日銀が前日の金融政策決定会合で、当分の間は現行の緩和政策を継続すると決定したことで円買いへの海外投資家の関心が急速に低下しているようです。
また明日のFOMCで米政策金利が0.25%利上げする予定でしたが、今回の利上げは据え置き観測が出てきています。
ただその後の発表次第では9月に利上げの可能性が高いようで今のところ為替相場に動きはありませんが、その後も据え置きなどとなると、ドル売りが先行する流れになるかもしれません。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とポンドドルを見ていきます。
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目次
【FX】2018.8.1 ドル円、ポンドドル相場解説動画
- ドル円は下落目線から一転、上昇の可能性が出てきている。
- ポンドドルは引き続きドル高。
ドル円のチャート分析
週足チャートから
週足では、上昇の可能性が強まってきています。
昨日の黒田総裁の会見で、強力な金融緩和を継続するという発表があったため、お金をさらに刷るとなると円の価値が下がるので円売りの流れが出やすい相場となるかもしれません。
上昇となれば114円台が引き続き目先のターゲットと見ていますのでそこまでの買いは狙いたいですが、114円台までいくようなら118円台まで上がっていってもおかしくはないかなと見ています。
ここからのチャートの形状次第ですが、基本は買い目線で見ておきたいです。
日足チャートでは110円後半のサポートが引き続き重要
日足では、110円後半のサポートが強く効いています。
上がるにしてもいったん下に抜けてからかなと以前は見ていましたが、抜けることなくサポートされて上がっています。
勿論今後下がってきて別の展開が出来てくるかもしれませんが、上昇するとなると110円後半を下に抜けることなく上がっていくかもしれません。
ここから時間足を落として買いの形が出たらトレード検討していきたいと見ています。
4時間足では調整の可能性を待ちたい
4時間足では、目先ボラティリティが高い状況になっているのでここですぐ買うという選択肢は個人的にはありません。
いったん戻りを待ってから買いでトレードが出来る形が出来たらエントリーしていきたいと見ています。
またそうならずに反転の形、例えばダブルトップなどが出来ると110円後半辺りまでは下落の流れが出来るかもしれませんので、形状を見て判断していきたいと思います。
今のところはどのような形状が出来てくるかを見てからトレードを考えていきたいです。
ポンドドルのチャート分析
週足ではダウントレンド
週足では、頂点でダブルトップが出来て下落が続いています。
ダブルトップの高値近辺は過去月足で何度もサポートになっていたところでしたので、かなり強いレジスタンスとして今後も機能するのではないかと見ています。
現状では下落続く想定で見ていて、1.20台を目指して下がっていくのではないかと見ています。
しばらくは売り目線でポンドドルは見ていきたいと思います。
日足では下落のレンジ中
日足では、緩やかに下落しているレンジの中で動いています。
現時点から下落がさらに進む可能性もあると見ていて、時間足を落として節目を見ていきたいですが、そこを抜ければ下落が進むのではと見ています。
今のところはサポートされて上昇する可能性もあるので待ちではありますが、基本的には下落している相場ですので売りでトレードを考えていきたいと見ています。
特に目立った反転の形や状況が出ないようでしたら売りで見ていきたいです。
4時間足ではヘッドアンドショルダーの可能性
4時間足では、ヘッドアンドショルダーが出ている可能性があります。
これを下に割り込んでくると下落が進む可能性がありますが、そこで維持されると上昇の可能性も残っています。
ユーロドルのような相関のある通貨、ドルフランなど逆相関のある通貨がまだ週足レベルでしっかりした調整が入ってきてないので、その調整が出来てきたらドル買いのトレンドは出やすいと見ています。
なので個人的には多少微妙な目線では見ているんですが、このままドル高が進むようならその流れに沿ってトレードも考えていきたいと思います。
今日の心しておきたいこと
トレードの数をこなしたいという声がすごく多いです。
なぜ数をこなしたいのかというと、数をこなさないと資金が増えないと考えているからです。
これはわかります。
わかりますが、トレードの質が高くないと数をこなすほど資金を減らすだけです。
表面上では質を高めようという取り組みをしますが、深層心理では数をこなしたいという願望が強くて質がおざなりになりがちです。
なので失敗しても追及しないし、特に何も考えずにそのまま取り組み続けるという流れになってしまいます。
深く掘り下げるというのは重要で、勝てないと資金が増えないのだから勝てるところを作るというのが大事なんですね。
そのための取り組みをしているかどうか、それが出来てから数を増やしていきましょう。
まとめ
ドル円は110円後半が重要なサポート。
- 現状は上昇継続の可能性もあり、いったん調整が入って再度上昇するようなら買いで考えたい。
ポンドドルは基本ドル高の可能性。
- 大きくは下落が続く相場になると見ていますが、強い下落のための調整があるかもしれませんのでそちらは注意しておきたい。
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