笹田喬志:トレード大学学長
hiro:「専業トレーダー」
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笹田喬志(以下笹田):こんにちは、笹田です。今回は僕の方からちょっと対談の方をお願いして、ゲストの方に来ていただいたんですけれども、もしかしたらあまりご存知無い方もいらっしゃらないかもしれませんので紹介していきたいと思うんです。
YouTubeとかTwitterで活動をされているhiroさんになります。今日はよろしくお願いします。
hiro:よろしくお願いします。
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目次
やっぱり、その風貌が・・笑
笹田:はい、で、hiroさんと言えばYouTube等、拝見させて貰っているんですけど、Twitterの方も見させていただいているんですけど、やっぱり面白いなと思うのは、自動売買でトレードをされているということと、あとこの風貌というところですね。
hiro:風貌…。
笹田:はい。
hiro:怪しいですか?
笹田:怪しいですね(笑)。
hiro:(笑)
笹田:どこの世界からやって来たのかな、という。
hiro:(笑)そうですね、何か「アメコミから出て来た奴」みたいな、結構言われたりしますけど。
笹田:(笑)何か、トレードする時ももう何かそんな感じで?
hiro:トレードする時は、もうちょっと気合い入っていると思います。
笹田:(笑)それは、自分でトレードする時、裁量トレードする時は気合い入ってやっている、という…。
hiro:結構、そうですね。まあ最近そんなに裁量する機会が無くて。
笹田:はいはい。
hiro:まあ、後で話しますけど。
笹田:はいはい。
hiro:かなりシステムの方に軸足を置いてしまったので…そうか。そういう意味だと、やっぱりこんな感じなのかもしれないですね。
笹田:(笑)いや、僕は本当に興味があるのは、自動売買でほとんどされているじゃないですか?
hiro:はい。
笹田:で、それをTwitterとかでも実績をアップされているというのが「本当に凄いな」と思うんですけど、僕の中で、正直自動売買でそんなに勝つというイメージがあまり無くて。
hiro:うんうん。
自動売買で勝つための考え方とは?
笹田:そこは、どういう風に自動売買に任せていく流れになった、とか、ちょっとお話を聞きたいなと思っていて。
hiro:ああ…僕は元々、裁量をやっぱり中心でガンガントレードするようなトレーダーだったんですけど、家庭を持って…要は結婚して、子どもが生まれて、という中で、やっぱり1日中チャートに張り付くということが出来なくなってきて。
どちらかと言うとそのライフスタイル上の需要から、それに合わせる形で必要になってシステムを入れた、という経緯でシステムトレードになったんですけど。
笹田:はいはい。何か、凄く簡単な感じで言いますけど…。
hiro:はい。
笹田:実際、僕も自動売買のロジックを組もうと思って組んだこともあるんですけど、それで勝てるか、というと全然だったんですよね、正直なところ。
hiro:うんうん。
笹田:なので、そこをスムーズに行けたというのが結構凄いな、というのが僕の中であって。で、それは元々裁量トレードが割とそっち寄りだったとか、そういうことなんですかね?
hiro:そうですね、僕のやっていた裁量トレードというのが結構「手動だけどシステムトレード」みたいな感じで、かなりこのルールのところを明確に…要はチェックリストみたいにしてやっているタイプのトレーダーだったので、そういう意味ではその裁量の度合いの大きい裁量トレーダーに比べれば、システムへの移行というのはかなりスムーズに出来るような感じだったと思います。
笹田:なるほどですね。ちなみに、そのトレード歴ってどれぐらいになられるんですか?
hiro:今年で10年目になります。
笹田:ああ、結構長いと言えば長いんですかね。
hiro:そうですね。今、29歳なんですけど、始めたのが20歳の時だったので、ちょうどそれで10年目という感じですね。
実は”元落ちこぼれ大学生”
笹田:へえ…。何でまた19から…始められたきっかけというと?
hiro:始めたきっかけは、大学生だったんですけど、ちょっと落ちこぼれていて、大学の中で。
笹田:はいはい。
hiro:ちょっと勉強についていけない、というのがあって。で、「文系学生で落ちこぼれ」というと、大体授業に出なくなるじゃないですか?
