいいパターンが出たらトレードを考えたいと思いますので、そこまではあまりしっかりした売りは出来ないかなと考えています。
週足レベルの大きな下げになる可能性もあるので、いいポイントがあればエントリーを狙っていきたいです。
今日の心しておきたいこと
相場の先が見えるわけではないので、今の状況から動く可能性が高い方向に向かってトレードを考えます。
よく負けている人は、勝っているトレーダーは先が見えるんじゃないか、というような発言を聞きますが、確かにそういう感覚がある相場もありますが、それも経験上のものでやはり統計的にどう動きそうかで判断しています。
統計的とは経験上のものと過去検証でのものがあり、経験上のものは経験していくしかないので今トレードが上手くできてない人は過去検証によって身に付けていくのが一番です。
ここで気を付けたいのが都合の良い検証をしないことです。
本来勝率が30%くらいのものが、過去検証だと80%とかになることもあります。
それは検証時のルールがしっかりしていなかったり、注意散漫にやってしまったりなどの原因がありますが、ちゃんと決めたことに従わないと違う経験が刷り込まれるので、勝つトレーダーになるのも時間がかかってしまいます。
正しい統計を身に着けるためにしっかりルールを決めて過去検証をしていきましょう。
まとめ
ドル円はレンジの可能性。
- 方向感のない動きが続くかもしれません、現状は様子見です。
オージー円は下落の可能性。
- レンジが連なって落ちているため下落継続の可能性、大きめの下落もあるかも。
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