2018.6.12|ドル円・ポンド円相場解説

米朝首脳会談に対する楽観や今日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にドル買いが先行し、ドル円相場は上昇しています。
米朝首脳会談で両国に融和姿勢がみられることやFOMCの利上げが控えていることもドルの買いやすさにつながっている。
傾向としてはドル円上昇相場として見られる状態です。
FOMCで今後の追加利上げが見込まれるかどうか注目したいです。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とポンド円を見ていきます。

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目次

2018.6.12 相場解説動画

現在の重要ポイント

  1. ドル円は上昇継続の可能性、110円前半の高値を越えたところで維持できるか
  2. ポンド円は148円前半の高値をしっかりと越えられるかどうか

ドル円のチャート分析

まずはドル円、日足チャートから見ていきます。

上下の白い水平線を引いたところが重要ポイントでどちらか抜けるとトレンドが強く出ていく可能性があります。

徐々に上昇気味動いている感じがある相場ですが、今日は米朝首脳会議があり、またFOMCも始まるので様子をしているような動きではあります。

ただ強くは動いており好材料感のあるニュースが出ているので買われている印象です。

それでもしっかり上がってこれるかどうかは水平線を引いたポイントを抜けてくるかどうかで、上に越えてくればかなり大きなアップトレンドに発展する可能性があり、下に抜けてくればダウントレンドが続いて1ドル100円を目指すような展開になっていくかもしれません。

4時間足で上昇継続なるか

次に4時間足チャートです。

4時間足チャートでは上昇感のある相場になっています。
いい方向でニュースが捉えられているのが大きいのかなとみていますが、このまま上がっていけるのかどうかはわかりません。

少なくともトレードに至るにはそれなりにトレードできるパターンが出ないと何もできないのでこのまま上がってしまうようなら何もできません。

個人的にトレードしやすい状況としては前回高値を越えた今の水準辺りでレンジになって、MAが下から上がってきて支えられる展開がやりやすいのかなとイメージしています。

そうなればレンジブレイクでトレード検討したいですが、注意は基本的に週足トレンドラインが頭を抑えている状況なので強く上がっていけるかどうかは微妙なところです。

ただ個人的には上がる可能性で見ているのでちょっと買いで入っていくのは面白いかもしれませんので、買いやすい形を待ちたいです。

もし下がって109円を割ってきたら下落の可能性も疑いたいと思います。

1時間足は4時間足が整ってから

1時間足チャートを見ていきます。

1時間足ではMAに沿って上昇しているので、そのまま支えられて上がる可能性もあります。

ただ4時間足ではMAとの乖離が起きているので一度下がってくる可能性を見ています。

もしこのまま上昇しても手が出せないので、いったん調整が入るか、4時間足で描いたような買いやすいイメージの形が出来上がるかを待ちたいところです。

あくまで1時間足は補助的な立場になるので、上位時間足の状況が整えばトレード検討していきたいと思います。

そのため今MAで支えられているからと買いで考えていくのはないかなという状況です。

ポンド円のチャート分析

日足チャートから見ていきます。

トレンドラインがレジスタンスとなっています。
動画では言いましたが、週足では大きく上昇を支えていたトレンドラインを下に抜けていて下落の可能性が出ているという状況ですが、強く上がっているので個人的には上昇を想定しています。

もちろんここから下落の流れができれば売りを考えたいですが、トレンドラインがレジスタンスとなっている高値を上に越えたら買いで考えていきたいとみています。

そうなるとかなり強い上昇相場となるかもしれません。

上がれば154円台辺りを目標に見ていきたいです。

4時間足で動きを見たい

次に4時間足チャートです。

日足トレンドラインが頭を抑えているのでとりあえずこれが重要なラインです。

すんなり上に越えていく可能性もありますが、図で描いたように頭を抑えられながら推移してそのうち上に越えていくというような展開もあります。
または凄くわかりづらい動きをしてくるかもしれません。

ひとまずわかりやすい動きをしてくればトレード検討したいですが、わかりづらければ148円前半の高値を越えたらトレードを検討してもいいかもしれません。

目標は日足で書いた通り154円台を見ているのでそこまで見ていきたいと思います。

上に越えてからもそれなりに値幅もあるので、越えてからのパターン待ちでもいいかもしれません。

1時間足では細かい動きを見る

1時間足チャートを見ていきましょう。

1時間足では細かいトレードのタイミングを見ていきたいです。

日足ではトレンドラインのレジスタンス、4時間足ではダウを築いて抜けるのかどうか、1時間足ではエントリータイミングという流れです。

4時間足でも解決しそうではあるので、わかりやすいほうを見ていけばと思いますが、4時間足で状況が整えば1時間足まで落としてトレードしやすい状況、形状になっているかどうかを確認していきたいです。

基本的には買い方向で見ていますが、あまり上昇が見込めないようであれば週足トレンドラインを下に割っているのもありますし、ドル円の動きも見て下落方向も検討したいです。

今日の心しておきたいこと

1つのルールをやり続けることでトレードは修正点が見えてきます。
トレードルールに向き不向きもありますが、一貫性をもってやり続けないとそのルールの長所短所が見えてきません。

人間関係でもそうですが、一人の人と向き合っていかないとその人の長所短所がわからないので仲良くなるのは難しいし、ずっと付き合っていける人なのかどうかもわかりません。

トレードルールも1つのやり方をやり続けることで修正の仕方も見えてくるので、コロコロ変えないこと。

コロコロ変えるとまた振出しに戻るのでいつまで経っても勝ち方の見えない迷路の中です。

まとめ

ドル円は継続して買いで考えておきたいと見ています。

重要ポイント
  1. 上昇なら110円前半から中盤の今の水準を保てるかどうか

ポンド円も上昇方向で見ていますが、日足トレンドラインを越えられるかどうかで上がるのかどうか見えてきます。

重要ポイント
  1. 148円前半の高値をしっかり越えられれば強く上昇の可能性

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