2018.6.27|ドル円・ビットコイン相場解説

米政権の通商問題に関するスタンスがやや緩和したことでドル買いになったことと、月末を意識した買いが先行しました。

しかし、仲値でドル売りに転じたことでドルの相場は反落しました。

ドル円は海外勢のショートポジションがまだ残っているとみられ、上がっていくのは厳しいかもしれません。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とビットコインを見ていきます。

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目次

2018.6.27 相場解説動画

現在の重要ポイント

  1. ドル円下落の可能性も、引き続き109.30辺りのサポートが壁。
  2. ビットコインは60万円を割れたら30万円まで下落の可能性。

ドル円のチャート分析

日足チャートから

日足では週足トレンドラインのレジスタンスとサポートとなっている白線のどちらを割るかで見ています。

上からくるトレンドラインは111円中盤がポイントとなる可能性があり、サポートとなるラインは109円台を維持できるかがポイントと見ています。

どちらかに割るとトレンドが出やすいですが、このままレンジが続く可能性もあり、レンジとなれば上昇が濃厚ですが、早々に下に落とされると大きな下落に発展してくるかもしれません。

その辺の動きをチェックしておきたいです。

4時間足では下落の可能性

次に4時間足チャートです。

4時間足では黄色丸の感じで下落のダウを形成中です。

安値更新の勢いが強くないのでまだ微妙な部分もありますが、全体的に円高の動きの可能性がありドル円も下げの可能性は検討しておきたいです。

109.30辺りにサポートがあり、ここを割り込むとより下落が進行していく可能性があるので気を付けておきたいところです。

売るにも早いかもしれないところでちょっと判断が難しいので基本的にはもう少し大きな動きが出るまで待つか、リスク低めでちょっと仕込むくらいであればいいと思います。

1時間足では109円中盤に突っ込んでくるか

次に1時間足チャートです。

110円台に乗せてきたのでレンジの可能性濃厚かなと見ていましたが、割とすぐ落とされてきたので再度下落の可能性を見ておきたいと思います。

上の白線がレジスタンスとしては強そうなところでここを越えればレンジの可能性を検討したいポイントで、黄色線が上昇、またはレンジを維持するには重要なポイント。
黄色線を割ってくると下落の可能性が浮上して下の白線を割るとより下げを考慮したいと見ています。

今の感じでは弱い可能性がみられますが、今の段階ではまだはっきりと判断するには早いところなのでもう少し状況を待ちたいと思います。

下の白線を割ったら売りは検討していきたいと見ています。

それまでは様子見スタンスをメインに相場を見ています。

ビットコインのチャート分析

週足チャートから

陰線が続く相場となっています。

このまま下落が進行すると30万円台までの下落を見ていて、結構大きな下落の展開になってくるかもしれません。

今のあたりから上昇したとしたら青いMAがある90万円前後をレジスタンスと見ていて、これまで青い20SMAがサポレジとしてずっと機能しているので重要ポイントとして見ておきたいMAです。

日足でサポートを維持できるか

次に日足チャートです。

白線を引いたところが直近ではかなり重要ポイントで、今そのあたりでサポートされていますが抜けてしまったら大きく下落となり、週足でも書いた通り30万円台を目指す下落の可能性として見ています。

ただ抜けたかどうかの判断が難しいところで安易に抜けたと思って売ると反発上昇を食らうし、支えられると判断して買いを入れると下にがっつり抜けて下がっていくということもあるので慎重に形状を待ちたいところです。

個人的にはいったん支えられる可能性もあると見ていますが、結局は下落の可能性が高いのではと見ていますので売り場探しをメインに見ています。

もし上がっても90万円辺りを明確に上に越えてこないと上昇はないと見ていますので、目先は上がっても大きな下落の可能性は検討しておきたいです。

ちょっと上がるとツイッターなどでも騒がれますが、テクニカル的に節目をしっかり見て相場を判断しておきたいです。

4時間足ではトレードできる形を待つ

次に4時間足チャートです。

4時間足では下がってレンジ、下がってレンジという動きをしていますので引き続き下げであれば黄色丸くらいのレンジの大きさを待っておきたいです。

ただサポートが強くて上がる可能性もあるところなので、逆ヘッドアンドショルダーのようになっている今の形状から上に越えてからレンジが出来る、または戻りが出来るのを待って、それをさらに越えてきたら買いを考えていきたいです。

逆ヘッドアンドショルダーを上に越えただけでの買いは全体から見ると小さくて危ういのでまた下げられる可能性もあります。

あくまでそこまでの動きを待ってから個人的には買いは考えていきたいです。

今日の心しておきたいこと

損切りは根拠をもって早くすることが大事です。

初心者が負けるパターンに多いのが、損切りが正しくできないことです。

まず損切りを置く位置がわからないというのもありますが、そもそも損切りを置かないという方もいます。

昔120円でドル円を買って90円割れるところまで持っているという方がいました。

損切りがもったいなくてできないと言っていましたが、そのポジションにメンタルを引っ張られるので良いことが何もありません。

その後損切りしてから相場は上がっていきましたが、損切りすることによってメンタルを切り替えられ、その人のセンスもありましたがすぐ勝てるようになって車を新車で2台買っていました。

勝つかどうかはさておき、損切りできないとメンタルを持っていかれるのでこれから行うトレードに正しく向き合えません。

それこそが大きな時間の損失になるので、損切りは必ず入れておきましょう。

まとめ

ドル円は109.30割れで下落の可能性があるかも。

重要ポイント
  1. 112円台に乗せてれば上昇の可能性だが、109.30割れたら下落の相場の可能性。

ビットコインは今の水準を維持できるかどうか。

重要ポイント
  1. 明らかに下に抜ければ30万円台が目標だが、下に抜けたと思わせて上がる可能性もあるので注意。

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