この記事ではグランビルの法則について解説をしていきます。
グランビルの法則は8つの売買パターンから成り立っていて、有効な使い方が出来るものになっています。
これら8つのパターンの有効な活用方法と、そもそもグランビルの法則をどう使えば勝てるように利用できるか解説していきます。
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目次
【動画】グランビルの法則を分かりやすく解説
グランビルの法則を分かりやすく解説していきます
グランビルの法則とは
以前youtubeのコメント欄にて以下のようなご質問を頂きました。
こちらのご要望に沿って記事を書いていきます。
グランビルの法則はジョセフ・E・グランビルという方が考案した、移動平均線とローソク足の位置関係をトレードに使ったものになります。
移動平均線については別記事にて紹介していますので、そちらご参考にしてください。
移動平均線についての詳細はこちら
移動平均線は200SMAを基本としていますが、僕は20SMAや25SMAなどでいいと思います。
エントリーポイントについては、全部で8つの売買パターンから成り立ち、
・買いの4パターン
・売りの4パターン
で構成されています。
買いの4パータン
売りの4パターン
それぞれ数字を振っているところがトレードポイントになるというものです。
エントリーポイントの解説
買いのエントリーポイント解説
①・・・新規買いのポイントになります。移動平均線をブレイクすることによってトレンドが発生したと判断するポイントになります。
②・・・押し目買いのポイントになります。移動平均線が上昇中ということは、価格の平均が上がっているので、移動平均線の下に価格が割り込んでもアップトレンドが続くという判断から押し目買いのポイントになります。
③・・・第二押し目買いのポイントになります。上昇中の移動平均線がサポートになって再度価格の上昇が始まるポイントになります。
④・・・反転の買いポイントになります。下向きの移動平均線との乖離が大きく、その乖離を埋める動きを取りに行くポイントになります。
売りのエントリーポイント解説
①・・・新規売りのポイントになります。移動平均線をブレイクすることによってトレンドが発生したと判断するポイントになります。
②・・・戻り売りのポイントになります。移動平均線が下降中ということは、価格の平均が下がっているので、移動平均線の上に価格が割り込んでもダウントレンドが続くという判断から戻り売りのポイントになります。
③・・・第二戻り売りのポイントになります。下降中の移動平均線がレジスタンスになって再度価格の下落が始まるポイントになります。
④・・・反転の売りポイントになります。上向きの移動平均線との乖離が大きく、その乖離を埋める動きを取りに行くポイントになります。
以上のようなトレード理由になります。
グランビルの法則は勝てるのか?
グランビルでよく議論になるのが、グランビルの法則では勝てないというものです。
実際に僕もグランビルの法則を最初見た時に勝てる理由が分からなくて使っていませんでした。
②のポイントなんか、移動平均線を下回っているのにそこで買う理由が分からないし、
①にしてもなぜ移動平均線を上に超えて来たら買いと考えるのかもわかりませんでした。
ただそのルールを守るだけなら何となく出来るかもしれませんが、
全部のポイントに疑問があったので、やるべきではないなという判断からです。
ですが、これも使い方次第で有効に活用できます。
グランビルの法則はエントリーポイントとして使われがちですが、環境認識として捉えると有効です。
そちら解説していきます。
環境認識としてのグランビル
環境認識としてのグランビルを解説します。
環境認識
①・・・移動平均線を超えてきたのでアップトレンドの可能性。ただし移動平均線がそれまでにサポレジとして機能してなければ、①とは判断できない。
②・・・①の前提条件がありきで、移動平均線を下に抜けてもアップ継続の可能性と見れる。追加条件としては①前の底値からの安値切り上げを確認したい。
③・・・①の前提条件がありきで、移動平均線から反発したらトレード可能、ヒゲで抜けるのは許容範囲。
④・・・移動平均線との乖離を見て判断。追加条件としてサポートが強いかどうかを確認したい。
以上のようになります。
で、根本的な根拠が理解できていれば、僕であれば以下のような捉え方になります。
笹田流、環境認識
①・・・強いサポートに当たって逆三尊を超えてきたのでアップトレンドの可能性。
②・・・①のポイント形成後に押し目が発生してサポレジ転換となっているので、アップトレンド継続の可能性。
③・・・②のポイントがあるレンジがサポレジ転換として働いて、押し目買いの可能性。
④・・・過去の重要なサポートに当たっているので反転の可能性。
というように認識します。
サポレジ転換についての詳細はこちら
結局そうなるとグランビルは必要なくなりますが、移動平均線がサポレジとして機能していれば環境認識としては使えますので、覚えておいて損はありません。
エントリーの仕方については、その後にそれぞれの条件が整えばエントリーで問題ありません。
まとめ
グランビルの法則はエントリーとして使うのではなく、環境認識としてなら使えるという話でした。
おそらくグランビルの法則は勝てないという人は、エントリーポイントとして捉えられていると思います。
実際にそれでは根拠が薄く、僕も勝てないと思います。
なので、環境認識としてぜひ使ってみてください。
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