この記事はトレードとは全く関係ありません。
過去あった出来事を書いた記事です。
今回はタイのプーケットで遭難した、本当にあった酷い話を書いていきます。
遭難といっても、海山で遭難したわけではありません。
僕にとっては誰一人知り合いのいない、タイ語も英語もあんまりわからない人間が急に夜中で途方に暮れた話です。
詳細記事の前に応援クリックお願いします!^^
↓↓↓
にほんブログ村
スポンサーリンク
目次
初めてのタイ旅行
待ち合わせの約束
チャートマスターを共にやっている根崎優樹ですが、
彼は帰国子女で英語ペラペラで、アメリカで自由に過ごしてたせいか、基本的に日本があんまり好きではありません。
そのためよく海外へ旅行に行くんですよね。
ハワイやらタイやらニュージーランドやらアメリカやら・・・
僕はどちらかというと引きこもりだし、飛行機に乗るのが怖いので海外へ行きたくないタイプで、
国内の温泉がいい感じです。
なんで飛行機が飛んでいるのか、そして風にあおられてグラついたり、降下時にフッと内臓が宙に浮く感じが耐えられない!
「ああ、今日はもう最後の日になるかも・・・
娘たちよ、元気でな・・・。」
毎回死を覚悟して乗ってます。
・・・ある時、
根崎:「ささっち!タイに行こうぜ!ぜぇっったい楽しいから!!」
僕はささっちですが、タイには行きたくないって思ったんです。
思ったんですけど、心のどっかに
「行かな損するかも・・・」
みたいなのがあって、
僕:「ほな行こか。」
行きたいけど行きたくないみたいな微妙なテンションだけど、行くって言ったもんだから、
根崎大喜び!
根崎:「わっほい!ウホウホ!!」
僕:「・・・はい」
根崎:「俺ら先にタイに行ってるわ!」
僕:「え?そうなん??なんで?」
根崎:「ちょっと現地調査で!」
まあ元々乗る空港が違ってて、
根崎はもう一人のチャートマスターのスタッフと成田空港から
僕は関西国際空港からなんで、
僕:「わかった、そしたら〇日にタイに行くわ」
根崎:「OK!その日だったら多分プーケットだな、じゃあ現地集合で!」
僕:「了解!」
こんな感じでプーケットで合流することになりました。
プーケットで合流の予定が・・・
で、いよいよフライト1週間前になったときに、
僕:「〇日に行くけどプーケットでいいんよね?」
根崎:「いいよ!」
ということで、当日プーケットに向けて旅立ちました。
プーケットへの直通はなかったので、
一旦バンコクへ入って乗り継いでプーケットへ行くっていう流れです。
日本からバンコクへの行きは6時間くらいで、そこからプーケットまで1時間半くらいです。
そして当日飛行機に乗り、プーケットに向かいました。
到着するのは現地時間で大体夜中の11時くらいです。
一人で海外に向かうのは初めてだったのでかなりドキドキしましたが、
無事プーケットに到着しました。
そして早速空港でレンタルした電話で根崎に電話しました。
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
あれ、繋がらないな。
もう一回かけてみよう。
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
あれ?
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
・・・ヤバい!
全然電話に出ない!
まあでもいつものことか。
ちょっと時間置いてかけなおそう。
・・・約20分後。
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
襲われないとも限らないので、見渡すことしかできません。
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・・・プーーッ、プーーッ、プーーッ」
電話をかけても全然出ない。
う~ん・・・これ本当に困ったな。。。
明日まで無事でいられるかな、これ・・・
プーケットのおばちゃん
それでも何かないかと空港の外で携帯をもって右往左往してたら、
見ず知らずのおばちゃんが車から降りて声をかけてきました。
多分どうしたの?的なことを英語で言ってきました。
とにかく英語の聞き取りが苦手で、何を言っているかあんまりわかりません。
僕:「looking for hotel」(ホテル探してる)
おばちゃん:「OK,middle or low or high?」
僕:「う~んと、ミドル」
おばちゃん:「OK,come on!」
おばちゃんの車に乗せられてどこかに連れていかれます。
これ、このまま森とかに連れていかれたらどうしよう・・・
そう思っていたところ、ちょっと開けた感じのホテルに連れていかれました。
着いてすぐおばちゃんがホテルの人と何やら話してます。
それからおばちゃんに呼ばれてホテルに行くと、値段を提示されました。
大体15000円くらいだったと思いますが、ちょっと高いことを伝えると別の8000円くらいのコテージっぽいところで、環境は良かったのでそこに決めました。
とりあえず明日も空港にいったん行くことをおばちゃんに伝えると、
おばちゃん:「AM 7 o’clock,OK?」
僕:「OK」
ということで、朝7時に迎えにきてもらう約束をしてホテルに着きました。
しかし、おばちゃんがホテルの人と話してたのが気になって眠れません。
「もしかして、僕が日本人でお金持っている風だからおばちゃんの手先が部屋に乗り込んで身ぐるみ剥がれるかも・・・」
そう思うと寝れません。
結局その日は寝れないまま。
何事もないのに寝れないまま徹夜して疲弊しました。
多分、おばちゃんが僕をホテルに紹介したことで手数料の交渉をしてたんだと思います。
全部根崎のせいですね。
次の日、空港までおばちゃんに送ってもらってthank youと言って、別れます。
そして根崎に電話。
「トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・はい。」
電話に出た!!