笹田:はいはい、よく分かります。
hiro:で、授業に出ないでサボって、図書館で…結構大きい図書館だったので、漫画とか雑誌とか読んでいて、その読んでいる雑誌の中に、多分皆さん…笹田さんもご存知だと思うんですけど、『Forbes』っていう雑誌があって。で、その時にたまたまジョージ・ソロスの特集が組まれていたんですよね。「ああ、もう俺はこれになるしかない」と思って。
笹田:「ジョージ・ソロスになるしかない」?
hiro:はい、なれていないですけどね(笑)。
笹田:(笑)
hiro:まだ途中です、という感じなんですけど。
笹田:はいはい。
hiro:まあ、そんなことがきっかけでトレードを始めた、という経緯です。
笹田:ほう、めちゃめちゃジョージ・ソロスの影響を受けていますね。
hiro:格好良かったですよね。
笹田:その『Forbes』の本の中にいたジョージ・ソロスが?
hiro:はい、何かまずね、「金持ちになりたい」という漠然とした憧れがあって。で、圧倒的金持ちじゃないですか?
笹田:はい。
hiro:で、そこと、あとはその生き方、冷徹なまでに結果に徹するあの姿勢というのが格好良くて。で、その「お金持ちになりたい」という漠然とした憧れと、彼の生き方に対する憧れと…というのが重なって、「そこを目指したい」という風に思ったんですよね。
笹田:なるほど。
hiro:はい。
笹田:で、実際にそこからは、トレードの勉強というか、それはどういう風に始めていったんですか?
実は、全部独学でここまで来たんですよ
hiro:最初は全く勉強せずに始めました。舐めていたので…(笑)。
笹田:はいはい、よくある話ですね。
hiro:はい。「とりあえず5万ぐらいから出来るんでしょ?」っていうこと5万入れて。それが3日ぐらいで全部無くなって。
笹田:はいはい(笑)。
hiro:(笑)…で、結構頭悪かったので、「これもう1回やったら、今度は勝てるんじゃないかな?」というところで結構続けていったんですけど。
笹田:はいはい。
hiro:2~3回、同じことを繰り返してから勉強を始めて、本を買って読んで、負けて…というようなことで、結構独学ですね。
笹田:凄いですね。
hiro:ずっと独学でやりました。
笹田:それは誰かに教わったというのではなく?
hiro:そうですね、教わったりとかっていうのは…まあ人と意見交換をしたりとかはありますけど、その初心者の段階でしっかりとした教育カリキュラムみたいなものを受けたことは無いです。
笹田:へえ…。それでどうやってそこまで行くのが凄く分からないというか、イメージが湧かないんですけど、何かしらから情報を得て、「この形でトレードしてみよう」とかそういう風にはならなかったんですか?
hiro:ならなかったですね(笑)。結構遠回りした方だと思います。もう沢山、本をワーッと買って、積んで、で、全部読んで…だからその中でどれが重要な情報かということも分からずに、とりあえず全部読んで。
でも、全部読んでいると、やっぱりこの本とこの本とこの本との共通部分というのが見えてきますよね。
笹田:はいはい。
hiro:だから、そこをまとめて、自分の中で体系化をする、という作業を自分でやっていたので、最終的にはその「勝つロジック」というものを手に入れることは出来ましたけど、かなり僕は遠回りをした方じゃないかな、という感じはしています。
笹田:おお、それはでも結構賢いな、と思うんですけど。実際、その勝てるようになるまでにどれぐらい期間が掛かったか、覚えています?
hiro:その「勝てるようになる」という概念が凄く難しくて。
笹田:はいはい。
hiro:数字がプラスになる、という意味では結構早い段階で勝てるようになりました…「勝てました」ということですね。
笹田:はいはい。
hiro:それはなぜかと言うと、「時合いが良かった」というのはあります。
笹田:あ、なるほど。
hiro:圧倒的上げ相場なので、もうアホほど儲かるというか、買って持っていれば良かった、ということがあるので、勝てる能力は当時無かったですけど、お金は増えた、というのはあります。
で、自分の実力としてちゃんと勝てる実力になるのにどれだけ期間が掛かったか、という話で言えば多分3年ぐらいは掛かっていたんじゃないかなと思いますね。
笹田:だけど、「誰にも学ばず3年」というのはやっぱり早いな、という風に思います。
hiro:あ、そうなんですか?
