2018.7.6|ドル円・ユーロドル相場解説

市場関係者は米中貿易戦争の今後の展開や相場への影響度を見極めかねています。

米中貿易摩擦の激化は金融政策の正常化を進める米連邦準備制度理事会(FRB)の運営にも影響を及ぼす可能性があり、米政権が対中関税を巡り打ち出す次の一手に注目が集まっています。

また本日は21:30分から米雇用統計もあるので、気を付けておきたいです。

それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とユーロドルを見ていきます。

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目次

2018.7.6 相場解説動画

現在の重要ポイント

  1. ドル円短期上昇の可能性もあり。
  2. ユーロドルは現状維持なら短期上昇の可能性。

ドル円のチャート分析

日足チャートから

日足では、レンジ継続中の相場です。

今日は21:30分から米雇用統計があるのでその発表次第では抜ける可能性もありますが、個人的にはまだレンジが続くかもしれないと考えています。

111円中盤から109円中盤の間での動きになっていて、これをどちらに抜けるかですが、相場がレンジを抜けるときの1つの傾向として、レンジ真ん中で支えられて高値安値を更新するときはレンジブレイクすることがあります。

現在はレンジ真ん中でサポートされて上で動いている可能性もあるので、時間足を落として奇麗なトレンドが出ていればそのまま上に抜けるかもしれません。

もし抜ければ114円台までは目先目指す可能性を見ています。

4時間足チャートでは目先どちらに動くか

4時間足では、111円台の高値から落ちたところでレンジを作っています。

昨日の時点では下落がメインかと見ていましたが、上も下もあり得る展開でどちらに動くかわかりません。

値幅としては下に動いてくれたほうが109円中盤まで下落の可能性があるので売りやすく、上に動く場合は111円中盤が上限と見ているのであまり値幅がなくトレードはしづらいと見ています。

1時間足チャートでは上昇の傾向がある

1時間足では、レンジが連なっている状況で上昇の可能性が出ている展開ではあります。

上で書いた通りですが、上昇しても値幅が小さいのであまりトレードするメリットはないかなと見ているので、そうなったら基本様子見ですが、米雇用統計後にいい形があれば短期トレードも狙っていいかもしれません。

反対に下落するようなら来週から売りを見たいので、まだトレードしやすい展開になるかもしれないと見ています。

とりあえずは21:30分の米雇用統計が終わってからの相場を見て判断していきたいです。

ユーロドルのチャート分析

週足チャートから

週足では、1.15台がサポレジとして強く機能していて、ここより上で維持できるなら上昇継続の可能性、反対に下に落ちるようなら下落の可能性で見ています。

今の段階では勢いよく落ちてサポートに到達したところなので買いの反発が起きてもおかしくないですが、ここでレンジが出来るようだと下落方向が強くなるのではと見ています。

週足ではMAとローソク足の乖離も大きいので、いったんそれを埋めるまでは下落も上昇も起こりづらいかもしれません。

4時間足ではいったん上にブレイク

4時間足では、上からのトレンドラインが引ける相場だったのを上に越えています。

過去高値が効いて落とされる可能性もありますが、ここで粘るようなら上昇もあるかもしれません。

ただ上昇があったとしても週足の勢いのある下落をいったん埋める形になると見ていますので、強くトレンドが出るかというとまだわかりません。

上がった後に下がっていく可能性もあるので、それも考えてはおきたいです。

もう一つ気になるのは下からのトレンドラインの角度がきついので、角度がきついとそっち方向はブレイクしやすい傾向があります。

なので下にブレイクする可能性も考えてはおきたいところですし、スペースも感じるので落ちてもおかしくはありません。

1時間足では三角持ち合いをブレイク

1時間足では、アセンディングトライアングルという三角持ち合いのパターンを上に越えています。

レジスタンスが水平線に対して、サポートがトレンドラインで徐々に切り上げる展開は、大きな流れがダウントレンドでなければ上に越えるパターンになりますのでそういう展開になったという状況です。

ただ大きな時間足ではレンジになってるところで、上には越えましたがそのまま上昇があるのかは微妙です。

逆相関のドル円が上側で動いていて、ドル円が上がるとユーロドルは下がるのが普段の展開ですが、そうなっていないとトレンドがあまり強くない可能性があるので、トレードできても短期で考えておきたいです。

このまま画像の白水平線に支えられてレンジが出来るようなら短期の買い側で見ていきたいと思います。

今日の心しておきたいこと

決済は常に難しいものです。

決済もエントリーのように条件が整ったら決済すればいいだけですが、決済した後により相場が伸びていくこともあり、どうしたらよかったのかと後で悩むこともあります。

ただトータルで利益が出ていればいいわけで、1回2回でルールは変えずに一定期間、少なくとも1か月はそのままやってどうかというのを見たいです。

なので、「今行った決済は最高だった」と考えてその期間はやり続けるべきで、それでダメなら修正したらいいですし、良ければそのままでいいわけです。

未来はわからないので今ルールに従って最高の決済を行っていきましょう。

まとめ

ドル円は短期上昇がメインか、米雇用統計に注意。

重要ポイント
  1. 1時間足で上昇の傾向があり、111円中盤までの上昇があるかも。

ユーロドルは1時間足で現状キープなら短期上昇の可能性。

重要ポイント
  1. 1時間足で上にブレイクしたところで、現状キープできれば上昇の可能性があるが、トレンドラインを下にブレイクしたら下落の展開もあるかも。

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