こんにちは!
この記事では僕自身がどうやってトレードで勝てるようになっていったか?
前回の続きの記事となります。
前回の記事はこちらです。
FXと出会って、さあここから成功が待っているのか?という話になってきます。
ただ、
大家さんがギャンブルに負けて全ての物件を差し押さえられ、
多額の借金だけが残って明日の食べるご飯がない・・・
そんな中で本当に食べるものがなくて飢え死にしていく海外の子供たちをテレビで見て、
「自分は何をやっていたんだ・・まだまだやれるじゃないか!」
と、プライドをかなぐり捨てて取り組んだ事業で一発逆転!
みたいな話ではありません・・・あしからず。
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目次
FXに出会って人生が変わりだした、その始まりは・・・
FX会社へ潜入①:FXって怖いものなのか?
・・・前回からの続きになります。
ビジネスの師匠から勧められ、FXを知りました。
しかし、そもそもFXってなんぞや??
投資をしたことがなかったし、投資というと大変な金額が必要なイメージだったので、
「まあ金持ちの遊びだな」
「貧乏人が手を出したら破綻へ直行なんだろうな」
という感じでした。
田舎で生まれ、田舎で育ち、大企業に就職しようものなら未来は約束されたも同然!
または公務員でもいいよ!
そんな地域、家庭で生まれ育ったので、お金の向かう先は迷うことなく貯金!
産まれた時点で過疎化の地域で、高齢者の多いところですから
「投資なんてやるもんじゃないよ・・・!」
みたいなのが暗にありました。
投資先進国の欧米からすると、僕の住んでいたところはある意味、日本代表です。
さあ、やるからにはひとまずFXというものを調べてみよう!
すると・・・
「高リスクの投資」
「注意が必要です」
・・・えええ、大丈夫かな、これ?
案の定ビビってしまいましたが、そこで立ち止まっても先に進めません。
FXが出来る会社ってないのかな?
直接教えてくれる人がいるといいな。
ということで、いろんな知り合いに声をかけていました。
そうすると、1人の気さくなおばちゃんが、
「知っとるでよ!実は私も投資しとってなぁ、今度お店行くし一緒に行こか。」
ということで、FX会社に連れていってもらうことになりました。
FX会社へ潜入②:初めての口座開設!
確かおばちゃんと話して1週間後くらいだったと思います。
FX会社に連れていってもらいました。
僕の住んでいるところからFX会社まで結構距離があって、
車で片道1時間半くらいかかるところで、
40㎞は少なくともあったと思います。
そしてそのFX会社に行って支店長を紹介してもらいました。
支店長といっても、当時その会社には3人しかおらず、
【支店長、事務員、パートの男性】
という構成でした。
しかもその支店長も僕と同い年の女性で、
当時僕が20代後半くらいでしたので、かなり若い支店長でした。
まずFXのことを一切知らなかったので、
「FXとは?」
という最初から教えてもらいました。
FXはForegin Exchangeの略で外国為替という・・・・
みたいな話からドル円やユーロ円のチャートを見せてもらって、
「夕方のニュースでやってるやつや!」
とちょっと興奮しました。
そして一通り話を聞いて、
レバレッジ??・・・大きいお金を動かせる?・・・なんで??
空売り??・・・なんで最初から売れるの?・・・おかしくない??
という、まあ初心者がよくある疑問の1つです。
ただ分かったことは、
・安い時に買って高い時に売る
・高い時に売って安い時に買う
これが出来たら儲かるんだな・・・と。
じゃあ、とりあえず話を聞いてもさっぱりわからんし、やってみようかな。
ということで支店長の説明はほぼ無駄になりましたが、
結果、口座開設をしました。
FX会社へ潜入③:初めてのトレードで見事勝利!
口座開設が完了して、別日にまたFX会社を訪れました。
そしてトレードを経験するため入金をしました。
初めての投資金は10万円です!!!
いや~、ドキドキしましたね。
そもそもFX会社に口座を作るという意味さえ当時よく分かっていません。
銀行以外で口座を作るってどういうこと?