笹田:うん。それはやっぱり、負けた経験から学んでいって「次こうしてみよう」「ああしてみよう」というのがあったということ?
hiro:そうですね。やっぱり負ける度に反省はしましたね。
笹田:はいはい。
hiro:その「なぜ負けたのか」「なぜお金が無くなったのか」ということをノートに書いて、大体そのさっきの本の話と共通してきますけど、負けもずっと記録していくと、同じ原因で負けているところというのが沢山見付かって来るので、それを抽出して、まずそこから潰していく、みたいなことを結構繰り返してやっていましたね。
笹田:なるほど。
hiro:はい。
笹田:では、そこからその自動売買に…さっきの話になるんですけど、ご家族が出来て、生活スタイル的に裁量トレードをやっているとちょっと…、要するに「家族といる時間が無くなっちゃうから」みたいな話ですよね。
hiro:そうですね、そうです。
裁量から自動売買にどう落とし込んでいったか
笹田:で、そこから自動売買に行ったということなんですけど、その自動売買に行く過程でも、その裁量から自動売買って、ちょっとさっきの話に戻っちゃうかも分からないんですけど、やっぱり感覚部分ってどうしても要るのかな、と思うんですよね。裁量で勝つのって。
hiro:うんうん、そうですね。
笹田:そこを自動売買に落とす過程というのは、どういう苦労があったんですか?
hiro:感覚の部分は、この感覚の部分をシステムに入れるということよりも、結構削ぎ落としちゃっている部分が大きい、というのは正直なところあります。どうしてもやっぱり裁量トレードの方が精度という意味では優れていて、それはもう僕は両方やったから分かることですけど、システムというのはもう良くも悪くも融通が利かないんですね。
言われた通りにしか動かない、というところがあるので、その分エラーが無いという利点がある一方で、何か「ここはトレードしないでね」みたいなことを言っていないのに察してくれる、ということは無いんですよ。
笹田:それはそうですよね(笑)。
hiro:(笑)だから、そういうところは半ば諦める形で…。
笹田:なるほど。
hiro:で、その影響をなるべく小さくするような工夫をしながらやっていく、というようなことをやっていますね。
笹田:なるほど。では、そのスタイルをもう今はほぼほぼ確立していらっしゃると思うんですけど、実際、可能であればなんですけど、どんな感じの結果というか成績というか…?
hiro:そうですね、あくまで平均ということになっちゃうんですけど…。
笹田:はいはい。
hiro:月平均で大体2%とか…レバレッジがそんなに掛かっていないんですよ。一番掛けているシステムで3倍ぐらい、僕の口座の中ではですね。
笹田:なるほどです。
hiro:3倍ぐらい。で、掛けていないやつだと1.5倍ぐらい。
笹田:おお、ほぼ現物に近いですね。
hiro:そうですね。だから、FXでそれってどうなの? というあれもあるかもしれないんですけど、そのぐらいの小さいレバレッジの中で運用して、月2%ぐらいをベンチマークにしてやっている感じですね。
笹田:なるほど。それはポートフォリオを組んだ時に、それぐらいがリスクとして受け入れられる状態だったからそれにしている、ということですか?
hiro:そうです…まあ、許容リスクで言えば、その更に2倍・3倍ぐらいのレバレッジを掛けても良いんですけど、お金が今無い状態で、これから資金を作るということであれば、そういった許容リスクパンパンまでポジションを張っても良いんですけど、今、その必要が無いというか…。
笹田:なるほど。
hiro:うん、生活全然出来るので(笑)、だから…。
笹田:(笑)問題無い。
hiro:必要が無いから取っていない、という方が大きいですね。
笹田:なるほどですね。
hiro:はい。
笹田:ちなみに今YouTube、僕もよく拝見させてもらっているんですけど、そのYouTubeをやるきっかけって何だったんですか?
hiro:YouTube、結構暇だから…トレーダーって皆多分そうだと思うんですけど、待っている時間が長いじゃないですか。
笹田:はいはい。
hiro:暇だから見ているんですけど、最近投資系のYouTuberの人が増えてきたな、と思っていて。その中で笹田さんを見付けたりとかもしたんですけど。
笹田:はい、ありがとうございます。
hiro:笹田さんは本当に貴重で、凄く説明は分かりやすいし為になる話もするし。ただ、他はあまりいないですよね、そういう人。「あまりいないから、俺やろうかな」みたいな、「自分でやろうかな」みたいな。
笹田:出しゃばっていったんですね。
hiro:出しゃばっていきました(笑)。
笹田:(笑)そのYouTubeの内容として、検証をよくやっていると思うんですけど、あれは、そこ何で始めていったんですか?
