ボラティリティというのはどれだけ変動しているか。
変動幅や変動率という言葉で表現できますが、
どのようにボラティリティを実際のトレードで活用しているかを書いていきます。
ボラティリティを知ると仕掛けるポイントや手法の精度が良くなるので、
追求していきましょう。
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目次
ボラティリティの使い方
ボラティリティについて考えてみよう
以前にもボラティリティについての記事を書きましたが、
そちらよりはもっと実践的な話を書いていきます。
以前の記事はこちら
ボラティリティは変動率が一番当てはまるという話を以前に書きましたが、
相場の動きというのは資金の投入があって初めて動きます。
それと連動してボラティリティが発生するということですが、
この相場を動かすほどの資金を投入しているのは個人トレーダーではなく、
間違いなくファンドや銀行などの大口トレーダーです。
また政府の介入や商社の取引もそれに当たります。
こういう人たちの資金の投入があってボラティリティが出てくるので、
そういう筋からインサイダー情報が得られれば爆益ということになります。
けれど、それを得られる情報源はないので、
じゃあそのボラティリティが発生した後に追随するのが合理的な考え方になります。
ボラティリティ発生の第一陣:大口の仕掛け
ボラティリティ発生の第二陣:大口の仕掛けに乗る勝ちトレーダー
そして第三陣になるとどういうことかというと、
明らかに相場が動いている、ボラティリティが高くなっているところで乗ってくるトレーダーです。
基本的にトレンドの終わりになるので、飛び乗って反転を喰らう負けトレーダーと、
逆に仕掛ける大口トレーダーが存在します。
つまり、ボラティリティには段階があって
1、ボラティリティが拡大する前
2、ボラティリティが拡大している時
3、ボラティリティの拡大が終わる
この3つの段階があるという認識です。
ボラティリティは時間足によって変わる
どこで仕掛けるのかをしっかり決めて、それ以外のところではトレードしないとするのがいいです。
基本的にはボラティリティが拡大している時ですね。
ここで優位性のある状況になったらトレードをしていくという考え方です。
そこでマルチタイムフレーム分析が有効になります。
大きい時間足で大口の仕掛けが発生してトレンドが出ている時に、
時間足を落とすと一旦戻りを作ってこれからまた大きい時間足の流れに従う動きをしたときに仕掛ける
というやり方です。
大きい時間足ではボラティリティが拡大しているときでも、
小さい時間足にするとボラティリティが小さくなっている場合や逆方向に軽くボラティリティが発生している時があります。
そういう状態はレンジ相場や調整相場になっている可能性がある
ということです。
その相場をブレイクすると、また大きい時間足の方へボラティリティが拡大する可能性があるので、
そこが狙い目です。
![ユーロドル EURUSD](https://trade-academia.net/wp-content/uploads/2018/12/2018-12-26_11h07_52-1024x599.png)
例えば上の画像はユーロドル4時間足で大口の仕掛けが入ってダウが出来上がったところで、
一旦レンジや調整を待ちます。
矢印のところで一旦調整が起こっている状態です。
![ユーロドル EURUSD](https://trade-academia.net/wp-content/uploads/2018/12/2018-12-26_11h10_01-1024x599.png)
こちらはその調整場面を時間足を落として15分足で表示しています。
丸で囲った部分が赤矢印の調整局面ですが、大きな時間足とは反対方向に軽くボラティリティが発生しています。
この調整局面が終われば、また大きな時間足の方向へボラティリティが発生するので、
そこで仕掛けるというやり方ですね。
上昇へのボラティリティが+
下落へのボラティリティが-
とすると
大きい時間足が+のボラティリティの時に、
小さい時間足が-のボラティリティになっていたらチャンス
となります。
ボラティリティが発生するのはどこか
大きい時間足でボラティリティが発生するという前提、
言い換えるととトレンドが発生するという前提のもと小さい時間足でエントリーをするので、
どこからがそうなっていくのかを考えるとエントリーポイントが見えてきます。
ここまでで書いてきたとおり、ボラティリティが発生するということは資金の流入がある
ということです。
その資金の動きが発生するのは、主要な高値安値をブレイクするポイントになります。
理由は損切り注文がそこに入っているからです。
新規の注文も入っていますが、損切りを巻き込むと相場は大きく動くのでそこでエントリーを出来ると、
ボラティリティが発生する、トレンドが発生するタイミングでトレードをすることが出来ます。
![ユーロドル EURUSD](https://trade-academia.net/wp-content/uploads/2018/12/2018-12-26_14h27_10-1024x599.png)
上の画像でいくと赤丸のダブルボトムのネックラインとなる高値を超えたポイントからになります。
ダブルボトムが分かりづらければダウの高値更新でも構いません。
相場の反転時は取引が活発になり、チャートがハッキリ動くことが多いので、
これまでのダラダラしたダウの動きから赤丸のダブルボトムではハッキリ高値安値が見えるので、
それを超えてからトレードになります。
他にも判断材料があるといいので、それに関しては以下記事をご参考にしてください。
まとめ
ボラティリティの観点から相場の仕掛け方について書きました。
やはりまず心がけておきたいのは、
勝ちトレーダーはボラティリティが明らかに発生している場面で仕掛けることはあまりありません。
そこで仕掛けてしまうと損大利小になるのでメリットがないためです。
それだけ勝率で稼げたらいいと言えばいいですが、
それをやり続けるのもしんどいですね。
以前バルサラの破産確率を紹介しましたが、勝率確保でずっとやっていくのはなかなか厳しいです。
なので、多少勝率を下げても利益率を取にいくスタイルが精神的に楽になるので、
そちらを念頭に置きながらトレードを取り組んでいきましょう。
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