トランプ米政権が講じる関税措置に、中国共産党指導部が同程度で対抗する方針を示したことで米中間の貿易摩擦が激しくなっています。
ですが中国国内では米国と争う準備が整っているのかと公然と疑問視する声が出ています。
党指導部に対してこのように疑問を直接呈す動きが出るのは異例で中国株が軟調な動きを示しており、リスクオフの動きから円高傾向の値動きが出てくるかもしれません。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とユーロ円を見ていきます。
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目次
2018.6.26 相場解説動画
- ドル円下落の可能性も、引き続き109円台を割るかどうか。
- ユーロ円は127円前半を割り込めば124円辺りまで下落の可能性。
ドル円のチャート分析
日足チャートから
日足では下落の可能性も考えられる状況です。
週足トレンドラインが伸びていてそれを越えない限りは基本的に下落なんですが、個人的には粘り強い印象を受けていたので上昇の可能性を見ていました。
ただ他のクロス円を見ると弱い動きをしていることと、ドル円自体も109円を割る動きが出るかもしれないと見ていることから以前より下落の想定も見ていきたいと思います。
以前から見ている通りではありますが、109円を割るかどうかが重要ポイントと見ていますのでそこでの攻防がどうなるか注目しておきたいです。
4時間足では下落のダウ継続中
次に4時間足チャートです。
週足トレンドラインのレジスタンスに抑えられて下落気味の動きも見られます。
まだ日足でレンジを形成する可能性もあるところなので何とも言えませんが、下落となると大きく下がっていく可能性もあります。
まだ今の段階では判断がつきませんが、
下は109円台を割るかどうか
上は112円台に乗せてくるかどうか
このポイントは変わらずです。
110円台に乗せてくるとまたレンジ形成となるかもしれませんので、その辺の動きをチェックしておきたいです。
1時間足ではヘッドアンドショルダーが出来るのか?
次に1時間足チャートです。
1時間足では下がったところで少しレンジを作っています。
109円中盤辺りでサポートされていますが、ここを抜けると下に決壊する可能性もあるので形状次第では売りで入りたいところです。
ちょっとヘッドアンドショルダーっぽい形状になってくるかもしれませんので、そうなって下に抜ければ売りでもいいかもしれません。
下がれば107円を目標として見ていきたいので、それなりの値幅が狙えるかもしれない相場です。
反対にヘッドアンドショルダーが出来てきて、それを下にブレイクせずに上昇するようだと日足レンジ継続中となってくるので、上昇の可能性も見ておきたいところです。
今のところはまだ判断しがたい状況です。
ユーロ円のチャート分析
日足チャートから
日足では上の白線を引いた130.30辺りが重要ポイントで、ここを越えてくれば買いのゾーン、そこより下の現状は売りのゾーンと見れる境目のところです。
なので今は売りで見ておきたい相場で売りの形が出来てくれば直近安値の124円台までは下がっていくのではないかと見ています。
あとは時間足を落とした時の形状次第というところですが、日足ではわかりづらいので4時間足で見ていきます。
4時間足でトレンドラインサポートのレンジか
次に4時間足チャートです。
4時間足では日足で引いた白線より下にあるので売りのゾーンで見ています。
白線辺りでダブルトップのような形を作って下落した後にトレンドラインに支えられるように上昇していますが、これを割ってくると下落の流れが加速するかもしれません。
ダブルトップのネックラインが、トレンドラインが引けるレンジのレジスタンスになっているのでここで抑えられる限りは下落継続で見たいです。
逆に上に越えてくると方向感が出ない相場になるかもしれないので、そうなったらちょっと様子見が続くかもしれません。
現状ではトレンドラインブレイクで売りを検討したいと見ています。
1時間足では早めのチャンス待ち
次に1時間足チャートです。
4時間足で引いたトレンドラインがサポートになっているのがよくわかると思います。
トレンドラインブレイクのほうが勝率は高いと思いますが、どうしてもそれからだとストップ幅が大きくなるので出来るだけ早く仕掛けたいと見ています。
となると、それより小さい時間足ということで1時間足を見ています。
早めに仕掛けるとしたら今のレンジの上限に当たっていい形が出たら売り検討というところで、ちょうど今のレート辺りでトレードできるパターンが出るのを待っています。
何もパターンが出なければ様子見ですが、パターンが出たら仕掛けていきたいと思います。
ヒゲでいったん上に越えている動きも気になり、上昇よりは下落の流れが強いかもしれません。
今日の心しておきたいこと
やるかどうか、やり切れるかどうかは自分次第です。
トレードで結果を出すのに教えてもらう人に委ね過ぎている人は勝てるようになりません。
なぜなら、自分で判断して自分で注文を出すので当たり前のことです。
教えてもらった人と全く同じ精神構造で行動も同じようにできるなら結果もついてくるでしょうけども、そういうわけにはいきません。
勝てるようになるかは自分次第。
まず自己責任というのをきっちり受け止めたら勝てるトレーダーの第一歩です。
まとめ
ドル円は109円割れなら下落も検討の相場です。
- 112円台に乗せてれば上昇の可能性だが、109円割れたら下落の相場。
ユーロ円はトレンドラインを割るかどうか。
- 明らかにトレンドラインがサポートとなっているので、割ってきたら下落。124円辺りがまず目標。
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