そんな感じです。
ともあれ資金投入して、お勧めのドル円を買ってみようということで、
電話注文(店頭注文)とインターネット注文がありましたが、
電話注文でドル円を買おうということで支店長に注文しました。
そしたら支店長が
「ドル円買いですね・・・了解しました!」
と言って、
「笹田さん ドル円 1万通貨 買い」
というのを紙にメモして事務所の中に入っていきました。
・・・原始的・・・
タッチパネルで
「ポンポンそれー!」
みたいな近未来的であり、下手すると魔法的なのを想像していましたが、
明らかにメモ書きでした(笑)
そしてその後、事務所から出てきて、
「ドル円を1万通貨買いましたので-。」
初めてのトレードが成立した瞬間です!
その当時は確か2005年6月くらいだったと思います。
相場も右肩上がりで、円売りがドンドン進んでいました。
そのため、1万通貨買ったドル円も2,3日ですぐ利益になっていました。
まだその時はインターネット注文が使いこなせなかったので、店頭でどれくらい利益になっているのか聞いてみたら・・・
支店長:「1万円くらい利益です。」
僕:「なにぃぃぃーー!!」
どれくらい上がったら1万円の利益になったのかもその時は全然わかりませんでしたが、
「とにかく思ったよりシンプルなんだな」
「怖い怖いと思っていたし、聞いていたけどそうでもないんだな」
という、FXのイメージが変わっていきました。
ドル円を決済した後、利益になったのが忘れられず、
すぐポジションを持ちたくなったのでお勧めの通貨を聞いて、
また店頭注文でドル円を買いました。
1週間くらいしてそれも利益になり、
「じゃあ慣れてきたようですし、今後はインターネット注文でいきましょうか」
ということで、自宅のPCでも注文できる状態になりました。
しかし、相変わらず1時間半かけてFX会社まで行って入り浸り、
支店長が相場をどう見ているのかを聞いて、
そのまま店頭でインターネット注文をしていました。
聞いた話では支店長はトレードで勝っているということだったので、
「これはきっと秘密の手法があるんだな・・・!
何とか教えてもらいたいな。」
という理由でFX会社に入り浸っていました。
そしてそんな日々が続いたある日、
「今ちょうど営業の人員を募集してて、うちに正社員としてきませんか?人当たりもいいし。」
とパートの男性から声をかけてもらいました。
まだ当時は中古PCの販売をやっていてパッとしなかったし、
雇われてはなかったし、それを知っていたためでしょう。
そこは支店長じゃないんかい!
と思いましたが、
いい話だな・・・と。
もしFX会社に入社したら「秘密の手法」を教えてもらえるんじゃないか?
と想像しました。
しかし、
リアルに会社まで通うとなったら片道1時間半、往復3時間・・・・うーん、結構遠いよな~・・・
というのがよぎりましたが、1日考えて次の日に
「入社します!!よろしくお願いします!!!」
と返事をしました。
FX会社へ潜入④:ついにFX会社に入社!!
そんな流れでFX会社に入社することになりました。
入社の目的である「秘密の手法」がこれで得られると思い、
嬉々とした日々を過ごしていました。
「さあ、これで僕もトレードで数年後には億万長者だな。」
とワクワクしながら悠々自適な未来を想像していました。
とりあえずFX会社を紹介してくれたおばちゃんには挨拶しておこうと思って、
「営業として入社することになりました。」
と伝えると、
「それだったらお客さん紹介してあげるからな~」
と言ってくれて、まだ入社もしてないうちからお客さんが増えていきました。
当時はFXが流行ってきていて、相場も上がり調子でお客さんのほとんどが利益が出ていたので、
お客さんがお客さんを呼ぶ
という素晴らしい循環によって、お客さんが増えていました。
改めて言いますが、
まだFX会社に入社していません。(笑)
さあ、いよいよ入社の日がやってきました!
