2018.10.16|ドル円・キウイ円|麻生財務相の発言により円売りの動きが発生

昨日はリスク回避の円高の動きがありましたが、
麻生太郎財務相が貿易交渉に為替を入れることは現実的にはないと発言したことにより円売りの動きとなっています。

ただ、イギリスのEU離脱問題やアメリカとサウジアラビアの関係悪化などを受けて、114円台中盤の高値を超えるような上昇が素直にあるかは微妙です。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とキウイ円を見ていきます。

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目次

【FX】2018.10.16 ドル円、キウイ円相場解説動画

現在の重要ポイント

  1. ドル円は111円後半でサポートされ目先上昇の可能性。112円台後半は目指すと見ている。
  2. キウイ円は74円台後半まで上昇の可能性。

ドル円のチャート分析

月足チャートから

ドル円 USDJPY

月足では、3年半のレンジをブレイクしているので上昇方向を基本に見ています。

114円台中盤の高値で止められていますが、これを超えれば118円台や125円台もあるかもしれません。

トレンドラインの角度も急なので、114円台中盤の高値をなかなか超えられないかもしれませんが、
アップトレンドの相場として見て、買いで考えておきたいと思います。

日足チャートではここでサポートされるか

USDJPY ドル円

日足では、過去の高値でサポートされるところに来ています。

直近の下落も急に落ちたため、少なくとも目先はサポートされて上昇しやすいのではと見ています。

最低限112円台後半までは上昇があると見ていますので、
そこまでは買いの戦略で見ていきたいと思います。

時間足を落としてエントリータイミングを見ていきたいです。

1時間足チャートでは高値超え出来るか

ドル円 USDJPY

1時間足では、111円台後半がサポレジとして強そうと見ていたところ、現在超えています。

超えたところで買いでもいいと思いますが、損切りは111.70辺りに置く感じだと思います。

出来るだけストップ幅を小さくいきたいので、111.90辺りの安値下に置きたいですが、
あまり自信がないので今のところ111.70辺りに損切りを置いての買いとしています。

損切りされたらその後のパターンを見てまた考えたいですが、上昇するようなら追加買いのポイントも探っていきたいです。

出来るだけ伸ばす方向で考えています。

キウイ円のチャート分析

日足チャートから

キウイ円 NZDJPY

日足では、過去安値が揃っているあたりでサポートされています。

ここのサポートは強い可能性があるのと、レンジ上限から下限まで落ちているので、
真っすぐ下がる相場ではない
と見ています。

そのため大きな流れはダウントレンドですが、基本短期買い戦略で見ておきたいと思います。

4時間足チャートでは上昇の可能性

NZDJPY キウイ円

4時間足では、上昇となる可能性を見ています。

フィボナッチリトレースメントを引いていますが、78.6辺りの74円台後半まで上昇する可能性を見ており、
前の上昇相場を見ても結構スカスカと言いますか、サポレジがそんなにないところなので、
強く上昇していくかもしれません。

逆ヘッドアンドショルダーも奇麗に出ていて、上に超えているので上昇で見ていいいと思います。

個人的には一旦の戻りを待ちたいところですが、このまま上がるようだと手出しできない相場になるかもしれません。

1時間足チャートでは調整を見たい

キウイ円 NZDJPY

1時間足では、逆ヘッドアンドショルダーのネックラインを上に超えています。

ネックラインと今の相場に乖離があるので、
一旦その乖離を埋めてから上昇となると買いやすいし、上がりやすいと見ています。

なので、そこまで待ちたいですね。

もしキウイ円が買えなければ個人的にはドル円の買いだけで様子見したいと思います。

戻りがなければ手が出せませんので、現状ではそのチャンスをしっかり待っていきたいです。

今日の心しておきたいこと

トレードは待つのがとにかく大事です。

待てないということはルールが明確にない可能性があるので、そこをしっかり固めたいですね。

そのルールをしっかり定めると待つしかないので、
待てないときにトレードをしたら負けるというのもよく実感できます。

そこのルールがなくて、ただ高値更新したら買うとかだと何が悪いのかわかりません。

待つ状態が出来て初めて良い悪いの区別できるので、待つこと。

待つためにはルールを決めて、
「今自分は待ちの時間だ」
というのがわかるようになること。

これがポイントです。

まとめ

ドル円はいったん上昇の可能性で、112円台後半が最低ターゲット。その後も上がるのかそれとも下がるのかは状況待ち。

重要ポイント
  1. 112円台後半までは上がると見ており、そこまでは買いで考えていきたい。

キウイ円は逆ヘッドアンドショルダーから上昇、戻りを待って仕掛けたい。ターゲットは74円台後半。

重要ポイント
  1. 戻りがあるまで様子見。そのまま上がったら放置するしかない相場。

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