2018.10.30｜ドル円・ポンド円｜11月の米中首脳会談がカギを握るか？株価の動向も注意

11月に予定されている米中首脳会談で関税に関する話があがるでしょうから、もしかしたら米中貿易問題がある程度決着がつくかもしれません。

そこでリスク回避の円買いとなるのか、それとも米中貿易問題が解消されて金利上昇が見込まれているドルが買われる、リスクオンの展開となるのか気になるところです。

株価の動向も金利の上昇を左右する材料になるので、注視したいです。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とポンド円を見ていきます。

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【FX】2018.10.30　ドル円、ポンド円相場解説動画

ドル円のチャート分析

週足チャートから

週足では、少し上昇方向に開けていくイメージもできます。

ボリンジャーバンドが上に少し上がっているので、このままアップトレンド継続の可能性もあります。

ファンダメンタル的な要素が上昇を抑えている分も強いので、米中貿易問題が解消されると大きくどちらかに触れてくるのではないかと見ています。

今のところは上昇相場ですので、114円台中盤の高値も超えて118円台を目指す可能性を検討しておきたいです。

日足チャートではダマシが上昇きっかけになるか

日足では、トレンドラインと水平線がサポートになっています。

金曜日に一旦下に抜けましたが、それをきっかけに上昇してきています。

こういうダマシが入ると個人的には上昇の可能性が強いと見ており、
ダブルボトムのネックラインを超えて来たら買いで考えていいのではと見ています。

時間足を落とすと超えているとも見れるので状況次第では買いで考えたいです。

ただ、今週は明日に日銀政策決定会合と金曜日に米雇用統計があるので、
いいパターンが出ればトレードしたいですが、基本様子見するかもしれません。

4時間足チャートでは状況待ち

4時間足では、トレンドラインがレジスタンスとなっていましたが超えてきています。

ここから画像のように戻りを作って上昇する展開が見えたら買いも検討したいです。

ただ上記で触れたように重要経済指標があるので、いいパターンと判断できるものが出ない限りは見送りたいと思います。

ポンド円のチャート分析

日足チャートから

日足では、過去安値があるところがサポートとなって陽線を形成しています。

かなり強く下げたのもあって、一旦は上昇に転じるのではと見ています。

ただ大きなトレンドがどちらに向いているかはわからないので、短期的な買いで終わらせる予定で見ています。

4時間足チャートでは短期上昇の可能性か

4時間足では、145円台中盤まで上昇の可能性を見ています。

フィボナッチリトレースメントを引いていますが、トレンド転換するとほぼ38.2までは目指していきます。

今のポンド円の場合だとそれが、145円台中盤になるということですね。

今のところ23.6辺りで止められていますが、ここを超えてくると38.2までは早い展開で到達するのではと見ています。

もし時間足落として買いのチャンスがあれば狙っていきたいです。

30分足チャートでは短期買い検討

30分足では、短期買いで見ています。

個人的には既にポジション保有していますが、ここから再度チャンスがあるようなら買い増ししていきたいです。

画像のように一旦調整があってから上昇に転じたら買いを考えたいです。

その際は他のクロス円通貨も見て、いい状況になっているようならリスクを増せるので合わせて見ていきたいです。

あまりいい状況でなければ見送りでも考えています。

今日の心しておきたいこと

自分の感情に左右されずに、相場の上下に左右されずにトレードをするか？

を考えると、やはりルールが必須です。

そこを曖昧にしてしまうと、もう何でもよくなって自分の感情でトレードをしだすので、
常にルールを守れていたのか？
を振り返るのは結構大事ですね。

振り返る習慣をつけるとルールを守る意識が刷り込まれていくので、
そこまで頑張らなくても守れるように徐々になっていきます。

これが特に振り返りなどしなくても大丈夫だろうと楽観的にやっていると、
いい時はいいんですが、悪い時に崩壊するので、
そもそもそのブレを無くすためのルールなので元も子もありません。

ルールを守るためには振り返る習慣をつけること

これをぜひ試してみてください。

まとめ

ドル円は現状は上昇の可能性。上昇すれば114円台中盤だが下落すれば108円台が目標。

ポンド円は短期買いの可能性、上がれば145円台中盤が目標。