僕:「今どこ??」
根崎:「今サムイ島にいるわ」
僕:「え?プーケットじゃなくて?」
根崎:「うん、今サムイ島だからプーケットから飛行機出てるよ。」
僕:「・・・わかった、行くわ。」
・・・
・・・
そんな感じ??
そんな近所にいますみたいな感じ???
まあ、考えても仕方ないのでとりあえずサムイ島に行こう。
ということで、飛行機のチケットを取りにカウンターに行きました。
チケットを取るカウンターは日本のJALやANAみたいにいくつかあって、
人も何人もいるところではなく、
デスクがあって、そこに女性が1人しかいません。
僕:「I want to go to Koh Samui」(サムイ島に行きたい)
そしたら何やら言ってきます。
何やら言ってますが、何を言っているのかさっぱりわかりません。
僕:「I don,t now. I want to go to Koh Samui」(わかりません、サムイ島に行きたい)
・・・というやり取りを筆談やらも使って5回くらいはやり取りしたと思います。
それでも全然わからず、
女性:「チッ・・・」
明らかに舌打ちをしてきました、接客しながら。
すると、
女性:「NO ticket Full」
みたいな感じで、単語を並べてわかりやすく伝えてきました。
満席でチケットがないと、今日の便も明日の便も満席だと。
・・・うそやん・・・サムイ島ってそんなに人気があんの?
仕方ないので空港をウロウロして、サムイ島に行く他の方法がないか、
話しかけやすそうな人を探して話しますが、みんなI don,t nowという感じです。
・・・困ったな~、どうしよう・・・
ということで、根崎に電話しました。
根崎:「フェリーでもサムイ島まで行けるから、それで来たら?
バスでフェリー乗り場まで行けたと思うよ」
・・・
・・・
良く知ってますな。
素直に感心しました。
じゃあバスでフェリー乗り場を目指そうということで空港を出たら、またそこにあのおばちゃんが。
プーケットのおばちゃん再び
僕を助けてくれたおばちゃんとまたバッタリ会いました。
おばちゃん:「どうしたの?サムイ島に行ったんじゃなかったの?」
※英語が分からないのでもう日本語表記
と声をかけてくれました。
そこで、満席で飛行機でいけないのでフェリーで行きたいということを伝えたら
おばちゃん:「結構遠いよ、どうやって行くの?」
僕:「バスでフェリー乗り場まで行けるって聞いたよ」
おばちゃん:「バスは最後まで行けないんじゃないかな・・・
送っていこうか?ちょっと高いけど」
僕:「お願いシャース!」
という感じのやり取りをして、乗せていってもらうことになりました。
そのおばちゃんは本来はタクシー業をやってて、
ホテルやらを紹介して紹介料をもらって生計を立てているそう。
で、セダン系の車に乗ってタクシーをやっている人は、こっちではまあまあ裕福な部類に入るそうでした。
それから空港からフェリー乗り場まで、途中寝たのでよく覚えてないけど3時間くらい。
タクシーで約3時間ってそりゃ結構な値段になってもおかしくないですよね。
あんまり覚えてないけど、多分1万円くらいで行けました。
大体その時の物価が日本の3分の1や4分の1なので、やっぱり結構な値段ですね。
フェリー乗り場に到着して、チップも1000円くらい渡そうとしたら拒否られたけど、
無理やりどうぞと渡して、フェリーのチケットを買い、フェリーに乗り込みました。
ついにおばちゃんとも今生の別れです。
なぜか
「高松⇔小豆島」
って書かれたフェリーに乗って、1時間半くらいでサムイ島に到着。
写真が残ってないのが残念!
無事に根崎と合流できました。
根崎:「おお、お疲れ」
まとめとして
帰りのサムイ空港です。
サムイ空港のラウンジはホテルのロビーみたいで、ソファがあってフルーツ食べ放題です。
風通しも良くて凄い気持ちのいいラウンジです。
ただ僕がサムイ空港に着いたのが夜で、支給される時間を過ぎていたようでフルーツの残りかすにアリが這っていました・・・
食えたもんじゃねえ!!
その後バンコクに戻って、数日後帰国しました。
・約束は守りましょう
・現地にはちゃんといましょう
・プーケットのおばちゃんは大切にしましょう
コメントを残す