欧州中央銀行(ECB)の政策担当者の一部は2019年12月まで利上げがないと市場で見込まれていることに神経をとがらせていると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしました。
金利判断はその時々の経済見通しに左右されるとしつつ、来年9月か10月の利上げが選択肢にあると語った。
市場の思惑より早々に利上げ検討がされれば欧州系通貨の上昇が反映されるかもしれません。
それでは本日の相場解説です。
本日はドル円とポンド円を見ていきます。
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目次
2018.7.5 相場解説動画
- ドル円下にレンジブレイクすれば最大109.30辺りまで短期下落の可能性。
- ポンド円は1時間足レンジブレイクを見届けてからトレード検討。
ドル円のチャート分析
日足チャートから
日足では、現在のところレンジ引き続きの相場です。
週足レジスタンスが上から降りてきていて、これを上に越えてこないと上昇は難しいところです。
もし上に越えれば114円台が直近の目標ですが、さらに上の118円台も今後考えてみていけるのではないかと思います。
ひとまず直近は111円中盤から109円台中盤でのレンジとなっていて、これをどちらにブレイクするかです。
上のブレイク目標は書いた通りですが、下にブレイクしても108円台でサポートされれば上昇の可能性はまだ残りますが、そこをさらに下回ってきたら大きな下落になるかもしれません。
ここでレンジが続くようなら引き続き上昇が強い目線と見ていて、レンジ真ん中以上で動くようならより強い可能性を考えて見ています。
4時間足ではレンジブレイクで下落の可能性
4時間足では、現在下がってきたところでレンジを作っている可能性があります。
もしかしたら上に越えていくかもしれませんが、そうなった場合は再度111円台中盤の壁が立ちはだかると見ています。
基本レンジ継続中で見ていますので、下がって109.30辺りまでという目標で売りを検討したいと見ています。
もし明確にレンジが見えてそのレンジを下にブレイクしたらしっかり売りを検討していきたいと思います。
1時間足ではブレイクで待ち
1時間足では、日足レンジ、4時間足下落の可能性と見ているので基本売りで見ていきたいです。
売れるパターンが出来ているかもしれませんので、今のレンジを下に抜ければしっかり売りを考えていきたいです。
フラッグのような形になっていてちょっと上に越えていますが、この上に越えた状況がダマシになって下がってくるようなら強い下落に繋がりやすいので、そうなったらレンジブレイクでの売りをトレードしていきたいです。
まだすぐエントリーできる状況ではないですし、自信があるパターンならレンジブレイク前からエントリーしますが、今の段階では特にそういう感じでもないので、しっかりブレイクするまで待ちたいと思います。
ポンド円のチャート分析
日足チャートから
日足では、重要なポイントに白線を引いていてこれを上に越えれば上昇の可能性で、それより以下であれば下落の可能性で見ています。
なので現在は売り方向でトレードを検討するゾーンですが、今のところ売れるようなパターンが整ってはいません。
今後の動き次第でトレードできそうなら売りで入っていきたいと見ています。
4時間足では現状は下落の可能性
4時間足では、日足で見ていた重要ポイント以下で左黄色丸のダブルトップのような形を作り、そこからさらに下落したところで右側黄色丸のレンジを作っています。
まだこの辺りでレンジを作るようなら下落継続の可能性もありますが、もし右側黄色丸のレンジをしっかり上に越えてくると上昇の目も考えられる相場になってきます。
相場としてはトレンドは下落だとわかりやすいですが、ここで上に越えてこられると日足下落ゾーンの上昇相場となって特に手が付けられる状況ではなくなるので基本様子見になります。
短期でトレードできる状況が揃ったらトレード検討したいですが、大きな流れのトレードはすぐは出来そうにないと見ています。
1時間足ではレンジブレイク待ち
1時間足では現在下からのトレンドラインと上値を抑えている水平線の間での動きとなっています。
このレンジをどちらかに越えてくると流れが出てくるかもしれませんが、これまで書いてきた通り基本売りのゾーンで見ていますので下に抜けたほうがトレードはしやすいかなと見ています。
まだ今のところはどちらに抜けるかわからないので、抜けるのを待っていますが抜けてすぐのトレードだとダマシになって負ける可能性があるので、抜けてからレンジや戻りが出来たらトレードを検討したいです。
今のところちょっと上に越えてきていますが、抜けた後の動きでチャンスを待ちたいです。
今日の心しておきたいこと
相場の未来を見ようとすることに意味はありません。
勝っているトレーダーが見ているのは過去から今の流れと形で、ここから上昇する可能性が高いのか、または下落する可能性が高いのか、メリットが見えないので様子見するかという選択肢です。
負けているトレーダーほど先を見ようと努力しますが、そのアプローチは違っていて先はいつまで経っても見えないので結局は現状の相場から確率的に高い可能性を選択するしかありません。
トレードは確率の世界なのでそれがわかると楽になります。
負けるときは負けるということです。
まとめ
ドル円はレンジブレイクで短期下落の可能性があり、最大109.30が目途。
- 1時間足でレンジブレイクの形を待ちたい、下がれば最大109.30辺りまでの下落の可能性。
ポンド円は目先上昇の可能性だが、日足は下落のゾーンなので短期買い検討。
- 1時間足で上にブレイクすればその後の形を待って短期買い、下に抜ければ素直に売りも考えていきたい。
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