hiro:そうですね、先程言った話と被るところがあるんですけど、その「参考になるYouTuberが少ないな」って思ったことの1つに、皆「この手法、勝てるよ」とか、「こういうことはやっちゃダメよ」ってことは言うんですけど、そのバックグラウンドというか、その裏付けですよね。「それはよく分からん」というのが多くて。
笹田:なるほど、はいはい。
hiro:多分皆、ちゃんと数字を取った上で確信を持って話をしているんじゃないだろうな…という、そういう感じがしたので。何と言うんですかね、僕のこのトレードのスタンスと大分違うわけですよね。
で、そこから物足りなさというのを感じていたので、僕はやっぱりシステムトレーダーとして、その数字を取る、その裏を取って、それを裏付けにしてトレード執行を行う、ということを強みだと思っているので、それを皆に是非伝えたい、YouTubeの中でYouTubeの視聴者の皆さんに是非伝えたい、という想いがあったので…。
笹田:なるほど。
hiro:検証、多めですね。やっぱり。
笹田:なるほど、なるほど。では、そことちょっと被ってくるかもしれないんですけどhiroさんなりのトレードで成功するためのポイントというか、学んでおきたい、「こういうことからやっていった方がいい」みたいなものってあります?
トレードで成功するには「自分がやること、知ろうとすることの意味」を自ら把握すること
hiro:そうですね、トレードにおいて僕が一番大事だと思うことは、自分が何をしようとしているのか、何を知ろうとしているのか、ということを正しく把握することだと思っています。
笹田:はいはい、と言いますと…。
hiro:例えば「インジケーターを使って分析をする」ってなった時に「このインジケーターはなぜ表示するのか」「なぜ見ているのか」「そもそもこのインジケーターはなぜ作られたのか・何のために作られたのか」ということを、ちゃんと丁寧に知っておく。
で、知った上で、自分の「知りたい」「こう使いたい」という目的に適うのかどうなのか、というのをちゃんと評価した上で使うべき、というのがありますね。
何だか分からないけどとりあえず出していって、何かこの…例えば移動平均線だったら移動平均線出して、皆が「ハネる」って言うからタッチしたらエントリー、みたいな、そういうのではなくて、移動平均線というのは何を表示するもの・何を表すもので、これによって何を知れて、自分はこういう風に使っていきたいから移動平均線を出しますよ、という…
だから、「何のためにやっているのか」ということをちゃんと、「自分が何をしているのか」ということをちゃんと知る、ということが大事だと思います。
笹田:なるほどですね。そこは多分裁量とも結構被るかな、と思うところなんですけど、移動平均線、僕も使ったりはよくしているんですけど、「何でその移動平均線が必要なのか」というのをあまり…
まあ初心者とか、これから始めた人って、そこを理解して始めるというのはちょっとまた話が変わってくるかもしれないんですけど、何度か失敗していったらそこはちゃんと落としていかないと、多分先に進めないというか、そのルールの深みに入っていけないと思うんですよね。
なので、よく言うんですけど、僕は「何か1つ決めたら、それをとりあえずやり続けていかないと抜けていけない」と思っている方なので、そこに向かっていくためにも何かを…使っているインジケーターとかを深く落とし込んで…例えば移動平均線だったらそこでサポレジとして効く可能性があるんですけど、それは何でなのか…みたいな。
そうなるのは何でなのか、というのをこう落とし込んでいくことによって、もっとトレードは上達していく、みたいな、多分そういうことだということですね。
hiro:そうですね。1つのものを突き詰める、って凄く大事だと思っているんですよ。
笹田:はいはい。
hiro:上手くいかない人って、今の話で言えば、「移動平均線がハネるって言われたからとりあえずタッチしたところでエントリーしました」「損切りになりました」「“じゃあ一目均衡表を出してみようかな”って一目均衡表の転換線で同じことをやってみました」「勝てませんでした」「ではボリンジャーバンドでやってみようかな」みたいな…。
何かこの1つ1つのことをちゃんと掘り深める前に次のところに行くのは早過ぎる、っていうのは多分あると思うんですよね。
笹田:はいはい。
hiro:だから、やっぱり1個1個のことに対して、もうそれのエキスパートになれるぐらいしっかりと調べて知る・研究する、ということを大事にするというのは、トレードを上達する上では凄く大切かな、と思っています。
笹田:はいはい。すみません、今日は長時間いろいろお話聞かせていただいて…。
hiro:いえいえ。
笹田:ありがとうございました。
hiro:お招きいただいてありがとうございました。
笹田:いえいえ、とんでもないです。またよろしくお願いします。
hiro:お願いします。
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