今でもハッキリと覚えています。
2005年7月21日に入社しました。
もうすでに自分の顧客が出来ていて、営業成績に対してのインセンティブみたいなのは一切ありませんでしたが、
ちょっと鼻高々な感じでした。
そして初めてのFX会社での業務を終えて1時間半かけて帰る途中、
お客さんから急に電話がかかってきました。
夜の8時半過ぎたくらいだったと思います。
「仕事終わっとるのにごめんよ~、ドル円が暴落しとってなぁ、どうしたんだろうか??」
という電話でした。
どれどれ~
と、車を止めて携帯でレートを確認すると、
・・・・ええ!!!
凄い勢いで下がってる!!!
しかもドル円だけじゃなくて、円全部!!!!
記憶が確かなら数分でドル円が3円の暴落
ポンド円も4円くらい・・・
これは何事!!!??
軽くパニックです。
入社したての僕には全然何が起こっているのかわかりません。
そこで支店長に聞いてみると、
「人民元が切り上げたようです!!」
・・・????
支店長は興奮した感じでしたが僕はさっぱりわかりません。
ひとまずおばちゃんにはそれをそのまま伝えました。
すると、
おばちゃん:「これ、このまま買いで持っといていいんかな?」
僕:「いいですよ、下がってもまた上がりますしね。」
おばちゃん:「わかった・・・。細かいことは明日にでもー。」
重要なのはまた上がるのか、それとも下がってしまうのかです。
僕は上がると聞いていたので、そのままそれを伝えました。
その後、結果的に相場は上昇の勢いを取り戻して上がっていきました。
・・・次の日に知ったんですが、
人民元の切り上げというのは、それまで人民元は固定相場だったのが以下のように変更があったということでした。。
1ドル=8.28元だったのが、8.11元のドル安・元高にするとともに、変動相場制に移行した記念すべき日です。
昔日本円も1ドル=308円の固定相場制でしたが、それが変動相場制になって今があります。
そんな元の記念すべき日に入社するとは・・・
なんか嵐でも起こるんじゃなかろうか・・・
そう思ってしまうような出来事でした。
FX会社へ潜入⑤:トレードで爆益からの・・・
FX会社に入社して改めてトレードを開始しました。
営業と言っても常に外に出ているわけではなく、
お客さんがお客さんを連れてきてくれる循環があったので、
店舗で待ちつつ、ずっとチャートを見ていました。
チャートを見ているとやはりトレードをしたくなるもので、
仕切り直して再度10万円からスタートし、
チャンスと思ったらどんどんトレードをしていました。
やはり最初のトレードで利益を出せた感覚があり、
やったら儲かるというイメージが強く、そのままの勢いでトレードをしていました。
気づいたらスキャルピングのようなトレードをしていて、
1週間で10万円が20万円ほどになっていました。
1週間で2倍ですから、1ヶ月したら16倍・・・
という発想がよぎり、
「こりゃ、すぐ金持ちだな。」
「秘密の手法も必要ないな。」
という単純野郎でした。
そんな感じなので、
資金が少ないと儲かる額も少ないし、じゃあ200万円にして始めようということで、
200万円にしてトレードをし始めました。
・・・するとあれよあれよとお金が減っていくではありませんか・・・
トレードをすればするほどお金が減ります、まあ見事に。
そして1週間でほぼ全額が消し飛びました。
特に感情という感情が出た覚えはありません。
まあショックであったことは違いありませんし、喪失感というか、残念というか、
現実を受け入れられない感じでしょうか。
なので
「うわぁぁぁ!!大変なことになっちゃったー!!!」
みたいな感じはありません。
どちらかというと
「えぇぇ・・・、お金なくなっちゃったし・・・。」
という感じです。
いや~、
大してお金を持ってない人間の200万円はかなりきついです。
・・・しばらくチャートを見たくなくなりました。
普通ならそうなるでしょうし、僕もそうなったんですが、
仕事柄チャートを見ないとかできません。
否が応でも目の前にチャートが開かれています。
ああ、辛い・・・
トレードしたくない・・・・
もう辞めたい・・・
そんな気持ちが頭を占めていましたが、
それでもチャートと向き合い、お客さんと話をしないといけないので、
再度資金を投入してトレードをします。
当然もうそんな資金もないので、
給料とわずかの貯蓄を合わせて10万円を入れるのが精一杯でした。
そしてまた資金を飛ばします・・・
ああ、辛い・・・
トレードしたくない・・・
もう辞めたい・・・
・・・僕は誰?
現実逃避が始まります。
本当に資金失ってまで何をやっているのかわかりません。
それでも仕事のために資金を投入して、
一時ちょっと増えたりはしますが、結局また資金を飛ばします。
ああ、辛い・・・以下同文。
そんなことがしばらく繰り返され、何度も強制ロスカットにあいました。
FX会社へ潜入⑥:トレードの師匠を探して結果は好転?
これではマズいということで、誰かに教えを乞うことにしました。
一番近い存在が支店長なので、支店長に聞いてみることにしました。
ちょっと教えを乞いづらかったんですが、
これで遂に「秘密の手法」が明かされる!
そして満を持して聞いてみると・・・
「ここは上がりそうだったんですよね、こんな感じだったし」
「これはちょっと下げてきてたので、このまま下がるんじゃないかなって思ったんです」
みたいな・・・。
・・・全然わからん!!
いや、ちょっと頑張って教えてもらったポイントを振り返ってみよう。
・・・やっぱりわからん!!
宇宙からの信号を受信するパターン??
そうだとしたらそれは秘密の手法だけど、そういうことじゃなくて!
・・・仕方ない、支店長ラインは諦めよう。
もうちょっと詳しく教えてくれる人はいないか探すことにしました。
すると、FX会社の隣に住んでいる人がトレードで勝っているというではありませんか!
時々、その人がFX会社にやってくるので関わるようにして距離感を縮めていって、
ついにその人の家に行くことが出来るようになりました。
そこで聞いてみました。
「どうやってトレードで勝っているんですか?」
すると、
「高値を超えたら買うし、安値を抜けたら売る、それだけ。
株もやってるんだけど、新聞見てたらチャート見なくても勝てる。
なぜなら、前日の高値を超えたらみんな買いだすからもっと上がる。
上がってたら値ごろ感で怖くなって買えないというけれど、上がるから買う。」
そんな話でした。
「ああ、なんだ。結構シンプルなんだ。」
凄く精神的に楽になって、じゃあそれでトレードしていこうということで、
素直に高値を超えたら買い、安値を抜けたら売り
でトレードをしました。
今でも覚えていますが、カナダ円が強く上がっていて、
これはまだ上がるかもしれないと思い、高値超えて逆指値でカナダ円を買いました。
すると見事に下落。
勝っている人を信じて、まだ上がるかもしれないから損切りは入れずに持っておこう・・・
そして、また資金を飛ばしました。
教えられたとおりにやったのになぜ勝てない??
それでも諦められる環境ではなかったので、新たな出会いを探しました。
そして、その後二人の師匠と出会い、トレードが好転していきます。
・・・続きます!!
先生も苦労されてたんですねw面白い話ですw
それなりに苦労しましたww
ささっちさんの話に勇気を頂いております。
事業をたたんで残った負債を返済する毎日に疲れ、完済するにはFXで稼げるようになるほかはないとFXを始めてかれこれ10年になりますが、いまだに資金は増えません。増えるどころか負けると少しのボーナスからFXに資金を入れ、その資金も積もり積もって大赤字のこの10年です。
胃の痛む毎日を送っております。
本当にFXは生易しいものではないと、安易な気持ちで始めた自分が情けなくなります。
しかし、完済の為にはFXのトレードスキルを磨くより他はないと胃の痛みをこらえながら、勤めとFXの両輪を回す毎日です。
それはなかなかお辛い状況だと思いますが、どこかで突破口を見つけていくしかないですよね。
現状が上手くいかない状況でしたら、1万円とか無理ない程度にしておいた方が良いです。
精神的にしんどい状態だとチャート分析も希望をもってしてしまう部分が出たりもしやすいので、返済に重点を置いてFXは技術を磨くのに専念するために少額で、またはデモトレでやるのが良いと思います。